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なぜ声優になるのか

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声優になりたい人はごまんといます。

その中で、目指す人の大半が軽視してしまいがちな、疎かにしてはいけない大切な事柄があります。



それは、

何故あなたが
声優になりたいのかという動機です。



あなたが目指す動機は

・アニメに出たい
・ちやほやされたい
・有名になりたい

など、色々あると思います。



ですが正直、声優以外にも
楽しくて、良い職業はいくらでもあります。


声優は役者という大きな括り、
カテゴライズの中の1つです。


役者のカテゴリの中には他に

・俳優
・女優
・舞台役者
・劇団員
・タレント

など、たくさんジャンルがあります。



アイドルや、歌手なども
上に含まれるかもしれません。




なぜ、声優でなければいけないんですか?



この質問を受けて、
あなたは何と答えるでしょうか。





実は、この回答の内容には
そんなに意味はありません。


ここまで言っておいてなんですが、
目指す動機なんて正直何でもいいんです。


ただ一番重要なのは、
あなたが本心から納得して
声優を目指せているかどうかの問題なんです。


自分の中で決めたその動機が
あなたの中で深く、強く根付いていればいるほど、声優への道は近づきます。


強い動機は、
あなたの日々のモチベーションに
そのまま影響するからです。



声優は甘い職業ではありません。
ギャラも決して良くありません。
仕事はいつも来るわけではありません。


声優は「サラリーマン」ではないので、毎月決まった収入が得られるわけではありません。


そんな生計が不安定な職業を
なぜ、あなたはわざわざ目指すのか。


そこには、圧倒的に強い動機、
「声優の仕事が本当に好きで仕方がない。」
という想いが必要不可欠です。


好きでなければ、
続けていけないんです。


それをあなたは持っているはずです。



あなたが今、何歳かにもよりますが、
もし十代、二十代の方であれば
まだ親に養ってもらっているかもしれません。


そんな中で将来の生計をどうするか
というイメージは湧きづらいかもしれません。



ですが、いずれその時はやって来ます。


あなたが普段住んでいる家も、
食べている物も、
着ている服も、
食器も、
洗剤も、
トイレも、
漫画も、
TVも、
学校も、
教科書も、


全てお金がかかっています。

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あなたの親が全て買い揃えて、
用意してくれたものです。


お金を稼ぎ、
生計を立てていく、ということは
実はとても大変なことです。


声優を目指すなら、
あなたの中で揺らぐことのない、
絶対的な理由を持ってください。


理由が漠然としている状態では
声優として生きていけません。


あなた自身の声優を目指す動機を
もっと深掘ってみてください。



▼「目指す理由=目的」が無い人は声優になれない。



逆に理由と向かい合うことで、
目指す理由が分からなくなったり、
うまく定まらなくなって来ることもあるかもしれません。


そんな時は
未来に目を向けてみてください。


声優になった時、
あなたはどんな生活をし、
日々を過ごしているのでしょうか。



どんな場所に住んで、
どんな服を着て、
どんな食べ物を食べて、
どんな人たちと付き合い、
仕事が無い日はどのように暮らしているのか。



想像を膨らませてください。



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声優になって、
何をしたいのかを考えてください。



理由は、そのまま
あなたの目標に変わります。



目指す理由がこの、
「目標」になっていなければ
声優になることは難しいと言えます。


なぜなら目標がなければ、
今、どのように行動して良いかが
定まらないからです。



例えば、あなたが学生で、
"数学の成績を上げたい"という
目標を立てたとします。


そこで、まず間違いなく
あなたは数学の勉強を始めるはずです。

ここで物理の勉強を始めたり、
国語の勉強を始める人はいないと思います。

少なからず数学にも共通する面はあるので
役立つ部分はあるかもしれませんが...w



目標が明確であればあるほど、
ゴールに向かうための道標を
発見できるようになります。



大切なことなので
何度でも言います。


道に迷わないためにまず、

声優を目指す理由、
目標を明確に持ってください。



それがあなたを
最大限に突き動かす原動力、
活力に変わります。


そして更にできるなら


頭の中で考えるだけではなく、
紙に書き出してみてください。


近くに紙が無いなら、
スマホのメモ帳アプリでも構いません。


書いて、それを眺めるのです。

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どうですか?


自然と、目指す場所に向けて、
歩み出す活力が湧いてきた気がしませんか?



目標は、ただ頭の中でぼんやり
考えているだけでは目標にはなりません。


人は形の見えない状態で
物事を考えると漠然とした不安に襲われます。

形が無いので、不安の正体は
いつまでもモヤがかかって分かりません。

そして放っておけば、
その不安が積み重なって"焦り"が生まれます。

物事がどんどん上手く回らなくなり、
目標に向かって進んでいるはずなのに、

気づけば前に一歩も
足を踏み出せなくなってしまいます。



文字に起こして、目で見て、

はっきりとあなた自身の目標を

"自覚"してください。



声優を夢見て養成所や専門学校に通う
大半の人が夢を叶えられないまま消えて行くのは、


何気ない日常の営みに追われていつしか

「目標=目指す理由」を忘れてしまうからです。



自分の中で揺るがない信念を育み、
常に目標を見失わないように努めてください。


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