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栃木戦&2・3月度振り返り

栃木戦振り返り

今節は現地に行ってきました!
前節連勝が止まりましたけどチームの勢いはまだまだ止まった訳ではなく、もう一度この栃木戦を皮切りに連勝と負け無しを作り出すための一戦でしたが結果的には終盤に追い付かれてのドロー決着。

前節の甲府戦とはまた違った形でのドローというわけで悔しさが滲み出るツイートが先週よりも多かったなと思ったのが正直な気持ち。

確かにこの試合の最大のピンチを新たな守護神がストップして脱した訳ですからね。前半から背後に抜けられる動きを見せられていました。PKを与えたシーンを斜めの動きで走られ、岳も相手のトラップが大きくなったところを狙ったものの間に合わずPK。

ですがキッカーのコースを読み切り、弾くんじゃなくしっかり受け止めたことに僕は賞賛を送りたい。
弾いても押し込まれたりしたら同じ失点ですから。

このピンチを跳ね除けて再三追加点を狙うも奪えず終盤にというところで、フリーでクロスを挙げられ押し込まれたときもフリーで打たれてしまった。豪快に振り抜かれたシュートは無情にもネットを揺らし逃げ切り失敗。もちろんダメージは大きかったと思うし、PK後の複数回のチャンスを仕留めていれば何の問題も無かっただけにやはり悔やまれますね。

前半からボールを保持することが出来ており、何度もPA内まで迫るシーンもあったものの、最後はやらせて貰えない栃木の頑張りに跳ね返されてました。

秋野が中盤底でゲームを支配し大やマテウスが勇猛果敢に動き回るプレーが出来ているのは長崎が優位に試合を進められている証拠じゃないかなって僕は思っています。しっかりこの三人でボールキープ、こぼれ球回収が出来ていることも押し込めている要因だし、連続してチャンスを作り出していることに繋がっています。


得点のシーン

マテウスのゴールについて見ていきましょう。
ファウルを受けたことから始まった場面ですが、大はボールをセットせずにリスタートしました。
これにより相手守備陣が構えることが出来ず長崎が有利な状況で攻撃を続けることが出来ました。そこからはヨネ、大、翼の三人の関係からマテウスのゴールに結びついた訳ですがヨネに一人、そして囮で走った大のもとにマークがズレて翼が僅かな時間でフリーになりその一瞬でクロスを挙げることが出来たのが大きかったと思います。合わせたマテウスですけどこの試合を通じて栃木DFラファエルにマンマークでどこでも付いてきてた状態だったのを振り切って合わせてくれたのはほんとにFWの動きだったなと感じています。時間帯も最高の先制点でしたね!


初先発となったモヨにも触れたいと思います。栃木は繋ぐシーンも多かったですけど多くロングボール放り込んでいましたが、栃木FW矢野貴章がモヨの方に流れ込んでも競り合いに勝てる身体能力の高さと強さを見せてくれた。そして守備でも1対1も頑張ってくれていたと思います。攻撃面でも前節からの反省を生かすような積極的な攻撃参加からポスト直撃のシーンも作りました。豪快に振り抜くというよりはしっかり面で当ててコースを狙ったものでしたが非常に惜しかったし本人も悔しかったでしょうね。クロスの精度という部分ではもっと向上出来るし、守備の部分では毎回の練習で翼や海斗といった同年代の選手たちを相手に出来るのでほんと成長が楽しみな選手の一人ですね。

これからの成長と活躍が楽しみすぎる!


日帰り遠征だったということもあり、観光とかはあまり出来ていないですけど、栃木に来たらやっぱり餃子!だと思うので一緒に遠征したサポ仲間さんと宇都宮餃子食べに行ってきました!

行列出来ててやはり人気なんだなと
ジューシーで味が染み渡ってて美味しかったです!

そしてカンセキスタジアムがある敷地内が大きな公園という形にもなっていまして、遊園地も一緒に併設されているのは知っていたのでスタジアムに入場出来るまでの待機時間を使って遊んで来ました!

高さはそこまで無いですけど楽しめました!

他にも観覧車もあり、上からスタジアムを楽しむことも出来そうだし子供連れのサポーターとかは、今回がナイター開催だったということもあり昼間は遊園地で楽しんで夜にサッカー観戦という遊び方も出来て助かるんじゃないかなと思います!
長崎も新スタが出来てそこにらジップラインも楽しめるみたいなので、開場までの時間でスタジアム上空を滑れたら楽しいだろうなと思いました!



2・3月度振り返り

早いもので3月も終わりを迎えリーグ戦の7試合を消化しました。7試合で3勝3分1敗、かなり良い滑り出しが出来たのではないか、そしてこの1ヶ月間は苦しみながらもしっかり勝ち切るという試合や徐々に下平さんが描く内容も出来つつありチーム全体にも自信が芽生えたのではないかと思います。


開幕2戦は理想と現実と言いますか、どのように攻撃を組み立てて攻めていくか、ボールを動かしながら得点を奪っていくかといった課題に直面していましたし、特に仙台戦では迷いも見られたシーンも多く見られました。


ただ清水戦でここまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュで勝利を掴むとルヴァンカップも含め公式戦4連勝と波に乗ることも出来ました。

下平監督がやりたいサッカーを一番表現出来ていたと思う試合はホーム甲府戦だと思います。甲府側がかなり引いてきたというのもありますが、一度奪われてもすぐ切り替えて即時奪回を目指す、二次攻撃に移れるようにセカンドボールを拾う、特に中盤の底に入る秋野を中心に後ろから相手のギャップを探すための揺さぶりや相手の隙を突いて縦パスを通したり、詰まってきたなと思ったらサイドを変えるといったピッチを大きく使うといったこともこの試合では存分に出来ていたと思います。

攻撃の幅にも厚みが出来ており、初勝利を飾った清水戦では縦に早い攻撃にセットプレー、サイド攻撃の多くの形からゴールを奪いました。山口、愛媛戦では個の形が強く反映された形ですが、愛媛戦の先制点なんかは左サイドで行き詰まったところからのサイドチェンジで逆に振ってクロス攻撃から奪うことも出来ました。甲府戦ではゴール前から固めてきた相手に対して中央から縦パス二本で攻略することも出来て様々なパターンの攻撃が見られてやりたいサッカーが少しずつかもしれませんが多く見られるようになってきているように感じています。

また下平監督は前線は2セット分の戦力があると再三話しており、前半スタート時は翼ファンマ朝陽、後半半分経過した頃から海斗エジガルマルコスという交代パターンが目立っていますよね。前線を総入れ替えすることで相手DFはタイプが全く異なる選手と対峙するのでかなり困惑、苦労すると思います。そして実際に交代選手が活躍してゴールを奪ったという成功経験もあることから前線への信頼というのはかなり厚いと思っています。


ただ僕は中盤に関しては大、マテウス、秋野に頼り過ぎているのかなと感じています。もちろんこの三人のパフォーマンスを見れば頼りたくなる、替えたくない気持ちはほんとに分かります。ただ今節の栃木戦や山口戦などを見るとやはり後半の戦い方にはまだ改善の余地があると思うし、相手の圧力を受けて前進出来てない時間帯もあります。サイドで攻撃の変化は加えられているので体力面や最終ラインを入れ替えられないならばもっと中盤の守備強度を再び上げることを考えても山田陸や義成、そして澤田はインテリオールの部分でもプレー可能ですのでもう少し70~80分あたりから入れ替えても良いんじゃないかなと個人的には思います。


また下平監督が特に突き詰めているのは攻撃よりも守備のこと。やはり昨年の失点数を大幅に改善しないと昇格は無理だということで、印象に残っているのは清水戦後のミーティングで失点したことによ。フォーカスして話していたことです。また甲府戦カウンターから簡単にというか、アダイウトンのスピードを見誤ったことによる簡単な失点をしないことで目標にしている年間35失点を達成すること、そして昨年の攻撃力を発揮出来れば目標は必ず達成出来ると思っているので、特に最終ラインには怪我人が多いとも聞くので頑張って欲しいところです。

このように書いてたら今朝名古屋から育成型期限付き移籍で成瀬選手の加入が決定しました。近年だとレンタルの回数が増えていますけど名古屋でもアンダー世代での代表経歴もあると実績十分な選手であることは確かなので、両SB出来るという強みがありますから、モヨを成長させつつヨネも休ませながらバランスよく起用出来たら嬉しいところですね。そして組み立てに長けて内側を取るのも上手い、クレバーな選手という情報も見れたので長崎に合うんじゃないかなと思います。しかし飯尾が甲府戦で怪我した箇所がかなり長引いてしまうのかなとも受け止めれるので未だ発表は無いですけどしっかり治して戻ってきて欲しいです。


今後(4月)の展望

4月は連戦が続きまくります。
まずは3/30-4/7までアウェイ栃木、ホーム山形、アウェイ熊本。そして1週間挟んで徳島、ルヴァンカップ磐田、横浜FC。この週は全てホームなので移動が少なくていいですね。そこからまた1週間空いて、アウェイ群馬、ホーム秋田、アウェイ大分と続く日程です。
着実に勝利して勝ち点を積み上げていくためのポイントとしてはまずはしっかり自分たちのサッカーを貫くこと、そして先制点はもちろん追加点を奪うこと、追加点を奪うことに関しては今節の栃木戦で重要さが分かったと思います。そして後半は押し込まれる展開が続いた試合が多かったのでベンチワーク中心にどう押し返していくかです。やはり全ては追加点を奪えるかどうかだと思ってて、最終ラインに怪我人が多いのを考えると少しでも楽をさせてあげたいですよね。そのためにも2セット分ある攻撃力を存分に発揮して80分あたりまでに2点差あるいは3点差を付けて試合を決めることが出来る展開に持ち込んでおくのが理想かなと思ってます。

ただそんな理想簡単に出来るわけでもないので選手を入れ替えながら全体的に守備強度を落とさずに前線から圧力を掛け続けることが肝になってくるのかなって考えてます。

清水戦から5試合負け無しでありはするんですけどここ2試合は勝ててないという捉え方をすることも出来るので、次のホーム山形戦をまずはしっかり勝つこと、これを達成することでまた勢いを加速させることに繋がるはずなので水曜ナイターですけどホームでもあるので大声援で選手たちを迎えて上げて下さい!現地行かれるサポさん頼みました!!!


今回も読んで頂きありがとうございました!
次回は群馬戦後の振り返りかつ月間振り返りについて書こうかなと思ってます!それではまた!

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