フリースタイルダンジョン新規のにっき

最近「フリースタイルダンジョン」というテレビ朝日の深夜番組を楽しく見ています。
「フリースタイルダンジョン」とは、挑戦者の若手ラッパーを5人のモンスターポジションのラッパーが迎え撃ち、モンスターを全員が同じ倒したら100万円(開始当初は50万円)ゲットザマネーできるという番組です。かなり雑に説明してるので、youtubeで全話公式にアップロードされているので、そっちを見てもらったほうが早い。個人的には1話から順番に見てほしいです。最近できたAmebaとテレ朝のインターネットTVでも見れるそうです。

【前提】わたしとヒップホップ・日本語ラップ

この日記のタイトルのとおり、わたしは人生の大半をビジュアル系を聴いて過ごしています。
「ビジュアル系は音楽ジャンルではない、それ故に自由なジャンルだ」とはよく言われますし、わたしもそう思っています。とはいえ、本格的にヒップホップを取り入れたバンドはほぼいません(たぶん)。ぱっと思い浮かぶ限りですと、NIGHTMAREのルカさんのソロプロジェクトThe LEGENDARY SIX NINEでは過去にラッパーのTWGIYさんをゲストに迎えるという試みがなされていたくらいでしょうか(あとLUNA SEAも過去にDJクラッシュがレコーディングに参加したり、SUGIZOさんのソロはクラブミュージック寄りだと思っています)。

なので、わたしはあんまり日本語ラップはおろか、ヒップホップ、クラブミュージックにも馴染みがないわけです(あくまでわたしは、という話なので、すべてのV系ファンがヒップホップに縁がない、親和性がないというわけではないです)。
多分唯一行ったことあるのがヒルクライムのライブなんですが、それを知り合い数人に言ったら「あれはJ-POP」的な反応をいただきました。なるほど…(いわんとしてることはわからんでもない)。でもライブで聴いた「押韻見聞録」が、多分「ラップの流れるような言葉を聴いてて耳が気持ちが良い」って思った初体験だったと思います。公式動画がなかったので、続のほうですがこういうやつです。っていうか今のHilcrhymeのライブ、ペンライトあるのか…。


あとはライムスター宇多丸さんのラジオは会社員時代によく聴いていました。とはいえ、「文筆家・ラジオパーソナリティー」としてファンであって、「マニフェスト」とか聞いてみたけど当時はピンとこなかったんですよね。今聴いたら多分印象がちがうかもしれませんが。

あとクローズぽいこのPVは好きでよく見てました。曲もかっこいいですよね。

つまりまあ、ミュージシャンや曲単位に興味があっても、「シーン全体まで把握しよう」というまでの食指は動かなかったわけです。

「フリースタイルダンジョン」は門外漢にもわかりやすかったんですよ

フリースタイルダンジョンを見るようになって、出演者のひとのCDや自伝、出ている雑誌やWEBインタビュー記事を積極的に読むようになりました。

※ここでいう「引き受ける」とは、オファーを受けるという意味ではなく、「お茶の間に対して色眼鏡でみられる可能性を考えても、そう振る舞う」みたいな意味だと思ってください(わかりにくいなーオイ)

YouTubeに全編公式にアップロードされている(音楽番組としてはそうとうレアな状況では…?)ので、サクサク見ることができました。雑誌「WOOFIN'」の日本のヒップホップ特集のインタビューでオーガナイザーのZeebraさんが「ラップ版SASUKE」をイメージしていたと語っていて、なるほどなあと思いました。
個人的には「ほこ×たて」っぽいなあとも思いました(わたしは「FSD」においては日本タングステンの金属と同じ目線でR-指定さんをみています)。だから金属のことを知らなくても「ほこ×たて」がおもしろかったように、バトルをお茶の間に向けて「魅せる」方向に振ったつくりになっているというか。あと出演者の人となりが映像で説明されているので「どんなのひとなのか」がわかりやすいじゃないですか、わたしはわりと「人となりやキャラクター」と音楽を結びつけがちなタイプなので、そういう説明をされると、その後音源を買う動機も増えるんですよ。

そしてKindleで売っていた、モンスターの漢さんの自伝「ヒップホップドリーム」を読んだりました。
ヒップホップのことはよくわからないのですが、わりと法に接触するようなことも書いてあったので、「そういうこと」には番組内では触れない、臭わでないというやり方は、正しいなあと思いました。

以前(https://note.mu/vkeisukisuki/n/nbddae703fa02)の記事

でも書いたように、「わかりやすさ」とは「洗練されている」ということでもあります。最優先するべき、「なにを伝えるべきなのか」という作り手や出演者がみんな一致している雰囲気が伝わってくるというか(なんか本とか読んだら出演者の間でも良くも悪くも色々な関係があるっぽいというのはなんとなくわかりました、でもそこで「アイツが出るなら俺出ない!」にはならないんですよね。それが番組の幅にも繋がっていると思いますし)。

あと最初のエンディングテーマもよかったですよね。オタクの人がこの番組にハマったのって、EDの良さの影響もあると思う。難しいヒップホップ用語も使われてないし世界観がダンジョンだから「わかりやすい」。

そして

とりあえず出演者の方の音源を買ったり(ドタマさんの「ニューアルバム」は歌詞がいいなあと思いました)、有名なMCバトルのイベントのチケットも買ってみました。んで、先日クリーピーナッツのライブにも行ったのですが、やはりそこでも「わかりやすさ」が感じられたというか、敷居を意図的に低く設定しているように思いました。演奏中の動きの指南とかも笑いを交えていていて、「ゴールデンボンバーかよ〜?」ってなったくらいでした。そういうのがかっこ悪いという向きもあるかもしれませんが、わたしはかっこいいなと思いました。

あとさっきも書いたけど「WOOFIN'」のヒップホップ特集は初心者にもわかりやすい、「今このシーンで何が起きているのか」がわかる良い特集でした。マジでダンジョン地図みたいな感じで勉強になりました。電子書籍もあるとおもうのでぜひバックナンバーをチェックしてみてください。

http://www.amazon.co.jp/dp/B01BD1KOB4/


(おしまい)





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寝言コラム

ビジュアル系に纏わる個人的な寝言
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