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本当のジャンルレス・ギタリスト

私は、パフォーマーとしては、
かなりジャンルレスなタイプだと
自覚しています。

そうすると、
ミュージシャンやパフォーマーの知り合いも、
自然とジャンルレスな人が多くなります。

昨年、
久々に共演した「小沢あき」さんも
そういうタイプのギタリストです。

ご自身でも「専門がない」と
自己紹介されます。

そうすると、
スタジオミュージシャンのような、
楽譜さえあれば何でも弾き、
あえて自分の特色があまり出ない
タイプかと思いきや、

辿ってきた経歴、
実際に関わっているプロジェクトや、
好きな音楽、ミュージシャンを聞いていくと、

「専門がない」
と言うのは、ご自身が言うのはともかくも、

こちらの認識としては全く違うことに
気付かされます。

だって、
中高生の時には、
ジャパニーズハードロックにはまり、

その後、
十代後半(!)でニューヨークに渡り、
NYパンクの雄 TELEVISION の Bill Ficca、
Bob Dylan のバックを務めた
Howie Wyeth 等と共演したり、

帰国後は、
自身のリーダーユニットで、
実験的な即興バンドを率いたり、

現在は、
ロシアアウトカーストの唄を歌い続けている
石橋幸コンサートではバンドリーダーを、
西川郷子(上々颱風)のソロアルバム
『郷音~hibiki~』ではプロデュースを担当。
バンドネオン奏者大久保かおりとのデュオ
では南米音楽にも力を入れたり、

マンスリーソロライブも行い、
オリジナルの他スペイン民謡や
アルメニア民謡を独自の解釈で演奏したり

サイレント映画の伴奏をシリーズ化し、
東京国立近代美術館フィルムセンターに
10年以上にわたり出演、、、、

改めて小沢あきさんのプロフィールを
このようにして引用すると、

この人のジャンルは、
「ギタリスト・音楽家 小沢あき」
というのが一番しっくり来ます。


今週31日(金)の私企画ライブでは、
小沢あきさんのソロの時間と、
あきさん主導の即興の時間を用意してます

先日のリハーサルでは、
実に美しい「アルメニア民謡」を聞かせて
頂きました。

また、
上記の経歴を見れば当たり前のことですが、
誰のどんな演奏にも、
非常に面白い形で演奏されます。



考えて見れば、
今回の共演者は全員、
自分がジャンル、みたいな人ばかりです。

その4人が集まるとどうなるのか。

(今のところ)一回限りの化学反応をどうぞ
お見逃しなく!

ライブ配信、アーカイブ視聴も可能です。
↓↓↓
https://resast.jp/events/792688

WILLY拝

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