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楽器とサブスクリプション @日比谷音楽祭でギター体験 メモ

たまたま、今週(2019年6月1日と2日)の土日に日比谷公園で開催されていた日比谷公園音楽祭に寄ってみて、ギターに触る機会があったので、改めてサブスクリプションについて考えてみました

すべて無料のイベントで、日比谷公園大音楽堂では、有名な方々が出演されてました、布袋さんや椎名林檎さん、エレカシの宮本さんなどなど 残念ながら抽選でチケット当たりませんでしたが、いろいろな楽器に触れたり、参加型の音楽会を聴けて楽しかったです。

最高のギター体験

僕はヤマハミュージックさんの体験ブースでギター弾かせてもらいました

素人の僕に1つのコードだけ教えてもらい、即席バンドで演奏に加えてもらいました ヤマハのお兄さん教えるのさすがに上手でのせるのも上手くて、あーバンド組むとこんな一体感を感じることできるんだと思いました

動画編集してYouTubeにUPしたので最後まで見てください、後半でヤマハのお兄さんん声かけ聴けます

ここ数年で新しい事に挑戦したのは、ドローンとYouTubeと動画編集のadobeのpremierproで、いずれも独りで完結できるだけに、この一体感はいままでに無い体験でした 動画でその感じが表情に出ていると思います

さて、ヤマハさんのリアルなこの音楽体験の提供の次にどんな施策を打ってくるんだろう・・・ フライヤーで渡されたのは

なるほど いろいろな場所で実際に楽器に触れるタッチポイントをたくさん提供されているようです!

ヤマハミュージックメンバーズというアプリもあるみたい

僕が知りたいことは!?

多分、次の展開はヤマハ音楽教室に入ってねという流れに乗せたいのかもだけど、仕事の終了時間がいつも不確定な僕には不向きで、できればオンラインで全て完結できるようなサービスがあればいいな〜と

エレキギターの場合こんなシステム料金だそうです

グループレッスン
1回60分 月3回
7,500円/月(税抜)

個人レッスン
1回30分 月3回
9,500円/月(税抜)

ヤマハ音楽教室は全国に3000箇所もあるそうです

なるほど、リアルな顧客接点(音楽教室)があるだけにオンライン学習で顧客と直接接点を持つことはなかなか難しいんだね オンライン学習を拡大するとヤマハ音楽教室の顧客を奪いかねないからね・・・

ヤマハミュージックのwebどこを探しても、オンライン学習に関するコンテンツが見当たらないのはそのせいかもね

僕が欲しいのはこの書籍に書いてあったサービスかな

老舗のギターブランドのFENDER(フェンダー)の事例が僕にはぴったり

1946年創業のフェンダー社は10年で売り上げが3分の2にまで減少していたそうです、そんな同社が打った施策は??

フェンダー社は1年かけて、顧客のデータと感情を分析。その結果、売上の半分が初心者によってもたらされていることが判明。でもその初心者のうち90%が1年以内に挫折してしまうこともわかったそうです。

なんだか自分がこれからギターに挑戦しても確かにすぐに挫折しそう・・・

ギターは「マスターするのが難しい楽器」だけに、一つの山さえ乗り越えれば、そのほとんどが生涯の顧客としてどどまってくれると考えたそうです

つまり、ギブアップする人の比率を抑えることが重要な優先課題であるということ

そこで、同社はギター初心者が最初のリフや曲を30分程度でマスターできるよう指導する「フェンダープレイ」という定額利用のオンライン教育動画サービスを開始。YouTubeにそのコンテンツUpされてました

そうそう これこれ 僕が欲しいサービスはこれ!

同社のCPO(最高製造責任者)のイーサン・カプランはこう言っているそうです

「学習を通じて顧客と継続的に対話することが重要だ。私は客にただギターを売って、やめないでくれと願うだけのビジネスにしたくない」

同社は顧客のギブアップ率を10%削減するだけで、売上を倍増させることができたそうです。

そうそう、FENDERの創業者のレオ・フェンダーはギターを弾いたことがないそうです (笑)でも顧客の声に耳を傾けたんだって。

ヤマハは全国に3000箇所もある音楽教室のネットワークがオンライン学習の足枷になっているので、ここを狙うベンチャー企業出てくるかもね もしかしたらもうあるのかも・・・

ヤマハのIR資料には販売店への気遣いがよく現れてます

以上

新規事業立案時のやくに立てるようなノートを作成していきます!