骨にまつわる話 3選
今日も「骨」の話です。
猫またぎ
夫が焼き魚を食べるとき、それはそれはきれいに食べる。食べ終わった後の骨は、まさに猫もまたぐほどのきれいさだ。
お皿に残った骨は、ちょうど漫画などにでてくる「ザ・魚の骨」という感じだ。
サンマの場合、小骨が残されていないので、「小骨は?」と聞くと、「食べた」と涼しい顔で答える。日頃ビールとワインのおつまみにナッツ類を好んで食べているせいで、強靭なかみ砕き力を持っているようだ。前世は何だったのだろう。
胃カメラを飲んだ次男
次男が小学生の頃、「魚の骨がのどに刺さってとれない」と言って騒ぎ始めた。夫が夜間救急病院へ連れて行った。
結果から言うと、病院へ行く道中で骨は取れていた模様。
けれども、痛みを訴える次男にお医者様は、「じゃ、カメラを入れて大丈夫かどうかちゃんと見てみようね」と言って、鼻から?口から?(忘れてしまったけど)胃カメラ挿入。次男泣かずにガマン。
行きは涙目で病院へ。帰りは、胃カメラ検査を泣かずにやり終え、褒められて、なんだかホクホク顔の次男。
以来、彼の魚の食べ方はとても慎重かつ小骨まわりはほとんど残すという、あまりきれいな食べ方ではなくなった。
骨まで安心して食べられるように圧力鍋を買ったのはその頃だったと記憶している。
骨壺
父方の祖母は、身長はさほど高くなく、明治生まれの小柄な印象の人だった。ただ、骨は随分と丈夫だったようで、骨粗鬆症とは無縁の立派な骨の持ち主だった。
亡くなった時、あまりに骨が立派で、もろくないために骨が骨壺に入りきらず大変だったらしい。火葬場の人にも驚かれたらしい。
隔世遺伝できっと私の骨も立派な気がする。鎖骨はつかめるほど浮き出ているし、手首の骨の突起もすごく目立つ。骨格診断はおそらく「ナチュラルタイプ」だと勝手に思っている。
骨壺は大き目のを用意してもらおう。
3日連続で骨の話でした。なんか、お腹いっぱいですね(笑)
最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。
ではまた、次のnoteでお会いしましょう。
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