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6年ぶりの海外

2013年、当時大学2年だった僕はカナダへ超短期留学した。
それがはじめての海外だった。

留学なので目的は観光ではなく勉強。バンクーバーから飛行機を乗り継いで1時間のカムループスという場所で3週間過ごした。

田舎だったので日本語表記なんて優しさは一切なく、方言入り混じった英語を聞き取るのもかなり苦労したのを覚えている。

そこで勉強した心理学は楽しかったし、そこでの生活は僕の人見知りや物怖じして何もできない根性を変えた。
結果、今のようなアウトプットやともだちができていると思うと面白い。

2019年、6年ぶりの海外

今回、ヨーロッパ。ベルギーとイタリアに6泊8日という期間でやってきた。目的は観光。新婚旅行だ。2018年1月1日に結婚し、2018年12月に挙式した。残るは新婚旅行というやつで、今がそのとき。

旅行への不安と恐怖

日にちが迫るほど、僕の不安は募る。
これは海外に限らない。国内旅行でもツーリングでも、車に乗るでも、日常と何か違うアウトドアをするときとても怖くなる。

というのも、あらゆる死パターンが頭に浮かんで離れない。楽しみを上回るペースで上書きされる。むしろ楽しみなんて一つも浮かばない。

これはカナダ留学のときもあった。申し込んだのは自分なのに、日が近づくとキャンセルしたくなる。

僕の性分だろう。やる!と思った時に始めないと徐々に気分が下がる。旅行は行こうと思ったその日に行くくらいじゃないとだ。だから僕はなるべく、ツーリングは当日思い立って弾丸する。
時間が開くと色々調べることができてしまって、嫌なところばかり思い浮かんでしまう。

当日

半ば死を覚悟するような形で当日を迎えることがほとんどで、今回も同じだった。

せっかくの旅行なんだから楽しみなよ、という論はごもっともだし、僕だってそうしたい。けどできない。仕方がない。もはやカウンセリングしてほしいくらいだ。

そんなわけで、スリや何事かに巻き込まれる覚悟を持ちやってきた。

10:50のブリュッセル行き。来てしまえば後は簡単。目の前のことで手一杯になって、これまでの恐怖は打ち消されるのだった。これがわかってるから、余計なこと考える前に始めたいのだった。

ブリュッセル

-7時間の時差のため、12時間近く移動したのに25日の15:30くらいに着いた。

メトロに乗ってブリュッセル中央駅に行く。そこに行けばほとんどの観光地もホテルもある。

初日はこの移動だけで終わると思っていたが、どっこいそんなことはなかった。
ブリュッセルの日没は21時。まだ余裕で活動できた。
というわけでビール。

ヨーロッパといえばムール貝、らしいので注文。
ついでにベルギーといえばフレンチフライ(マクドナルドのポテトタイプのフライドポテトの発祥)なので、勝手に付いてくる。気が利いている。

観光客がたくさん訪れるという、有名なレストランには入れた。18:30くらいだったが、現地の人は夕飯が遅いらしく20:00過ぎた頃から行列になっていた。

chez leonの店員はみんな親切で、拙く雑な英語も拾ってくれた。料理も美味しかったので、人気の理由もわかる。

ホテルへの道、グランプラスという世界遺産に。

夕暮れ(20:30)は美しいですね。

海外に来て思ったこと

行くまでが怖すぎる…。行っちゃえばなんとかなるのはわかってますよ行ったことあるので…。

楽しかったなあ、と思うのは無事に帰ってきてからかもなあと思う。

帰ってきて楽しかったと思えるようにできることはしていこうと思う。

これは日記なので、特にいい感じのオチはないよ。


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