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AI カンファレンス ZEROTH.AI 20190318 @AKIHABARA(秋葉原)日本・インド・中国・香港・USA・UKなどのスタートアップピッチ

エンジニアでもない僕、AIだけは乗り遅れてはいけない分野なので、とにかく主体的に能動的にインプットして、アウトプットしないと理解できない・・・AIベンチャーのピッチがあるので参加してきました!

Zerothとは?

Y-Combinatorと同様のビジネスモデルで一社あたり$120,000を投資する
AI特化のスタートアップインキュベータです。
香港からスタートし、今回のバッチから日本やインドへ拡大しており
近い将来はヨーロッパ圏への拡大も視野に入れています。

堀田は、Cinnamonの技術統括として80人強のDeep Learningエンジニアを率いています。
その中で見えてきたことは、
顧客/AI技術タレント/AIビジネスタレント(PMなど)/資金調達環境が
まったく集約されていないために、数多くの無駄が発生しているという事実です。
そこで世界規模でのAI産業融合を目指すZerothのビジョンに強く共感し、協力することを決めました。

Z#04 東京プログラムのプレゼン — 9:30-11:00

Deep Liquid (JP) 


水質や液体の画像から、汚染情報/腐敗情報などを特定する画像AI | - 液体を扱うFactory Automationは世界でも珍しい- Clean Techにも繋がる可能性があり市場は大きく拡大する- すでに良いTractionを得ている 


Clocksmith (US) 

環境データなどから、大気汚染や水質などを予測し、50年後の「将来の景色」をリアルな写真として生成するAI | 世界的にSustainability Investment / Environmental, Social Governanceが叫ばれる中でドンピシャの技術シーズ 

 Cotobox (JP) 

 日本を始め、中国やアメリカなど、主要国の登録商標から瞬時に類似検索/競合調査を行え、登録までワンストップに行うことのできるサービス | - 弁理士がCEOであり、専門知識では類を見ないほど- AIチームも割と強い- Zerothを通して、シンガポールや香港、中国を含めたDB連携、マーケティング連携がかなり整いつつあり、アジア全体でのサービス展開化がかなり現実的 


 Finhay (VN) 

 $3USDから始められるマイクロ投資プラットフォームおよびロボ・アドバイザー | - ベトナム政府からライセンスを公式に付与されており最大のバリアをすでにクリアしている- ユニットエコノミクスが成立してるのでほぼ確実にVNで1位になれる- Zeroth投資直後に元セコイアの優良VC(Insignia Ventures)からの投資を受け、他の東南アジア諸国への展開も視野に 


Generalized Intelligence (CN) 

ドローン自動制御を簡単にプログラムするための開発者向けプラットフォーム | - 既にDJIとの大型契約を済ませている- Developer Platformローンチ後、1ヶ月以内に330Star (github)を集めており、開発者の囲い込みに成功/UnityのようなMarketplaceの構築が望まれる 


Matarstars (SG) 

物流(コンテナの最適化など)に対してAIによる最適化ソリューションを提供 | - ベトナムのチームであり、安く細かいインテグレーションが可能<br>- ハイプロファイルなセールスパートナーを既に獲得している 


Neuro AI (JP) 

高い精度でリアルタイムに感情分析ができるエンジン”Neuro AI”を保有。HR業界にフォーカスして提供 | - 日本国内でもAIエンジニアの力が最も強い会社の1つであり, 他社と比べても精度および感情の解像度が非常に高い- 社長の営業力が高いので、プロダクトの売り込みに関する心配は非常に少ない 


Rosetta.ai (TW) 

中小のE-commerce事業者に対してメールやSMSなどユーザのリテンション/エンゲージメントに関わる様々な施策を簡単に行えるようになる | - 元E-commerce事業者のファウンダーであり、業界理解が抜群- ShoplineなどE-commerceプラットフォームへ対応しており、既に導入事業者が多数で始めている 


Sapiens (HK) 

金融商品のような、セールスにとっては感情的にセンシティブになりがちな商品を扱う際に、チャット履歴やソーシャルポスト履歴から予めある程度個人の特性(怒りっぽいなど)を分析しておく技術 | - テキストからの性格分析はGeneralには存在するものの、金融商品のセールス現場に特化したものは少なく、とても筋が良い- 東南アジアや中東諸国など、これからPrivate Banking ・ リテールが増えていきそうな銀行を中心にターゲットしているため、導入事例も複数でき始めている 

その他、プレゼンテーションを聞くことのできなかったベンチャーは以下です。

BESTSHOT(アメリカ)

スマートウォッチやコンパニオン端末を通じて、まるでコーチからのテニスのアドバイスをもらえるようなAPPを提供。

スマートウォッチで試合のデータを取得、モバイル上で試合に関する詳細データ分析を行い、機械学習に基づいたアドバイスを受け取ることができます

DAPP.COM(シンガポール)

分散型アプリケーションの開発

DEEPTRACE(オランダ)

フェイクビデオ検出のためのディープラーニング

Dockpack(アメリカ)

安全に重要書類を送付。

ちょっと使って見たいサービス。

60秒以内に資料、画像、ビデオなどの読み込み、リンクの送信、誰がその資料を受け取ったかを確認することができる。

EASYCHAT(香港)

eコマース事業者にとって、高いマーケティングROIの実現、ユーザーエンゲージメントの向上を目的とした会話型AI,様々なチャットプラットフォームの上で動作するオールインワン型の技術。

GrayChain(香港)

仮想通貨が乱立する世界において、ユーザーが相手のことを信用できるか否かを識別できるようクレジットスコア算出システムを提供。

RumbleMonkey(アメリカ)

eSportsをリアルマネー化

SharpSense(イタリア)

STRINT(中国)

インテリジェントデータ、統合プラットフォーム

veremark(UK)

スマートなリファレンスとCVのチェック

採用や人事の現場に置いて、候補者のリファレンス情報取得のサポートを行うサービスを提供する。

インドのスタートアップは次の機会にでも・・・・

以上

新規事業立案時のやくに立てるようなノートを作成していきます!