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カラン Stage7 Lesson111

今回は3本柱から成っている感じです。

(A)怪我に関する2語(injury, wound)の違い
(B)同じスペルで異なる発音をもつ語彙群
(C)手紙やeメールでの挨拶文

早速いってみましょう!

●1)injury とwound の違い。

テキストでは「injury は事故の受傷、wound はケンカ(や戦争)での受傷」と説明されています。

網羅的に説明してくれている記事を発見しましたので、以下ご参考。
「wound」は血が滴るイメージ、というのは憶えておきたいところです。

◇◇◇
また、「怪我」という意味では、他にcut「切り傷」、hurt「痛み(心理的な意味でも)」もあります。hurt はそれほど大きな怪我ではないニュアンスです。


●2)同じスペルで異なる発音をもつ語彙群

この標題、簡単に書きにくいのですが、要するに「同じスペルで、発音が違う。➡意味や品詞・用法が異なる」という組み合わせです。

私のセレクションで、よく出てくるものを以下にまとめてみました。
なお、発音記号は代表的なものを1つ入れていますので、別の表記や発音がある場合もあります。ご了承ください。

bow   [bóʊ] 弓、蝶ネクタイ /  [bάʊ] お辞儀する
buffet   [bˈʌfɪt] 打撃、打ちのめす / [bəféɪ] ビュッフェ
close     [klóʊz] 閉じる、閉まる /  [klóʊs] 近くの、親密な
house   [hάʊs] 家 /  [hάʊz] 住まわせる
lead
  [líːd] 導く、先導 /  [léd] 鉛。動詞「導く」の過去・過去分詞形
learned
   [lˈəːnd (またはt)] 学ぶの過去・過去分詞形 / [lˈəːnɪd] 教養のある
live    [lív] 生きる / [lάɪv] 生の
minute    [mínɪt] 分 / [mɑɪn(j)úːt] 微細な
sewer   [sóʊɚ] 縫う人(sew+er) / [súːɚ] 下水溝
tear    [tíɚ] 涙 / [téɚ] 引き裂く
wind   [wínd] 風 / [wάɪnd] 屈曲する

TABが使えないみたいなので頭がそろわない! 恐縮ですが読み解いていただけると幸いです。


●3)手紙やeメールでの挨拶文

ここでは一点、

知らない人へ出す公的な手紙等では【Yours faithfully】で締める。
他方、知っている人であれば【Yours sincerely】となる。(p.599)

この部分が最もトリッキーで、あとは大丈夫なのではないでしょうか。


●4)小ネタひとつ。

p.601の「corn」の応答文、アレレと思いませんでしたか?

私は最初、意味わかりませんでしたw

We can make bread, cereal and many other types of food from corn.

「corn はトウモロコシ」というのは日本人の脊髄反応化された訳語で、実は辞書的にみて「corn = 穀物」。転じて「つまらないもの」「ウオノメ」なんて意味まであります。

以下をじっくり読んでみましょう。米・豪と英国では異なる意味合いもありそうですね。


では、今回はここまでです。
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   今のご時世、これしかありませんよね(笑)===

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著者は「英会話教授法のプロ」ではありません。しかし日本の大学院+カナダUBC院修了に加え、ビジネスでの英語活用経験も豊富です。旅行雑誌編集者や再生可能エネルギー調査(ケニア他)。TOEIC(L/R)一発受験で960点(2015)。 2017年から約3年間、某オンライン英会話サービスにて営業+技術部門マネージャとして勤務し、学校でのカラン導入多数。学校での英会話教育にも問題意識を持って執筆していきます。 2021年4月、約700レッスンの後にStage12修了!

ロンドン発の英会話教授法「Callan Method」を中心に、”英語で英語を教わる”ダイレクトメソッドの攻略法を綴ります。 関係各社の著…

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