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小布施境内アートその1「朗読編」

しまった…!! いったいいつから書いてなかったのでせう…(汗)。朗読で世界を変える旅に奔走していて(嘘)、ぜんっぜんブログ書けてなかったです…。いや、あながち嘘でもないんですが。

何はともあれ、長野県は小布施の境内アート。今年で2回目の参加となりました。


いやはやもう、長野県、まんっっかいの桜でした!!金曜日に前ノリした時は、寒さのあまり、地元のイオンで、隅に追いやられたヒートテックを買うくらい寒かったんですが、イベント当日の土日はお陰様で快晴。今回も、書家の渡部裕子さん率いる「チーム渡部」に便乗させていただきましたよ❤

高山からデザイン事務所「チームゴーアヘッドワークス」の皆さんと合流。今回はゴーアヘッドの丸山さんとコラボしたのですが、その話は次回に。今回は「朗読編」。

小布施の境内アートでは、境内は基本的にアートエリア、境内奥の広場がクラフトエリアになっています。そう、境内。自分で何かしら「エリア」を作らないと、特にスペースが区切られてないんですね。昨年は境内ではなく、アートエリアとクラフトエリアを繋ぐ回廊の様な池の前で、自然の音を聴いて絵を描く「おとのおえかき」やりました。

で、今年は朗読と絵本の読み聞かせ2本立てで臨んだんですが、目で見てわかるアートではない「朗読」。アピールが難しい…!! 加えて野外。話し声はもちろん、夜のイベントの宣伝で太鼓が練り歩いたりもして、朗読を聴いてもらうにはなかなか過酷な環境。                                                    「道場エリアに朗読ステージを作ろうか?」と実行委員会の方に声をかけていただきましたが、ステージを組んで室内に入ってもらって聴いてもらうのは、なんだか違う気がして。それは名古屋でもできる。でもせっかく「小布施」「玄照寺」という場所にいるなら、ここで出来ることをしたい…!!  見上げれば、満開の桜が花びらを散らしている。ああ、もう。ここで読まずしてどうする、私!!「ここで読みます!!」

待望の桜の下で「満開の森の桜の下」を朗読。長い話だというのに、優しいおじ様方が、ウイスキー片手に耳を傾けてくださいました(涙)

足下は全部桜の花びら。こんな幸せな朗読、ないなぁ…。

そして、なべちゃんとも、またまた書と朗読のコラボしてきました。

今回は江國香織の「桃子」、小川未明「砂漠の町とサフラン酒」の2本。実行委員会の縣さんが「サフラン酒」を用意してくださったので、聴いてくださった方にはサフラン酒を少し飲んでいただきました。

「サフラン酒」は赤くて、薬草種みたいな感じ。レモンを入れるとコーラ?みたいな甘さでした(笑)。名古屋にいると、私もなべちゃんもなかやか予定を合わせてイベントをやることができないけど、「やる?」「やろうか!!」でできてしまうのが、小布施のいい所です❤。

女の子の指から血が流れて、月が輝いていて…なべちゃんとのコラボは、読んだあとに予想以上ほ楽しみがあって嬉しい。

そして嬉しいハプニング(!?) 。「書を習ってる」男の子が、一緒にやることに!!これも「やる?」「やります!」の一瞬で決まり!!(笑)。

なべちゃん以外の方に、朗読を聴いて書を書いていただいたのは初めてだったんですが、なべちゃんとは違う言葉のチョイスが新鮮でした…!

「困ったお方だ」なんて、んも〜なんていいチョイス!!(笑)なんて言いながら感想会。チーム渡部スタッフのしほさんが、凄くいい写真撮ってくれました!!ありがとうー(喋るのに夢中ですっかり写メ撮るの忘れてた(汗))。この少年が、また来年も遊びに来てくれたらいいなー!!

今回小布施で朗読してわかったこと。それはいつもと真逆。「物語を伝わる様に読まない」。

色んな音があって、風も吹いてて、屋外で。物語を伝えようと必死になっても、マイクがない生声じゃ届く距離に限りがある。それなら、今ここにある音に乗って声をだしてみよう。物語をは伝わらなくても、何かひとつ印象的な言葉やフレーズがすっと耳に入ったらいいな。そんな気持ちで朗読しました。だからいつもとは間やスピード、声の高さも違ったけど、自分としては、良い朗読ができたかなぁと自画自賛してます(笑)。

「豪に入れば郷に従え」

ですね(笑)。

「桃子」も書いてもらったのに、撮り忘れーー(号泣)。

次回は「小布施境内アートその2読み聞かせ編」です。





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