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#15 CryptoBowl ブロックチェーンPoCの理想と現実 メモ

ブロックチェーンに取り組みたい人の登竜門であるPOC(概念実証)についてのテーマで個人的にとても切実な課題でしたので参加してきました。

直近半年くらいVCに転職した2004年当時のなんでも勉強して吸収するスタンスでいるけど、さすがに40代になるときついです。

イベント

〜CryptoBowlでは、ブロックチェーン技術をビジネスやプロダクトとして実現するためには、具体的にどういった方法があるのか国内外の事例もふまえて学べる場を提供していきます。

今回、ブロックチェーンを活用したPoC(概念実証・実証実験)が盛んになっていく中で、企業がブロックチェーンPoCをする時に抱く理想と実際に開発をしている方々の現場の意見を知ることでより業界全体の理解を深める場を作っていきます〜

今日登場する ALISさんは今日リリースされてました

<内容>

マネージャーの森田さんより

2018年12月から実質スタート

グローバルブレインと協業

産業促進エコシステム 大企業セクター攻めている様子

サービスドメイン コンサル 開発 研究リサーチの3つ

サービス:SHIEDL  

BL上のトランザクションを分析し、暗号資産の預入本、送付先アドレスのリスクをスコアリングする仕組み

運用イメージ

このサービス使えば、ビットポイントの事故は防げたのに・・・・とのこと

企業支援案件 幅広い業界で案件ある

POCをやってみて

業界固有の当たり前との相性

ブロックチェーンを知らない他企業スコープの開発部分との接続問題

ブロックチェーン以外の開発がすごく多いし大変

共通する課題

エンドユーザーに使ってもらうためにはUXUIの工夫が大事

鍵管理問題 

手数料問題

POCを超えた先に見える壁

既存システムを開発しているベンダーとの争い

GINCO FUSAYOSHIさん

元LINEPayだそう

もともと暗号資産のモバイルウォレットからスタート

Ginco Noesもやっているそう AWSも参入している領域

GINCOリサーチ無料で見れる

日本のPOCの環境や事例

日本は世界に比べてやっぱり少ない

壁はコストと着手する方法がわからない、利用者の便益がみえない

ブロックチェーンゲーム 

人材HR社内トークン 

コンテンツの2次流通 

IBM Food Trust  全米の小売事業者のうち、50%が部分的に取り組み

AMAZON Manage Blockchain とも

HyperlegerFabricを使っている 

Ginco著作権登録モジュール群の開発

ALIS 安CEO

北九州の出身で京大工学部卒業 リクルート出身

信頼の可視化で人のつながりをなめらかにする

ALISメディア 

ALISトークン

Dappsだけでは国内の市場増えないよねみたいな感じ

マイクロソフトと博報堂と協業

HypeCycle BL幻滅期 米国

まだまだパブリックではなく privateでの運用が現実的

投機的な流れは収束し、適用フェーズになっている

アリババ テンセントも出している

ブロックチェーンの業界別機会マッキンゼーレポート2018

ベンチャーの事例が2/3を占めている

事例は米国がほとんど 

イーサリアムがもっとも使われている 独自チェーンが16%も占めている

2/3はまだリリースしただけ

リヴァンプと協業している  音楽業界関係の案件

POCスタートまでのハードル

決裁者にブロックチェーンの効用は何か?を説明するハードル

コスト削減?トークン? コスト削減は全く刺さらなかった

担当者のモチベーションに刺さらない 短期的な話になりがち

ブロックチェーン以外のアプリケーションの検討・開発が思ったより大変

法律面のケア(カストディ規制に引っかからないような設計など)

 パネルディスカッション

モデレーター 望月ゆうや Yuzonzon

Q&A これ使いながら

HyperledgerFabricを使う理由は? 

本当は全部使いたい 柔軟に最適なものをつかっていく

安さんの質問 Hyperじゃないとできないものあるの??

森田さん 大変このHyper大変 イーサのほうがいいんじゃない???

アップデート激しいので大変 2.0になると互換性なくなるらしいよ

ブロックチェーンプロダクト作るさいに全員ブロックチェーン知識は必要なの?

森田さん それは作り方次第 

房安さん メンバーが感覚的に知っていればいいかな 全員知っているのは無理そう

国内の事例だとPOC終えましたかんじで まあ本番まで行ってない感じ

GINCOのエンジニアは10名 CTO1名 あとは業務委託で調整

森田さんとこは9名(幹部含む)あとは業務委託

ALISは8名 フルタイムは4名くらい

みなさん10名前後でまわしている

どっちかというとapp開発のほうの人材が必要だったりする

リテンションをトークンで上げれないかとかのマーケティング検証のニーズがあったりする

BLの知識がどれだけあっても何があたるかわかんない

とりあえずやってみましょうという感じ

gincoのノードのセキュリティは? APIキーで・・・

ビットポイントの事件について・・・ 

サイファートレースとChainalysisとの差別化は?

GIncoのデザインは大森さんが担当 おしゃれ

ブロックチェーンを意識させないUIUX

それブロックチェーンでやる意味ないですよね?の角が立たない大人の言い方は?

マネタイズの調子はいかが?

ALISの今日リリースの件について

すごい気軽にできることをメッセージとして出したかった

鍵管理は必ず論点になる


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登壇者(敬称略・順不同)
株式会社BUIDL / Manager / 森田悟史
2010年からNTTデータにてインターネットバンキングやオープンAPIなど金融系システムの開発を実施。上流工程から下流工程まで幅広く携わり、要件定義やプロジェクトマネジメントをメインに担当。 2017年末からブロックチェーン技術に関心を持ち、本業の傍ら趣味でリサーチを行うようになる。ブログの執筆やTrust Walletの日本アンバサダーとしてTelegramグループのadminやイベントでの登壇など実施。 既存産業領域へのブロックチェーン技術の適用に貢献するため2018年12月から初期メンバーとしてBUIDLにジョイン。

Twitter:https://twitter.com/makionaire

株式会社ALIS / 代表取締役 / 安 昌浩
京都大学で核融合を専攻した後、2011年株式会社リクルートに入社。転職メディアの商品企画やHRTech領域の新規事業開発をはじめ、自然言語解析や機械学習領域の事業開発を担当する。2016年、同社の企画部門の最高賞を受賞。2017年9月ブロックチェーンを用いたALISを立ち上げるため4.3億円を調達し、信頼できる記事と人々にいち早くアクセスできる世界の実現を目指す。現在β版(https://alis.to)を稼働中。

Twitter:https://twitter.com/YasuMasahiro

株式会社Ginco / COO / 房安 陽平
神戸大学大学院にて音声認識と自然言語処理などコンピュータサイエンスを専攻後、ブロックチェーンの技術開発会社でUI/UXデザインに携わる。その後、LINE株式会社にてスマホのおサイフサービス「LINE Pay」の事業戦略に従事し、アライアンスやグロース施策を担当。2017年に株式会社Gincoを共同創業し取締役/COOを務める。

Twitter:https://twitter.com/fussa_2323

やっぱり20代で起業する若者のオーラっていつの時代もいい感じです。インスパイヤーされるね。


以上



新規事業立案時のやくに立てるようなノートを作成していきます!