#セイチョウ・ジャーニーを書いた人はこんな本を読んでます
ども。Twitterでハッシュタグを作ってもらいました。
セイチョウ・ジャーニーを書いた人がどんな本を読んできたのか知りたいという需要(?)があるということだったので、「せっかくだし書いてみますかー」ということで振り返ることにしました。
・考え方に影響を受けた本
・行動に対して影響を受けた本
ぼくの考え方に影響を与えた本
チーズはどこへ消えた?
スペンサージョンソンという心理学者が書いた超ベストセラーです。
世界で2400万部売れ、僕が初めて読んだ時は小学5〜6年生でした。
僕にとってこのチーズはどこへ消えた?は、ある種の童話みたいな位置付けでした。
最初は意味がわからなくても、大人になるにつれて「なるほど」「そういうことか」と理解していきました。
読み返した回数はわかりません。覚えている限りでは、必ず節目節目に読んでいます。
・初回: 小学生(読書感想文の題材に)
・2回目: 中学生(卒業時に)
・3回目: 高校生(卒業時に)
・4回目: 大学生(卒業時に)
・5回目: 社会人(二年目の初転職後に)
ただし、読んだ内容が理解から実行に移されたのは大学生の時だった気がします。
それまでの僕といえば、友達もほぼいないし暗いし卑屈で何をするにもやる気のない人間でした。
ただ、このチーズはどこへ消えた?の内容は頭に刷り込まれていたのは嘘じゃなかったようで、行動が伴うようになってからはこの本の教えがいつも全面に出てきます。
常に変化を求める方が楽しいことを頭で理解していた僕は、きっと今変化の早い世界観でも楽しんでいられるのかなと思ったりします。
僕の行動力に影響を与えた本
GRIT 〜やり抜く力〜
ハーバード、オックスフォード、マッキンゼーの心理学者が解明した「究極の能力 やり抜く力」に関する本です。
彼らは、人生のあらゆる成功を決めるのは「才能ではなくやり抜く力」だと突き止めました。
この本で僕が関心を持った部分は非常に多いです。
・生まれつきの才能は関係がない
・「親がジェフベゾスに与えた独特の環境」Amazon創業者ジェフベゾスの少年時代
・「やってみなければわからない、という考え方」
・オリンピック選手ですら、情熱を注げるその種目と出会うまでにいろんなスポーツをしている
・目標の考え方
・「粘り強く取り組めば理解できる」
・「圧倒されるとすごいと思ってしまう」けど、噛み砕けばそんなことはないと言うこと
・「今日、必死にやる」より「明日、またトライする」
・「もう一度立ち上がれる考え方をつくる」
ここにあげたもの以外でも、どのトピックも学び深いです。
好きな仕事に情熱が持てるか、挫折しても継続できるほど好きか。など、耳にタコができるくらい聞いたことがあると思います。
が、この本ではその理由を科学的に解明したことと、「実際にやるならどうしたらいいか?」というセイチョウジャーニーに近い構造になっています。
日本と海外とでケースが違うため、そのまま真似はしにくいですが、人間の原則に沿っているのでわかりやすいです。
特に、「好きなことなら諦めない方がいい」「やっていれば必ず理解できる時が来る」という部分は勇気をもらいました。
エンジニアになりたての頃、プログラミングに挑戦した僕は一瞬で挫折しました。
当時progateのような続けやすくわかりやすいサービスもあまり出回っておらず、中々理解するに至りませんでした。
その後、一年後くらいにまた挑戦(プログラミングのいらないインフラエンジニアだったので余計に覚えなかった)。
しかしここもうまく出来ず挫折。
今まさに三度めの正直でRubyとJavaScriptに取り組んでます。
甘えないように転職して環境を変え「アプリケーション開発もやっていきたいです」と言って入社しました。
それが功を奏して、先輩に教わりながらもプログラミングをやれています。
最初の挫折、二度めの挫折、それでもやりたかったので選択肢を広げてやってみた結果が今だと思えば「好きなことは諦めない」ことがどれだけ自分にとってよい考え方だったかわかります。
みなさんも、この本はぜひ一読してみてください。
本は価値観を変え、価値観の変化は今後を変える
初めて転職をした時、「誰かの価値観を変えるような人になりたいです」と言っていました。
面接だからデカイこと言っとけってことではなく、ぼくは本当にそうありたいと思ってやってきました。
技術書典で頒布したセイチョウ・ジャーニーが、誰かの価値観を変えるような本になっていれば幸いです。
セイチョウ・ジャーニーPDF版 大好評発売中!
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他に読んでる本
ブクログやってますので、ぜひこちらを!
https://booklog.jp/users/vtryo
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