今年聴いた曲

レコード大賞たなき賞ノミネート作品の発表です。
なおアイマス曲は除きます、除けたら

まず今年は夏くらいでサブスクを乗り換えてしまったので、ひとつのサブスクで再生回数とかがわからない。

いま使っているApple Musicが教えてくれた「今年聴いた曲セトリ」はこれでした

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半分くらい去年紹介した曲たちなんだよな…
なんか、一度好きになった曲を無限回咀嚼するんだな、とわかりました…
この中で今年リリースの曲とかあとここにない曲を紹介します

Mani Mani / 東雲和音(CV. 天音みほ)

「電音部」。バンナムが今年はじめた、女子高生がDJをやるというコンテンツ。楽曲のクリエイター陣がガチガチのガチですっげ〜。
色々あって特に上半期はDJ・EDM界隈に触れる機会が多かったのだけど、
その中で知った人や、もともと好きだったCY8ERのサウンド周りで見かけていた人がほとんどいてたまげた。

「Mani Mani」は電音部の中のアキバエリアの一曲です。
CVの天音みほさんはディアステージ所属・Mi☆nAの一員。
ちなみに同じくアキバエリアの日高零奈を演じるのはディアステージ所属・リルネードの蔀祐佳さん。リルネードは虹のコンキスタドールの元メンバー・奥村野乃花さんがプロデューサーです。

バンナムとディアステージ…おわかりいただけただろうか。“呼ばれて”んだよね…

というのは置いといて、
「Mani Mani」はアイマス、特にシンデレラでは特にお馴染み、イノタクことTaku Inoueさんによる楽曲です。
マジ、なんかもう、すべてがオシャレ。
これを聴いてる自分がオシャレな感じがしてテンションが上がる。
イントロのキラキラした感じでもうオシャレ海辺だし、間奏のサックスソロはもうハワイアンパンケーキなのよ。

曲に劣らずめっちゃ好きなのが詞…
たびたび出てくる

ねえ もっと歪な秘密が欲しいの

のフレーズ、ヤバくないですか?
「いびつ」「ひみつ」で韻が踏めることへの感動たるや。
オシャレサウンドなのに英語が「ダーリン」「ハニー」くらいしか出てこない。
そもそも「まにまに」って百人一首でしか聞いたことなかったし。
それらの綺麗な日本語を用いて、
「ダーリン ダーリン」「波間に」
「ハニー ハニー」「曖昧」
「足りない」「まにまに」
…これらが全部同じ韻になるのがすごくて、
かつ曲のコンセプトを捉えたままの文字列になるのに感動しました…

イノタク先生のヤバさはサウンドのヤバさだけではないのがヤバい。


ベイビー♡ベイビー / ねもぺろfromでんぱ組.inc

これはまずMVを全員見ろ。
この…この二人……幸せになってくれ…

ねもぺろって基本的なコンセプトがわりと「偏差値低め糖度5000%」みたいな感じなんだけど、この曲とMVを持ってくるのがやっぱもふくさんってすげえなと思った。

普段の感じは「テンションぬるめネットスラング口調のねも&ぶりっ子担当ほわほわ系ぺろりん」という雰囲気なんだけど、
歌だと真逆の「清流ハイトーンねも&深め中低音域ぺろ」になるのがめっちゃいいよね。
この曲はユニゾンがないのでそれがすごくわかりやすいし、サビのハモりは特に「これだよこれ〜!」って感じ。

あと個人的に渋谷の街並みが“刺さる”のでMVがほんとにほんとにLOVE


もしもし、インターネット / でんぱ組.inc

これが令和2年の楽曲のMVというところにたまげる。

諭吉佳作/menさんの曲、ほんとに「どうしてこうなる???」と思う。すごい。
解禁されたときは「え、これどうやってライブで聴いたらいいの」みたいな感情になったけど、聴くたびにそれよりもメロ良~~~の感情が勝ってきてすごい好きになった。
サビねもちゃんのハイトーンもいいし、こういう電波系じゃない時のピンキーさんの声がめちゃくちゃ好きですね。

自分は実は音域幅が広いメロディや曲が好きなのでは?と思い始めた。
この曲はカラオケで歌うのがめーーーっちゃ難しい、100回くらい聴いても全然覚えられないところがあるレベルです。(MV2:09辺りからの2番のAメロ意味わからん)
だけど歌っているとめーーーっちゃ気持ちいい。
同じく諭吉さん曲の「形而上学的、魔法」と並んで”調子のいい時にぜひカラオケで入れたい曲”です。


週刊少年少女アイドル / 虹のコンキスタドール

虹コン夏曲~~~のカップリングです。MVはないので表題曲のMVを見てください。

表題曲も最高だけど解禁当初にその話したので。あとこの曲に刻まれるはずだった俺たちの夏が存在しなかったの地味に傷を負っているので

児玉雨子女史の作詞なんですよ…ハローの曲とかたくさん書かれている。
「虹コン勝負の年」と銘打っていた(実際この情勢でもかなり躍進していたと思う)中でこういうヒリヒリした曲があってすごいよかった。

歌い出しの清水理子さんからギラギラしているのが最高というのはもちろんなのですが、こういう曲の時に特に輝くのは実は中村朱里さんだと思っています。
虹コンの曲を一通り聴くと別に「実は」ではないと思いますが…
「Snowing Love」の「♪ふぁたあめみたいに溶けてく」や「響け!ファンファーレ」の落ちサビから知っていった人にとってはびっくりしない…?と思う。

や、虹のコンキスタドール、シンプルに全員歌がうまいんよ…

同じく「サマなりっ!」カップリングの「Fancy Friday Night」も超いいのですが、彩夢ちゃんパートがかなり多くてその、特殊な感情でなんか…聴くと泣くので…


Oh No!! / 仲村宗悟

2020年終盤戦、この人に出会って完全に人生が変わったというか”はじまって”しまったというのは言うまでもないのですが(言ってないけど)

というのも、タイミングがいい意味でめっちゃ悪くて。
「仲村宗悟さんという人間、少々気になってきたな?」という時期に偶然アーティストデビュー1周年記念の配信があって、しかも初見に優しすぎる価格で、そこでサプライズ披露されたのがこの「Oh No!!」で、「自分で作詞作曲しました!」なんて言われた末にはもう不慮の事故です。

イントロのドラムのフレーズからカッコ良すぎてひっくり返るし、やっぱり本能的に(そうなん?)ブラスがバリバリ鳴ってる曲がカッケエ!と思う。
サビ前1小節、1拍かけて思いっきり息を吸って「Oh No!!」って叫びたくなる感じもめっちゃ良いし、
間奏の変則リズムも聴いてると無意識に身体でリズムとっちゃう感じのノリで最高。
「週刊少年少女アイドル」を推した流れから見ると、この曲が刺さったのもなんか自然な気がしてきた。わたしは意外とファンクが好きなフレンズなんだね。
まあ~~~何より、仲村さんのお歌がびっくりするくらい上手くてサイコー……

あと「この情勢で思ってることを詰め込みました」っていう歌詞もすごい、「そうだよなあ!!」って思う。

戦って夢見て負けるなら本望じゃん
クールにゴキゲンに死ねるなら上等じゃん

↑これマジで座右の銘にしたい

SideMから仲村さんを知っていく中で、座長としてこの人が持っている推進力みたいなものが他のキャストさんやコンテンツ全体を巻き込んで、引っ張っている感じがすごいな、と思っていた。いる。もちろんSideM以外でも。
どんな状況下でもエンタメやものづくりに対する情熱がものすごくて、かつセンスの面で天才肌なところがあること、そこに惹かれている人がたくさんいて、現在進行形で自分もそこにズブズブハマっていると、この2か月仲村さんをヌーーーッと追いかけてみてわかりました。

この沼落ちは2020年全体を見てもかなり大きかったと思うし、たぶん、これからしばらく色々と考え方が変わっていく気がする。事故はまだまだ続く。

あとシンプルにめーーーーっちゃお顔が綺麗で最高でーーーす!!(脳直)
MVのスタイリストさんありがとーーーーー!!!!!!!

あんまり中の人の話はしないようにと思ってたけど普通に無理だった


インディゴに沈む / CYNHN

12/23リリースのアルバム「#0F4C81」でほんとに1週間前に解禁された激ヤバ曲です。全員聴いて……

いまiTunesを見たら今日まで1週間での再生回数が20回いっていました。
ほんとに最初聴いてから意味わからんくて、「意味わからん…」って思いながらずっと聴いているんですよ……
今年の覇権こと(?)「紅蓮華」を作曲された草野華余子さんがつくっているので、そう言われるとまあこれだけ強いわ…という感じではありますが…

これはずっと自覚していたのですが、ピアノが入ってるあんまり明るくない曲が好きなんですよね。
たとえば?と言われてパッと出てきたのが嵐さんの「Walking in the rain」しかなくていま困っているのですが。

あと同じく嵐さんの「Flashback」です。


ラスサビ「…届いて欲しかった」からの「Sink in the Indigo」の「Sink」なんですよ。「た」のバックのブレイクがズルすぎるし、図解してて思ったけど「届いていますか」の未確定から「届いて欲しかった」のかなわなかったことの確定になってるんですよね……

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CYNHNさんは個の歌唱力がむちゃ高いので、サビでもソロをまわしていくパターンが多いです。
でもこの曲の、しかもそれまでとメロが変わるラスサビの「鳴り響く静寂に耳を塞いだ」にユニゾンをもってきているのがヤバいな~と思いますね…

あと「水生」で月雲ねるさんの低音がいいという話をした?気がするんですが、この曲ではねるちゃんのハイトーンが映えまくっていると思います。2番サビ頭ヤバですね…


氷菓 / CYNHN

まず、「#0F4C81」はほんとうにヤバいアルバムなのでみんなちゃんと聴いてください…

まあその中でもう一曲特に挙げるとすれば「氷菓」かなと。

この、明るくはないんだけど重たい・暗いとはいえない絶妙な感じ。曲名からして夏の情景がテーマの曲なんだけど、「いま過ごしているこの夏」というより「あの夏」という回想の中での夏であることがめっちゃ伝わってくる感じのこの……これですよ…
ギターの細かいフレーズ?超いいですね…

あと綾瀬志希さんはどの曲のどこをとってもヤバなのですが、何がヤバかというと「水生」「イナフイナス」あたりで使う叫び系の表現と「夜間飛行」「氷菓」あたりの吐息交じりの切なめ歌いの表現の使いわけなんですよね…


水生 / CYNHN

いやもはやCYNHNのダイマ記事でしかなくなりつつあるのですが。
リリースされた3月から言い続けていた「水生」、さすがにこれだけ言い続けていたら1度くらい聴いていただけましたかね!?!?

今年のアイドル楽曲大賞メジャーアイドル部門で2位になったみたいなのでやっぱりみんな好きなんですよね。

わかる…たぶん来年も好き…
完全にレコード大賞最優秀たなき賞です。ありがとうございました。



結論から申し上げますと今年はアイマスに人生狂わされまくったのでそれ以外の曲だとシンプルに去年まで好きだった人たちの曲ばっかりになりますわね


おわり

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