本日の記事：
「メルセデスがベトナムで競合他社を圧倒」
原題：
" Mercedes soars above competitors in Vietnam "

記事リンク：https://e.vnexpress.net/news/data-speaks/mercedes-soars-above-competitors-in-vietnam-4596462.html

【本日のポイント】

（１）ベトナムの高級会社の販売台数でメルセデスベンツが圧倒的な首位

（２）2位のレクサスと5倍の差をつける圧倒的販売実績は、ベトナム自国組立の価格的優位とラインナップの豊富さが主要因と記事では分析

（３）ボルボやポルシェなどもここ数年、大きく販売台数を伸ばしており、ベトナムの高級車市場の競争が熱くなってきている
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【解説】

アジアゲートベトナム代表の豊田です。

さて、今日の記事について。

ベトナムの高級車部門の2022年の販売数でメルセデス・ベンツがここ4年間、市場占有率６０％と競合他社を圧倒しているそうです。

台数的には7925台と2位のレクサス1568台の5倍くらい売り上げております。

圧倒的、ですね。

2022年以前、メルセデス・ベンツはベトナムに組立工場を持つ唯一の自動車ブランドだったそうで輸入税の負担が大きいベトナムでは競合他社に対して価格面で圧倒的優位に立つことができたのが大きな要因と思われます。

2位レクサスを追いかける3位のボルボは2019年から2022年にかけて販売数を急激に伸ばしております。

ちょっとメルセデス・ベンツ以外の違いがわかりやすいグラフにしましたが、確かにボルボとポルシェが「グイーン」と伸びてますね。

ボルボはマレーシアでも製造しているそうで2016年にベトナムに進出した最後発の高級自動車メーカーであるにもかかわらず、手頃な価格で伸びてるそうです。

参考までに2022年度の日本での外国メーカー車販売数を見るとやはり1位はメルセデスベンツで5万台以上ですからベトナムの6倍強くらいですかね。

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2022年の外国メーカー車販売、10年ぶり25万台割れ 部品不足や車両輸送混乱が響く ブランド順位はメルセデス・ベンツ、VW、BMW

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ハノイもホーチミンも都市部の交通渋滞がひどいことになっていて、車の販売数に影響がないのかなぁ、、と思うんですが、まぁ、こういう種類の車は実用性よりもステータスみたいなところあるので、あまり影響ないんですかね。

以上 豊田英司
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