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私の2021-2022POG指名馬まとめ Vol.1

こんにちは。競馬・ウマ娘について書きたいことを書くnote初心者、ウオッカ.です。

ウオッカ.
リアル競馬・ウマ娘ともにウオッカを推しているナウいヤング。2016年クラシック世代からの競馬好き。「トウカイテイオー後継種牡馬クワイトファイン応援コミュニティ」に参加中。

皆さんは「POG」をご存知でしょうか。POGとはPaper Owner Gameの略で、デビュー前の新馬を数頭セレクトし、規定の期間でどれだけの賞金を獲得できるかを競うゲームです。言わば「仮想馬主体験」ということですね。

仲間内でルールを決め指名馬の選択権をドラフト形式で決めるというPOGの遊び方もありますが、競馬好きの友人がいない(泣)私は大手競馬サイトの「netkeiba」様の主催するPOG大会に参加しています。簡単な会員登録で無料で参加できますので非常に手軽にPOGを楽しむことができます。

POG全体では明確なルールは決まっていない為、ここではnetkeibaのPOG大会のルールを紹介します。

・期間
 6月1日~翌年の東京優駿開催当日

・指名頭数
 最大10頭で、デビュー前日まで指名可能。

・対象競走
 中央競馬と地方競馬の全レース。海外競馬は対象外。

この条件で、出走したレースで獲得した賞金の1万分の1がポイントとして換算され、期間中の合計ポイントを競います。また出走が確定した時点で、10ptが出走ポイントとして加算されます。

上位に入賞すると超豪華賞品もありますが、私にはそこまで辿り着く実力が無いです。というか情報の少ない若駒が出世するか否かを当てるなど運ゲーに近いでしょう。


ということで私も既に10頭を指名していますので馬名のアイウエオ順で一気に紹介していきます。戦績・獲得ポイントは2021年終了時点のものとし、Vol.1とさせていただきます。

(※横幅の狭いスマートフォンで以下を閲覧した場合、成績欄がやや見づらくなることが考えられます。ご了承ください。)


ウィズグレイス

父:ディープインパクト 母:カラライナ(母父:Curlin)

戦績:2戦1勝  獲得ポイント:600pt(指名馬中7位)

2021/10/03 中山芝1800m 2歳新馬  1人 5着(0.6)
         11/28 東京芝2000m 2歳未勝利 1人 1着(-1.0)

母は米GⅠを3勝、BCディスタフで3着の経験があります。本馬はその初仔。正直なんでこの馬を指名したかは覚えていませんが、私のツイートを見返す限りだと「信頼と実績のディープ×アメリカ馬だから」とのこと。新馬戦は単勝1.5倍と圧倒的な支持を集めながらも5着。しかし続く未勝利戦で2着に6馬身差をつける大勝。大きく夢を膨らませる勝利でした。次走は1勝クラスのセントポーリア賞の予定。ここからクラシックへと乗り込むことに期待しています。

グッドディール

父:ビッグアーサー 母:マリアヴァレリア(母父:サンデーサイレンス)

戦績:3戦2勝 獲得ポイント:1,660pt(指名馬中3位)

2021/06/13 札幌芝1200m 2歳新馬    1人 4着(0.9)
    11/14 阪神ダ1400m 2歳未勝利   2人 1着(-0.5)
    12/19 中京ダ1400m 寒椿賞(1勝) 3人 1着(-0.1)

叔母に重賞4勝のフサイチエアデールがいて、従兄弟の代にはその仔である'05朝日杯FSフサイチリシャールや、ともにGⅠ複数覇者のノームコア・クロノジェネシス姉妹がいる血統。指名の決め手となったのが、JRA-VAN公式YouTubeチャンネルでも公開されている「ザ・POGドラフト会議2021-2022」内での井内利彰氏のプレゼンです。2歳5月の坂路調教タイムを資料とし、4F49.9と「この時期に50秒を切った馬は初めて見た。父ビッグアーサーの自己ベストにコンマ4秒差まで迫っている。」と太鼓判を押しており、これを受けて指名しました。未勝利戦、1勝クラスを連勝して次走は一線級のメンバーが揃うヒヤシンスS(L)の予定です。

グランディア

父:ハービンジャー 母:ディアデラノビア(母父:サンデーサイレンス)

戦績:3戦1勝 獲得ポイント:1,070pt(指名馬中6位)

2021/07/11 小倉芝1800m 2歳新馬    1人 2着(0.2)
    09/11 中京芝2000m 2歳未勝利   1人 1着(-0.4)
    11/14 阪神芝2000m 黄菊賞(1勝) 2人 3着(0.2)

上記の成績は2021年のみの集計であり、年明けから執筆時までに、1勝クラス1着・若駒S(L)4着があります。母は重賞3勝、GⅠ3着3回のディアデラノビア。全兄に'19京都大賞典を制したドレッドノータス、半姉に重賞3勝のディアデラマドレ、その産駒に'21エリザベス女王杯の3着が記憶に新しいクラヴェルがいる良血です。レースで折り合いを欠く動きを見せており、重賞チャレンジに暗雲が立ち込めます。

スタニングスター

父:Frankel 母:スタセリタ(母父:Monsun)

戦績:1戦0勝 獲得ポイント:10pt(指名馬中8位)

2021/11/14 阪神芝1600m 2歳新馬 1人 9着(0.8)

全姉にGⅠ2勝のソウルスターリングがいる血統。父・母合わせてGⅠ16勝という良血ですから指名する他ないと思っていましたが、新馬戦は人気を裏切る結果となってしまいました。ソウルスターリングの現役時代を見ると早熟の血統の可能性もある為、早めに勝ち上がって欲しいところです。

ステルナティーア

父:ロードカナロア 母:ラルケット(母父:ファルブラヴ)

戦績:3戦1勝 獲得ポイント:2,030pt(指名馬中2位)

2021/08/08 新潟芝1600m 2歳新馬          1人 1着(-0.5)
    10/09 東京芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ) 2人 2着(0.1)
    12/12 阪神芝1600m 阪神JF(GⅠ)       2人 7着(0.6)

全兄に'18マイルCSを制したステルヴィオ、4代母の全弟に皇帝・シンボリルドルフがいる血統。新馬戦を快勝すると2戦目のサウジアラビアRCではPOG1番人気のコマンドラインと対戦。僅かに届かず2着でした。当時は割と希望を持っていましたが、両頭がGⅠで凡走ということもあり実力に疑問符が付きます。次走はチューリップ賞(GⅡ)の予定。2歳女王サークルオブライフらとの対決でタイトル奪取に期待です。

ソネットフレーズ

父:エピファネイア 母:ボージェスト(母父:キングカメハメハ)

戦績:2戦1勝 獲得ポイント:2,200pt(指名馬中1位)

2021/08/28 新潟芝1600m 2歳新馬        1人 1着(-0.6)
    11/13 阪神芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ) 2人 2着(0.0)

現在の稼ぎ頭です。半兄に'21スプリングSで3着のボーデンがいて、2代母は名牝アドマイヤグルーヴ。当然日本を代表する名牝系であるダイナカール系の一員であり、兄の活躍も合わせて期待していました。新馬戦を快勝すると、2戦目のデイリー杯2歳Sでは、朝日杯FSで2着だったセリフォスとタイム差なしの惜敗。次走にはクイーンC(GⅢ)を予定しており、高い人気を得ることは確実でしょう。

ダンテスヴュー

父:キングカメハメハ 母:クロウキャニオン(母父:フレンチデピュティ)

戦績:3戦1勝 獲得ポイント:1,390pt(指名馬中5位)

2021/08/15 新潟芝1800m 2歳新馬       1人 2着(0.1)
    10/02 中京芝2000m 2歳未勝利      1人 1着(-0.4)
    11/20 東京芝1800m 東スポ杯2歳S(GⅡ) 5人 4着(1.0)

6頭ものきょうだいが3歳重賞で連対しているPOGと相性の良い血統で、早くから指名を決めていました。今年からGⅡに昇格した東スポ杯2歳Sで4着。勝ち馬が圧倒していたレースでしたが、2着のアサヒからも0.6秒差付けられていて能力に不安が残ります。次走はきさらぎ賞(GⅢ)の予定。初勝利を挙げた中京で更なる飛躍に期待を寄せています。

ディーンズリスター

父:ディープインパクト 母:ラヴズオンリーミー(母父:Storm Cat)

戦績:未出走 獲得ポイント:0pt(指名馬中9位タイ)

全兄に'16ドバイターフを制したリアルスティール、全姉に'21BCF&MターフなどGⅠ4勝のラヴズオンリーユーがいる良血。そもそもディープインパクト×Storm Catのニックスは活躍馬多数であり本馬にも多大な期待を寄せていましたが、繋靭帯炎を発症してしまい出走のメドが立っていません。

ファーンヒル

父:キンシャサノキセキ 母:ボブディラン(母父:ディラントーマス)

戦績:5戦2勝 獲得ポイント:1,600pt(指名馬中4位)

2021/06/27 札幌芝1200m 2歳新馬    2人 3着(0.3)
    07/10 函館芝1200m 2歳未勝利   4人 3着(0.2)
    11/06 福島芝1200m 2歳未勝利   4人 10着(0.9)
    11/21 阪神ダ1200m 2歳未勝利   4人 1着(-0.1)
    12/12 阪神ダ1200m 2歳1勝クラス   2人 1着(0.0)

全兄に'17函館2歳Sを制したカシアス、3代母の甥に'08高松宮記念を制したファイングレインがおり、短距離の即戦力として指名していました。芝では勝ち切れていませんでしたが、ダート転向後2連勝。ダートのOP戦の少なさからPOGとは相性の悪いタイプですが、活躍に期待できそうです。

レジーフレックス

父:ダイワメジャー 母:ケースバイケース(母父:Sea The Stars)

戦績:未出走 獲得ポイント:0pt(指名馬中9位タイ)

冒頭の紹介文をご覧いただければ分かります通り、私はウオッカの大ファン。そのウオッカの血を継ぐこの世代唯一の馬ということで指名しました。(本馬の母ケースバイケースの母がウオッカ。)父がオルフェーヴルの半姉・タニノミモザは地方で2勝しています。全く近況が伝わって来なかった為心配してましたが、昨秋に屈腱炎になったとのツイートが確認されました。


ということで、ここまで私の指名した10頭を紹介しました。全頭のポイントを足し合わせると10,580ptとなります。年末時点での数字を控えていなかったのですが、執筆時の参加者平均は8,440pt。ランキングでは52,159人中14,505位となっています。一応平均以上の数値となっていますが、参加者全員が10頭を指名しているとは限らず、馬名や好きな血統で選んでいるだけかもしれませんから、あまり手放しに喜べる成績ではないでしょう。

ところで、参加者全体の指名馬人気ランキングも出ていますのでトップ10を確認してみましょうか。

1位 コマンドライン・17721人
父:ディープインパクト 母:コンドコマンド(母父:Tiz Wonderful)
戦績:3戦2勝 獲得ポイント:4,040pt

2位 コリエンテス・12314人
父:ディープインパクト 母:イスパニダ(母父:Pure Prize)
戦績:4戦1勝 獲得ポイント:960pt

3位 ディーンズリスター・12132人
父:ディープインパクト 母:ラヴズオンリーミー(母父:Storm Cat)
戦績:未出走 獲得ポイント:0pt

4位 ダンテスヴュー・10757人
父:キングカメハメハ 母:クロウキャニオン(母父:フレンチデピュティ)
戦績:3戦1勝 獲得ポイント:1,390pt

5位 アルファヒディ・7901人
父:ハーツクライ 母:ドバイマジェスティ(母父:Essence of Dubai)
戦績:2戦0勝 獲得ポイント:220pt

6位 レッドベルアーム・7580人
父:ハーツクライ 母:レッドファンタジア(母父:Unbridled's Song)
戦績:2戦1勝 獲得ポイント:1,100pt

7位 トゥデイイズザデイ・7437人
父:ディープインパクト 母:キトゥンズクイーン(母父:Kitten's Joy)
戦績:2戦1勝 獲得ポイント:720pt

8位 サリエラ・7101人
父:ディープインパクト 母:サロミナ(母父:Lomitas)
戦績:1戦1勝 獲得ポイント:710pt

9位 フィデル・6905人
父:ハーツクライ 母:ラッキートゥビーミー(母父:Bernstein)
戦績:3戦1勝 獲得ポイント:2,660pt

10位 サンセットクラウド・6767人
父:ディープインパクト 母:ロードクロサイト(母父:Unbridled's Song)
戦績:2戦0勝 獲得ポイント:160pt

この10頭の獲得ポイントを合計すると11,960ptとなり、私の獲得ポイントを若干上回ります。コマンドラインは大人気ですね。私は逆張りしたくなる性なので指名していませんでした。ホープフルSの凡走があったとはいえ4,040ptを稼げるのは優秀でしょう。

若駒のPOGは難しいですね…私があまり調教や状態を確認しない人なので、どうしても良血馬に指名が偏ってしまいます。上記の人気馬の中にも良血馬は多くいますね。例えばアルファヒディはアルアイン・シャフリヤールの半弟、サンセットクラウドはコントレイルの全弟です。

古馬のPOGであれば、様々な情報を活用できて面白いと思うのですがね。そういうルールでプレイしているサークルもあるのでしょうか?


恐らく次のPOG記事となるVol.2が5月末の最終結果発表になると思います。クラシック突入前にもう一度執筆する気力はないです(笑)
重賞を勝つ馬が出てくれたら嬉しいなあ…


編集後記

有力馬の次走・目標の情報が出始めました。昨年の年度代表馬・エフフォーリアは大阪杯で始動。その最大のライバルであるシャフリヤールはドバイSCが視野に。ユーバーレーベン・レッドジェネシスが京都記念で始動。アカイイトも加え、このあたりは大阪杯での対抗枠となりそうです。

長距離ではディープボンド・ステラヴェローチェ両頭がドバイ遠征も視野。タイトルホルダーが怪我で離脱してるため、このチャンスで慎重に選択したいところです。

マイルでもシュネルマイスター・ソダシがドバイに登録。ソダシは大人しく国内芝マイル走らせるのがいいと思うんだけどなあ。間違えてもフェブラリーSなんか出たらマズい。

ダートはテーオーケインズ・マルシュロレーヌ・チュウワウィザードの主力勢が今年から国際格付けを得るサウジカップに登録。

こう見ると有力馬の海外流出が止まりませんね。芝中長ではエフフォーリアを避ける動きから、マイルでは国内の良い番組が無いから、ダートは一攫千金を狙ってというところでしょうか。こうなるとフェブラリーSの存在感が薄くなってきます。いっその事1400mに短縮してみてはどうでしょう?そもそも1600mは芝スタートを強いられる欠陥コースですし、ダートのスプリントGⅠが上半期にはありませんから。川崎記念→サウジカップ→ドバイWC、フェブラリーS→ドバイGSというローテがより定着するでしょうか。


それでは良きところで失礼いたします。アドバイスなどありましたら、noteかTwitterでコメントしていただければ幸いです。



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