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自由で柔らかい心を持っていたいといつも思う。
見せかけではなく本質的に。

個性的なルックスや突拍子も無い行動力とかとは全く異なり、
精神的な自由さというもの。

これは実は生半可なものではないよね。
本当に全身全霊で自由な精神の人って実はあまりいないように感じる。。

人によっては「この部分は自由だけれど、ここについては頭固い」
ということも多々あるし。


どうしたら自由で柔らかい心を持っていられるかといえば、
『違いを認めて否定をしない』を実践することだと思う。

個人はもちろん、社会やその世界の常識を超え、
国の持つルールや慣習さえも超えて
違いを絶対的に認めることだ。

幸いなことに仕事柄様々な年齢層や職業の方と接する機会が多く、
「え?!そんな風に捉えるのね?!」と驚くことも時々あるけれど
その違いが最も感じられるのはやっぱり夫との生活。

今ままで生きてきた環境や背景が全く異なる
赤の他人同士が一緒に過ごす結婚生活は、
国際結婚に限らず違いが浮き彫りにになり、
人生の大きな学びの場だと感じてる。

でも国際結婚や国際恋愛の違いって
全くもって想定外のものも多くて。
とくにブラジルなんて何もかも日本と違う。

先日もポルトガル語の先生とこの話題になり大笑い。

「ちょっと違う国ならまだいい。
でもブラジルと日本は180度違うー!!」
と先生は叫ばれて(笑)

来日当初はほんとうに苦労されたそう。
でもご自身は日系人の血が入っているので
まだその土台があるかもしれないけれど
そうではない友人はもっと大変だった、とも仰ってて、
夫の苦労がしのばれた(汗)

夫とは、
「うっそ、ここでその反応?」とかも
「え、その冗談きつくね?」とかも
(ブラジル人は身体的特徴を平気で冗談にする、「ハゲ」とか)
しょっちゅうある。

価値観の違い、というよりは
もっと些細な細かいもの。

昔は、
「ここは日本だしある程度日本の感覚を理解してもらいたい」
と思っていたり、
「そうじゃないと日本で大変だよ!」
みたいに親切心と言う名の忠告をしていたこともあった。
でもそれってナンセンスだなって思うようになってきた。

だって彼はブラジル人であり、
そのアイデンティティは絶対否定できない。
それに、別にこちらが正しいわけでもなんでもないものね。

それより、
まずは認めて理解する。
でも、それがここで(この場合日本で)
不利になったり困ったことに陥りそうなら、
その可能性やリスクを伝えて彼にどうするかを選んでもらえばいいだけのはなし。

これってどんな人間関係でも、
たとえば子育てにおいてでも
大事な視点だなあ、と思ってる。

元々うちは超ラブラブながらも
お互い短気な上に私がうるさかったので
小さな言い合いなどはしょっちゅうだったけれど、
こんな風に考えるようになってそれもだいぶ減ってきた。

また、コーラスユニットSOSからも学ぶこと多し。
子育てや心理学など学びの多いSayoは絶対相手を否定しない。
子供たちを尊重し続け周囲から相談の絶えない人間性を持ってる。

そしてうちのセンターKAJIKがこれまたすごい。
人と違いすぎるw

「まさかこれは言うまでもなくやらないよね、、」
と思っていたことも
「これでやったけど平気だよね〜🎵」ってきたりして
ひっくり返りそうになる(笑)

多分普通のコミュニティなら
「ありえない!!」(げきおこ)
みたいなことも今このさん人だと
「さすがKAJIK」(苦笑)で終了。

昔の私はイラっとしてたかもしれないけれど
ほんと学ばせてもらってる^^

相手を否定せず違いを認める。
そして自由で柔らかい心を養っていく。
そのためには最高の環境にいるな、私。

でも、元来人はそれぞれ全く違う個性を持ってるわけだし
育ってきた環境も生きてきた背景も様々。

人と一緒に生きている限り、その学びの場はどこにでもあるよね。

常にその気持ちを持っていたいな。
一生のテーマです。

追記
昨日この記事をアップしたあと、
自分のfacebookの投稿にとあるコメントが。

こちらの意図したものとは全く異なる受け取りがあったわけだけれど、被災者の方からだったし、タイミングが悪くなったとは言え配慮が足らなかったと反省して謝罪しました。

相手にとっては言い訳に過ぎないだろうけど
全ての人を気に入らせることもできない。
意図せずともこのような解釈になる場合もある、と学ばせてもらいました。
こういうのはSNSの怖いところかとしれない。

今回のコメントは全く想定外だったけれど、募金を募るものだし、それなりの覚悟を持って私も投稿したもの。
受け止め次に生かそうと思います。
2019.9.20.9:40

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