見出し画像

三脚のセッティング

さっき呟いた【写真のリテラシー】の続き。w

たとえば、、三脚のセッティング。

プロだと三脚の据える位置と高さは見当つけてて、その上で三脚をセットする。セットしてファインダーを覗いてみて、「ちょっと上(下)だったなぁ、、」って時に、どっかで紹介してる〝三脚のセッティング方〟なんつーのだと脚を伸縮させて、、なんて事はしない。

その手の撮影のプロは予めセンター・ポールを半分伸ばした状態がデフォ(最初の高さ)。そーすっと「ちょっと上(下)だったなぁ、、」ってなってもセンター・ポールを上げ下げするだけで済むってこと。

文字にすっと解りづらいよねぇ、、w

そもそも的な話として、センター・ポールを伸ばしたり、細い脚を伸ばして使うと、それだけ安定度が犠牲になるっぅ説明がアチコチであるだろうけどそれは間違いない。

けど、プロは細い脚やセンター・ポールを伸ばして使っても大丈夫な強度の足りている三脚を選んでいるから問題ない訳。

ただし、優先順位が、アングルの変更が少ない、上げ下げする時間的な余裕もある、しっかりと画質の良いデータを残す、、ってコトならより高強度を保つセッティングにしない理由はないよね。

 *

トップ画像は大学卒業式の袴姿の記念撮影現場。

ソコに据えてある三脚はかなり高強度で安定度は抜群のもの。で、センター・ポールは前述のように真ん中くらいにセットしてある。

なんで袴姿の記念写真なのに、、って思うかもしれないけれど、大学の袴姿の記念写真だと尚更にセンター・ポールのセットは真ん中にする。被写体になる卒業生の皆さんたち、身長同じじゃないでしょ。

凄く大きいスタジオ・スペースがあれば長焦点レンズを使って撮れるから、アングルの傾きで生まれるパースも出にくい。だけど画像のような限られた条件の中で標準ズームくらいの焦点距離で撮ると強めにパースが付いちゃう。

なので、被写体になる卒業生の皆さんの身長に合わせて、カメラ位置を上げ下げすることで、より美しい姿のポートレートを残すっぅことなの。
 
 *
 
ココまでで〝三脚のセッティング〟っぅのの半分くらいか⁉︎w

ありがとうございます。励みになります。m(_ _)m