須田郡司の石物語

巨石ハンター須田郡司の世界へようこそ! 

フォト霊(だま)師・イワクラフォトグラファー・巨石写真家
石の語りべ・巨石ハンターである須田郡司のこれまでの著書を紹介します。


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1999「VOICE OF STONE〜聖なる石と出会う旅」(新紀元社)
 聖なる場所には、必ずといっていいほど、人間によって崇められ、信仰されてきた石や岩が数多く残っている。聖なる石の発する「沈黙の声」に耳を傾けた写真集。
 初めてのフォト・エッセイ集が出版できることになったのは、同じ肉労バイト仲間のO氏の彼女が編集者だったからだ。ある時、彼女が「須田さんてどんな写真を撮っているの?」と聞かれ、これまで撮影した写真を見てもらうことになった。その頃のテーマは「聖地巡礼」で、国内では神社仏閣・山岳霊場、海外では古代遺跡や宗教施設などの聖地が多かった。「須田さんの写真て石が多いので、石の本を企画しましょう。」それから、あれよあれよと企画が通り、上梓することができた。

 帯文は、ミュージシャンで画家の原マスミさんに書いて頂く。「例えばある人が云う。ー嗚呼、今私は素晴らしく神々しい巨石の頂上に立っている!ーと。いやちがう。よく見たまえ。今あなたは、その巨石の上に置かれたあなたの長靴の中に立っているのだ。まず靴を脱ぎたまえ。それだけで、全く現金なくらいそれだけで、いくつかの物事についての突然の理解をあなたは得るはずである。石とはつまり、世界中に点々とちらばった天国のかけらであると、この写真集から知らされた。ーもっと石を!ー 原 マスミ・ミュージシャン」

この本から、自分自身の石物語はスタートした。


Truth In Fantasyビジュアル版「VOICE OF STONE〜聖なる石と出会う旅」著者:須田郡司、編集:浅香敦子・奥村展之、発行:高松謙二、株式会社新紀元社編集部、定価:本体1800円
CONTENTS
ABROAD 海外編
沈黙する先史の刻印・・・ケルト
生き残る太古の証・・・マダガスカル
太陽と石の邂逅・・・南米
海洋民族の記憶・・・ポリネシア
多いなる神々の鼓動・・・インドネシア
遥かなるシャングリラ・・・中国・チベット
過去と未来の共存・・・インド
JAPAN 日本遍
奥深き伝承の地・・・東北
天と地の絆・・・関東・甲信越
息づく神代の信仰・・・中部・近畿
古代からの啓示・・・中国・四国
未来への道標・・・九州・沖縄
160ページ、出版社:新紀元社、発売日:1999/07