職員の態度に注目

小規模から大規模まで多種多様にある老人ホームですが、規模だけでなく様々な視点から考慮して老人ホームを選ぶ必要があります。選び方としてはまず、職員の勤務態度に目を向けましょう。ついつい設備の充実度に注目しがちですが、どんなに設備が整っていても職員の態度が悪ければ満足に過ごすことは困難になるからです。下見に行くときは職員の態度をチェックしましょう。
まず、職員が利用者に声かけを行っているか注視します。声かけが少なく黙々と機械的に利用者の介護を行うのではなく、さりげない日常の触れ合いにおいても、コミュニケーションを図ろうとする姿勢を持つ職員がいることが望ましいでしょう。また、個々の利用者に対してケアを行う職員がいる一方で、全体を見渡す職員がいることも大切なポイントです。
さらに、各職員の視線がどこを向いているかにも着目すると、施設の雰囲気が分かります。施設内を歩き回る職員が時には、利用者に視線を向け、ひと言ふた言でも声かけをしたり笑顔を見せたりする施設は職員の気持ちにゆとりがあり、介護にも利用者への心遣いが期待できるでしょう。外部から慰問があった時に、介護職員が後ろで傍観しているのではなく、利用者の中に入って声かけしながら一緒に楽しめる施設はオススメです。
それから、床の上にゴミが落ちているのに職員が気付かず通り過ぎてしまうような施設は、好ましくありません。忙しすぎて細部に気を配る余裕のない施設は避けた方が良いでしょう。
これらの点に注目することで、入居した後に職員の態度で不満を抱く可能性は下げることができます。しかし満足に過ごすためには職員の勤務態度に注目するだけでは足りません。後悔したくないなら、こちらでそれ以外の選び方のポイントを確認してみることをおすすめします→http://selected-nursinghome.net

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