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エネルギーからweb3、そしてインターナショナルスクールまで。 中東のリーダー マヘルさん

サーキュラー・エコノミーは、製品のデザイン段階から資源の循環利用を考慮し、再利用と脱炭素化を目指す経済モデルです。これは、一度きりの使用に終わる直線的な消費からの転換を意味します。実践例として、私たちはドバイ政府と協力し、食品施設からの廃油やグリースを再利用可能な資源に変えるシステムを導入しました。廃棄物は清掃され、再生処理され、灌漑や化粧品などに利用されます。また、アブダビ政府とは食用油をバイオ燃料に転換するプロジェクトを進めており、その燃料は航空機やトラックの動力源として使用されます。これらの取り組みは、資源とエネルギーの節約に貢献し、循環型経済の実現に向けた具体的なステップです。循環型経済は、持続可能な社会のために世界的に取り入れられるべき重要な概念です。

マヘル・アル・カービ氏アル・セルカル・グループ独立取締役


マヘル・アル・カービ(Maher Al Kaabi)は、先見性のあるリーダーであり、銀行、IT業界、ファミリービジネスで30年以上の経験を持つベテランバンカー。取締役会メンバー、イスラム金融、ホールセール&コンシューマー・バンキング、リスク管理、財務、オペレーション&テクノロジー、営業&流通、事業開発など幅広い専門知識を有する。また、データセットの生成と活用、新技術の革新とトレンドについても深い知識を持つ。複数の新興企業の役員を務め、スターインターナショナルスクールの理事長、Blinkの共同設立者でもある。
ベンチャー・スタジオ・モジュールでネクストジェンをトレーニングすることにより、未来技術、循環経済、ファミリービジネスの持続可能性に関して様々な省庁と幅広く協力。
以下のアドバイザリーボードを務める:
アラブ首長国連邦気候変動・環境省
中東エネルギー
中東電力プロジェクト
フィンテック、デジタルエコノミーの構築(AI、メタバース、ブロックチェーン、Web3など)、サーキュラーエコノミー、再生可能エネルギー、持続可能性、ファミリービジネスの持続可能性(UAEネクストジェン向けベンチャースタジオ・プログラムの監修)、バンキング&ファイナンス、コーポレートガバナンス、投資など、さまざまなトピックを扱うイベントで専門知識や見識を披露する基調講演者やパネリストとして引っ張りだこ。
アル・セルカル・グループ(165年以上の歴史を持つ同族会社)のグループ会長のアドバイザーであり、独立取締役を務める。将来のビジネスチャンスに対応するため、より柔軟で強固かつ効率的な組織を構築することを目的に、より構造化されたガバナンス・モデルの開発、グループ構造の見直しと改良について取締役会に助言している。また、事業のデジタル移行に関する専門知識も活かしている。
アルサーカル・グループは、エティサラット、第一地銀エミレーツNBD、DEWA、SEWA、CBD、ドバイ保険、ペプシ(DRC)など複数の企業の共同設立者である。また、ドバイメトロ、スマートモビリティ(オンデマンド)、エティハドレールの代理店、アルサーカルアベニューのO&M契約も結んでいる。Blue、Envirol Plant(FOGを処理する中東で唯一のプラント)、UAE最大級のバイオ燃料プラントの開設を控えている。
それ以前は、ドバイのエミレーツ・ナショナル銀行でイスラム・バンキング部門のグループ・ヘッドを務めた。同職では、ENBDの国内支店、地域支店、海外支店のイスラム・バンキング事業の発展を指揮した。また、イスラム・バンキング委員会の積極的なメンバーとして、現地規制当局と連携し、顧客向けに革新的なシャリーア準拠の商品やサービスを数多く開発・発売した。また、ホールセール・バンキング部門のチーフ・オペレーティング・オフィサーを兼任。
それ以前はドバイ銀行でチーフ・リスク・オフィサーを務めた。ドバイ銀行では、信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスク、不正リスクを含むあらゆるリスクを網羅するエンタープライズ・リスク・マネジメント(ERM)フレームワークを確立。また、事業継続、規制遵守、品質保証、ガバナンスなどの主要分野に焦点を当てたリスク戦略を考案し、実施した。


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