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金持ちになる準備は出来ていますか?/駄文

私「こないださ、カッターを手首に当てながらイッちゃった目で『金くれ。さもないと今ここで死ぬ。だってもうそれしかなから』って言われることがあってさ、参ったよw」
自称友人A「そりゃしょうがないだろお前は金持ちなんだから」
自称友人B「そうだそうだ」
自称友人C「ちゃんと責任負ったのか?」

外商「今月これが売れないと私クビになるんです!」
私 「でも必要ないし」
外商「は? クビになれってことですか?」

税務署「これで全部ですか?」
私  「え、はい」
税務署「納得いきません。会社に残し過ぎてる、外部に貢献(ばらまき)してなさすぎる」
私  「事情があって色々自粛した1年でしたから」
税務署「監査で(多めに獲るんで)」

他人「金あるんだ?」
私 「上には上がいるよ」
他人「悪人だな。なんだよがっかりだ」

金持ちに成りたいって言う人は、総じて金持ちであった経験が無いと思います。「金持ちになるんなら金持ちの経験がある人だけ成ればいいのに」ってわけにもいかないので、質問してみました。

『金持ちになる準備は出来ていますか?』

・お金が無いとやらないことを、お金があるとやらなければなりません。

・会った事も見たこともない他人の責任まで負わなければいけなくなります。

・運良く、ギリギリで、なんとか得ることが出来た利益を、来年度は『使い切って』『必ず』『もっと』『稼がなければならない』という枷と十字架を背負わされます。誰も、同じだけの責を背負ってはくれません。

・資金は『希望』だったり『安心材料』として会社に残しておきたくとも許されません。外注で使い切って、永遠に不安を抱えて胃痙攣して生きろと言ってきます。

・大金は、そこにあるだけで力を持ちます。様々な交渉や情報収集などにも有利で、大きいことをするには必須です。でも株主や出資者や関係各位が減らそうと全力で動きます。力を減らそうとしつつ、来年はもっと稼げと責め立ててきます。

・自社の社員だけにとどまらず、外部発注先や他社の社員の生活までを保障することに資産を割かないと、叩かれます。

・他人の顔が、それまでと変わります。常識やルールが適用されず、守られません。と言っても、大勢が「そんなの当たり前じゃん金持ってるんだから」って顔をします。

・「金持ってるんだからやってるに違いない」「やってるはずだ、俺ならやる」「やってるよ私見た」「やっぱりな」物理的に不可能でも、誰も気にしてはくれません。

・「金をくれ! その金を使ってデカい事をやる!」って人はもてはやされるのに、資金を出して責任を負うこちらは、どこまで行っても敵扱いされます。

・一度でもそうなったら、お金を失って無くなっても、簡単には信じて貰えません。「隠し場所はどこにしたの?」で一蹴されます。

・借金してでも行い続けろと言われます。自治体からも。

つまり、敢えて悪人にでもならないと耐えられない環境です。
ダークサイドを回避するには犠牲が必要になります。

「去年は睡眠を極限まで削って凌いだ」
「今年は優しさや甘さをを捨てるしかない」
「来年は、不可抗力だったーでこっちも被害者だの体で騙すしかない」
「もっとも守りたい身近な人たちにこそ我慢させて苦しませているじゃないか」

こんなベンチャーぽっと出の小物な私ですらも、これらの100倍のエピソードがありました。

目つきが半眼になって「邪魔だ人間共め!」って意識で凝り固まり。
ただ雀が木の下のベンチで雨宿りしているだけで泣き出したり。
部下に買い物を頼んで、断られただけで携帯を壁に投げて壊したり。
最終的には4~7日間の記憶が飛んだり跳ねたり。

回避策や打開策は『すべて自分でやらない』『賭けはしない』『信用と信頼と期待の取り扱い注意』などがありますが。
自分の事は自分では見え難いもので。

生活を犠牲にして特化した訓練をしなければ、まず無理でしょう。陥ります。といいますか陥る恐れがあるならば備えが必要ですよね。
優秀な天才ならばあるいは……。

『金持ちになる準備は出来ていますか?』

鬼が笑うお話すらも込みで、ご相談お待ちしております。



ここは箱庭の中です

誰もが、少しでも幸福になりたいともがいています

幸せなんて存在しないのに
存在しているモノと見なす『ゼロ』や『神』みたいなものなのに

まあ良いでしょう、大勢で概念を育てていくのも暇つぶしになりますから

何処の誰と比較して上に成りたいのかは、誰も言いませんね

自己の価値が下がりますからね

欠陥だらけの私たちは幼いから、努力の末に箱庭自体を壊してしまいます

壊しては直して、壊しては治して
完治も根治も不可能なのに、気づいているのに、抗います

不完全なので、希望を絶っしては生きていけませんから

そんな無常な条理ですら楽しみだす者も現れます

我々の唯一の長所は『多様性』なのです

あなたは誰と比較して幸せなの?
あなたは誰と比較して不幸なの?

この世界は、点の一次元、線の二次元、立体の三次元、時間の四次元と、併せて十の世界で出来ているそうです

そういう概念を誰かが生み出し、誰かが信じて、誰かが定めたのだから、この箱庭には『在る』ものになりました

肯定者もいるし、否定者もいるし、まったく知らずに一生を終える者もいます

誰が視ても幸せそうな者も、不幸そうな者も、超えられない『時』が来れば、在ったけど無くなります

まるで集合体に成りたいとでも言う様に、私たちは他の想いをかき集めます
でも一つの『叡智』にまとめ上げては、気持ちの悪いモノとして散らかしもします

ここは箱庭でした

見守られた箱庭の外、箱庭の塵取り
変化だけを好んだ読み者が居た跡地

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