MBTI診断はキャラクターのなりきり

随分と尖ったタイトルになってしまった。

勘違いして欲しくないのはmbtiに否定的な感情では無いということ。
まとめると面白いと感じた話題に乗ってみたって話。是非最後まで読んで貰えたらと思う。

mbtiに興味をもち8つの心理機能を学んだ。

だがmbtiは8つ心理機能のうち4つしか序列がつけられていない。
そして得意とする機能の順番は、必ずしもmbtiに定められている心理機能の順番になるとは限らない。

心理機能を学習している間に薄々思っていたことがある。

本当の自己分析とは___
既存の型に自分をはめるのではなく、心理学を学問として学んだ上でじゃあ自分はどういう人間なのかをそこから初めて分析すること
なのではないか。

既に用意されている数択の回答からボタンを押してポンッと出た結果で自己分析した気になっている。
お手軽な取扱説明代行。
自分で名乗るならまだしも、この手の話題は主語がでかくなったり他人への決めつけにも繋がる。

mbtiを嫌う人の理由には頷けてしまうね。

そんな印象からmbtiは少し精度のある血液型占いと同じものだと思っている。

そもそも“診断”というものがキャラクターのなりきりを催促している気がする。

ちなみに自分は心理テストに不向きな方だ。

過去の記憶や心理傾向、自身の感情が鈍い私からしてみれば、実際そうならないと分からない場面や、時と場合によるといった自信を持てない回答が多い。
その場合をイメージしながら回答するのに相当疲れてしまうからだ。

毎度結果が違ったり自身とかけ離れている結果も多かった。信憑性は低いものだと思っている。
もちろん結果を真に受けてはいない。

mbtiはポケモンに例えて言うと、はがねタイプとかでんきタイプとか大きな1括り的な感じ。
もつタイプごとの元素反応もあったり、相性もあったりする。
MBTIはポケモンの属性と同じだよ。

尖った性格でも他タイプへのドデカ偏見でも、自己分析という長い診断を経た同士は心が通じやすい。
だから盛り上がるし、強気に自分の(タイプの)取扱説明書も書ける。
社会や人間関係で上手く行かない欠点すら1キャラクターにすれば愛されるし自分も自分のことを認めて愛すことができる。

既に用意されているガワに自分が入り込んだものを“自分自身”と言うべきではないのだろうけど、自身を俯瞰して面白く扱えることにメリットはあるんだろうな。

MBTIに付随する心理機能もしっかり見ると、MBTIは本当に大雑把ということを実感する。
そんでMBTIの型はめは、誤解釈がすごい多い。
心理機能も説明文に書くべきでは。
けど分かりやすく落とし込みやすいっていうのが売りだからここまで盛り上がったんだろうな。

自分のことを分かった気になられるのが好きでは無い。
○○が似合う話、なら楽しく聞いてられるのだが、自身の領域に踏み込んできたと思ったら型にはめだす押し売りに嫌気があった。

いざ調べてみると噛み合わない部分がある→もどかしい→徹底的に調べてスッキリしよう→大多数が踏み込まない領域にまで来てしまった。

MBTIは嫌いではないよ。決めつけられるのが気分悪いだけで、面白いと思っている。
中身がどう言う仕組みになっているのかを理解してからMBTIで遊ぶようにしようと思う。

界隈で盛り上がっている分には問題ない。
実際、リアルにいる人をキャラクターで見ると二次創作してるみたいで面白いしね。

MBTIを知らない人、決めつけられるのが苦手な人に強要しては行けない。
その人の予想タイプは本人に言わず裏でやるのがマスト。

ちなみに僕のタイプはSPタイプ
詳しくは後の記事で話そうと思う。

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