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違和感を無視したら、洗面所が水浸しになってしまった話

3か月に一度くらいの頻度で洗濯機の槽洗浄をしている。
洗濯槽の外側まで洗うためには、洗浄中は排水ホースを上向きに上げておく必要がある。

洗濯機取り扱い説明書より

この取り扱い説明書のように、排水ホースをただ単純に上にあげるだけならあまり大変な作業ではない。しかし、我が家の排水ホースは洗濯機の真下から出ているので一度それを外して、この槽洗浄のときのみ使用する延長ホースにつなぎ直してから上にあげなければならない。

つなぐとき、何だか違和感を覚える。
あれ?これであってる?なんか変?
ま、いいか。

よくなかった。
全然よくなかった。
ホースのつなぎ方、少しもあっていなかった。

外出から帰ってきた夫が慌てたようすで私の部屋をノックする。
「洗面所が水浸しになってるよっ」

やばっ

あの違和感。やっぱり、なにか違ってた。
洗面所の引き戸を開けると水が波打っていた。
ホースのつなぎ目から、水がなかなかの勢いで溢れ出ている。

やってしまった

ホースをつなぐところ、指で例えるなら、第一関節でつなぐべきところを第二関節でつないでしまったのが原因。何度もやっていることなのに、久しぶりだとあれ?となる。違和感があったなら確認すればよいものを、まあ、ホースきっちり押し込んだから大丈夫なんて楽観的に考えてしまった。

おかげで予定になかった洗面所の大掃除は、本日終了した。床はもちろん防水バンも巾木の上のほこりもきれいに拭き取られぴかぴかになった。勢いづいて小物を入れている棚などもきれいにして、今日の洗面所ならお客さまを招き入れても恥ずかしくないくらい綺麗だ。

綺麗になった洗面所をでるとき、洗濯ものを入れる籠製の収納ボックスを見ると、丸まった状態の水にぬれた夫の靴下が入っていた。洗面所の戸を開けて、一歩足を踏み入れて濡れたのだろう。

最近履いている冬用のスリッパで足を踏み入れていたらもっと酷いことになっていただろう。もっふもっふの毛がどれだけの水を吸い上げていたことか。

事実のみ冷静に伝えてくれた夫に感謝だ。

ありがとう。
気をつけます!



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