181013ユニ朗ライヴVol

ユニ朗vol.2、無事終了!!

10月13日、ユニバーサル朗読ライヴvol.2、無事終了いたしました!!
おそくなりましたが、やっとご報告です。

vol1に引き続き、大勢の健常者・聴覚障害の方・手話関係の皆様にご来場いただいて、本当にありがとうございました。イベントが目白押しのこのシーズン、数ある中でもユニ朗を選んで足を運んで下さったこと、本当に嬉しいです。ちょっと楽屋裏の写真等も載せて、当日の事を解説しちゃいます。

席は前回同様、桟敷席を作りました。お尻が痛くならない様に、お座布2枚敷&背もたれクッション(ダイソー(笑))付き。


前回は私が司会、みつるさんが司会の手話も担当していましたが、今回は演者と司会者を分けました。司会はVoiceVoiceの水野有貴、手話は杉原さんです。ジュディオングみたいな衣装~(笑)。

表情豊かな高橋みつるさんの手話朗読。みつるさんの手話表現なくしては、「ユニバーサル朗読」は実現できませんでした!!

新作・東直子「ロージン」あぼともこメインで朗読。
「ロージン」は中学生の息子を残して病死した母親が、最後に息子の軟式野球の試合会場で「ロージンバック」に取り憑いて息子を見守る、という物語。ロージンというのは、滑り止めの粉の事です。
「ロージンに取り憑いたら、最後はなくなってしまって、本当にもう息子さんとはさよならですが、いいですか?」
と尋ねるとりつくしま係に、母親が
「いいんです。ずっとそばにいない方が、息子にとっても私にとってもいいんです」
というセリフに、母の愛を感じました。
ちなみに、前回読んだ同じく「とりつくしま」の「マッサージ」は、家族が心配で、リビングにでんと置いてあるマッサージ機に取り憑くお父さんの話でした。父親と母親の愛の形がそれぞれ違って面白いですね。

今回の「とりつくしま係」は、新研吾がちょっとイケボで(笑)。

ブレイクタイムは、前回好評だった「名古屋あるある」。名古屋人にとっては当たり前、でも名古屋以外の人には「へ~そうなの」なネタを、会場の皆さんも一緒に「手話」を使って楽しみました♪

「名古屋」は人指し指を内側に折り曲げる「鯱」の形。けっして「エビフライ」ではありませんよ(笑)。

「あるある」は手のひらを外に向けて押し出す感じを二回。

名古屋といえば「手羽先ネタ」は必須!?
「やまちゃん」「風来坊」の手羽先の違いを、私の腕を「手羽先」に見立てて、あぼともこがわかりやすく説明してくれました(笑)

最後は再演・川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」より「夫婦」。
映画も絶賛上映中ですね。私も4回泣きました・・・(涙)。

若年性認知症を発症した夫が、まだ記憶があるうちに自分に書いた手紙を、過去に戻れるという喫茶店「フニクリ・フニクラ」でもらいにいく妻の話。「夫婦」は何度も朗読している作品ですが、読むたびに、夫婦の互いを思う気持ちが沁みて、涙を涙袋の際で必死に留めて読んでます。未読の方、ぜひ読んでみてください!!

協賛は東洋電機株式会社様ELJグループ様、協力のスパゲッティハウス・ヨコイ様は、ご来場の皆様にヨコイのソースをご提供くださいました。ありがとうございました。

協賛企業様、後援団体様をはじめ、たくさんのボランティアスタッフの皆様にお手伝いいただいたおかげで、ユニバーサル朗読ラジオ・ライヴvol.2が開催できました。本当にありがとうございました。
来年以降も益々この活動を続けていけるように、ご支援とご理解、ご協力をよろしくお願いいたします!!
協賛:東洋電機株式会社/ELJソーラーコーポレーション株式会社/
ELJホーム株式会社
協力:スパゲッティ・ハウスヨコイ
後援:愛知県/名古屋市/一般社団法人愛知県聴覚障害者協会/社会福祉法人名古屋市身体障害者福祉連合会/一般社団法人日本朗読検定協会/@FM
主催:ユニバーサル朗読ライヴ実行委員会

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