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一人旅の思い出。その1(1日目・東京〜静岡編②)

足柄SAを出た一行(一人です)は、そろそろ景色や町並みや色んなものを楽しみたい…と、清水にて高速を降り下道へ。

といっても何があるかよく知らない、清水市。
そう、今回の旅はある程度のメインの目的地やここだけは行きたい!という場所意外は、まったく下調べをせずに訪れたわけだ。
なので清水市に何があるかの下調べはおろか、清水市に立ち寄ることすら予定外。
いうなれば行き当たりばったりなのである。
まあ、一人だからこそ出来るプランニング(いやプラン立ててないんだけどさ)、それを逆手にとって楽しんでやろうというコンセプトなのだ。
…とはいえまったく何もせず、楽しいところをみすみす見逃してしまうのはもったいない、ということで、逐一車を止めて地域の観光地やご当地グルメをリサーチ。
こんな時にすぐに調べられるんです。そう、iPhoneならね。

というわけで清水市といえばあれがありました、三保の松原。
(三保の松原とは?という方はこちらをどうぞ→https://ja.m.wikipedia.org/wiki/三保の松原)

平たく言えば天女の羽衣の昔話の舞台となった場所。
ここがとにかくすごかった。

これが件の松の木。確かに天女の羽衣も引っかかりそうなほど大きい。
松林を抜けるとそこはすぐ海岸、からの海、そして海岸から遥か遠くに聳える富士山。
絶景。
これがその写真だ。ドドン。

まあ写真で見るとそんなもんか、となってしまうのが景色の悪いところ。これは一度生で見て欲しいと思う。最も車がないと100%行けない所なので、なかなか行くタイミングもないかとは思うが。


セルフタイマーではしゃぐおじさん。



三保の松原を発ち、次に向かうは静岡市。
静岡市ってあまり静岡県の中でも立ち寄る機会がない街(自分の中では)なので、一度ゆっくり見てみたかったというのが今回の趣旨。

そして観に行ったのがこちら。ドドン。

静岡SUNASH。
ライブハウスだ。

そう、今回の旅は「地方のライブハウスを見てみよう」というのも目的の一つ。
バンギャル男はバンギャルほど気軽には遠征というものをしない生き物なので(バンギャル男代表みたいな言い方すんな)、地方のライブハウスを見たことがあるバンギャルが実はかなり羨ましかったり。
ということで、さすがにスケジュールや時間の都合上中まで見ることはできないため、外からライブハウスを見るに留まった、というわけだ。
静岡SUNASHは静岡駅から徒歩5分ほどの距離なので、新幹線で遠征も気軽にできそうな場所だった。買い物はあまり期待できなさそうだったが。

この時点で夕方4時を回った所。
あまりゆっくりもしていられないので、早速今回の旅の静岡の最大の目的地へ。
ここだ。ドドン。

「さわやか」である。
静岡県内でしか展開していないハンバーグレストラン。
これが死ぬほどうまい。死ぬほどうまい。大事なことなので2回言いました。
以前は横浜にも1店舗あったらしいが、畳んでしまった後は本当に静岡県内にしか店舗がないそうで、名実ともに静岡でしか食べられないさわやかのハンバーグ。
実はその評判を聞き数年前に一度食べに行き、あまりのうまさに感銘を受けた、という過去がある。
なので今回も絶対に食べたいと意気込んだ旅だったのだ。

ちなみにここに関しては事前に入念な下調べをしていたので、食べ方はバッチリ。
・頼むのは一番オーソドックスなげんこつハンバーグ(女性は量少なめのおにぎりハンバーグでもいいかも)
・ソースはオニオンソースをチョイス。これが一番うまい
・運ばれてきた際、「ソースはおかけしますか?」と聞かれるが、返事は「ノー」
・なぜならオニオンソースもだが、テーブルにセットされている塩コショウがハンバーグにものすごく合う

というわけで、このやり方に従って実食。
もしさわやかを食べる機会があれば、是非これらのチョイスで食して欲しい。

さて、さわやかを食べ終わった時点で既にあたりは夕刻。夜までに浜松に辿り着かなくてはならない、というわけで浜松まで車を走らせる。

・・・が遠い。
横に長い静岡県、静岡市から浜松市までの距離が尋常ではなく遠い。
間に焼津、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田と実に7つの市を挟む、静岡の主要都市2つ。
ここを車で、しかも下道で行こうという考えが軽く間違いだった。
この2都市間の車での移動は、まったくもってお勧めできない。する機会もないか、普通は。

そうこうしているうちに浜松市内に辿り着いた時点で時計は間もなく20時になろうというところ。
実は浜松でもいくつか目的があり、それに間に合わせようとかなり焦っていたのだが、何とか辿り着くことができ、無事目的も果たせた。
その目的の一つ目がこちら。どどん。

浜松Ash-LD'5。

静岡県内唯一と言えるビジュアル系の音源を取り扱う専門店。店内は写真撮影禁止なため、写真は店舗の入っているビルの外観。普通の地方のショッピングセンターだった。
このビルをフルメイクフル衣装のビジュアル系バンドマンがインストアのためにうろうろするのは、いささか面白い絵のように思えた。

そしてもう一つの目的がこちら。ドドン。

浜松窓枠。

こちらも外観のみ。あまりビジュアル系の箱という印象は持たなかったが、しっかりとRoyzやR指定、コドモドラゴンのポスターが掲示してあった。

そしてこちら。ドドン。

浜松FORCE。

浜松のライブハウスといえば、なイメージを持っていたが、こちらはライブハウスらしく雑居ビルの3階に位置。
向かい側のイタリアンバル?の扉脇に掲げてあった謎の仮面が、偶然だろうがビジュアル系感を醸し出していた。

駆け足で浜松のビジュアル系スポットを巡り、さて夕飯でも・・・といきたいところだったが、先を急ぐ理由がある。
"ホテルのチェックイン"だ。

実はこの時点でホテルの到着時間に設定していた時刻を大幅に過ぎており、これ以上ホテル側に迷惑をかけられないという実にできた考えの元、ひとまずホテルへ向かうことを考えた。
が、晩飯も食べたい・・・そこで再びiPhoneに頼り、浜松餃子のお持ち帰りができる店舗を検索。
するとこちらがヒット。

「民民 千歳本店」。

餃子屋、というよりは定食屋らしく、何でも深夜まで営業しているお陰か浜松餃子の食べログランキングでは常に上位とのこと。
立地も浜松FORCEのすぐ近く、浜松駅からも歩ける距離なので、浜松FORCEもしくは浜松窓枠帰りに時間があれば食事、急ぎでも10分ぐらいの余裕があればお持ち帰りで楽しんでみるのもいいかも知れない。

そんなわけで3人前をテイクアウトし、いざホテルへチェックイン。

この日はなんと浜名湖の目の前のホテルを取っており、ロケーションは最高。もっとも部屋は町側で目の前が道路と線路と民家だったが、まあ値段も抑えたので文句は言うまい。
夜中に少しホテルの周りも散歩がてらうろついてみたが、行けども行けども漁村の風景が続くばかりで、何も面白いことはなかった。まあそこが目的ではないので全然構わなかったが。
部屋で餃子を食べ、備え付けの大浴場で一通り泳いだあと、無事就寝。色々と満喫できた初日であった。

夜間の散歩中、近所のライオンズマンションのエントランスにいたライオンくんとツーショット。

二日目に続く。

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