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今季総まとめ

まず皆さんには謝罪をしなければなりません。
千葉戦振り返りnoteを更新させて頂いた際にこのような文章で最後を締めくくったかと思います。

ユニの発表もまだだからいいよな!

当初は12月上旬に投稿しようと考えていました。ただ大学のレポートやゼミ課題、TOEIC受験などによる様々な妨害が入ってなかなか書くことが出来ていない状況で投稿が遅くなったことをお詫び申し上げます。今更ではありますが書かせて頂きます。


今回はこれらのことについて書いていきます。
一、泣いた試合のこと
一、攻撃について
一、守備について
一、試合運営・取り組みについて
一、移籍について

分析をするというよりかはシーズンを戦ったうえで思ったことを綴っていくという感じです。


感情を揺さぶられた試合

今季の長崎の試合はほんとに大きく感情を揺さぶられたシーズンとなりました。中でも泣いてしまった試合を取り上げさせてください。

千葉戦は言わずもがな勝利したもののプレーオフに進めない、昇格が途絶えた試合だったために涙が溢れてしまいました。この試合はアウェイ千葉戦振り返りnoteに書いてるので割愛させて下さい。

そしてもう一試合泣いた試合はアウェイ熊本戦、今季初勝利を挙げた試合です。この試合に勝つ以前に昨季から続いていた未勝利記録を止めたことに、試合が終わる前から涙が止まりませんでした。やっと止められるという想いを抑え切れず、2-0のATから涙を流したのは反省ですがほんとにあの試合は素晴らしい勝利だったので許して下さい笑
以前フォロワーさんのスペースに聞く側として参加した際に多くの方がこの試合を挙げられていましたね。カリーレ監督の理想を掲げるサッカーを一度捨てて、勝利というものだけを目指した試合でした。逆に言えばこの試合で理想を捨てたサッカーで勝ったことが成功法となったことで、なかなか勝てない試合が続いたときに戦い方に関する議論にまで発展した、今年の良くも悪くも長崎のターニングポイントになった試合なのかなと今振り返れば思います。


長崎の”攻撃”について

今季はシーズンオフに目玉補強として2018年以来の復帰となったファンマを中心に攻撃陣が爆発する試合も例年より多くなり、攻撃のバリエーションにも富んだゴールの奪い方が出来たのかなと個人的には思っています。チーム総得点は70ゴール、一試合平均だと1.6点を叩き出しておりリーグ4位の成績となってます。無得点試合は11試合、1得点は7試合、2得点は10試合、3得点の試合は3試合、4得点試合は5試合、5得点は2試合とシーズンを通して攻撃についてはそこまで退屈することはありませんでした。ファンマの強さを活かしたゴール、そしてサイドを駆け上がっての朝陽やヨネのクロスから中のファンマ、もしくはジョップの高さを活かす、または朝陽や岡野のロングスローからのゴール、セットプレーからのゴールも多く見られました。あと今季はPKによるゴールも増えています。充実はしてますね。

ただその反面、シーズン2/3あたりまでビルドアップに関してはサポーター内でも様々な議論が行われていたのは事実です。中々前線まで地上では運べず引っ掛けてしまうことも多くあり、結局ファンマ目掛けてのロングボール、ヨネや朝陽、澤田、カイオによる強引な突破に助けられたシーンもありました。夏にフォーメーションを4-3-3(4-1-4-1)に変更してからはいくらかボールをスムーズに運べるようになったんじゃないかなと思ってますが、来季もフォーメーションや中盤の人選はそこそこ変わる気配があるのでカリーレにはしっかり落とし込んで欲しい部分ではあります。

そして次に気になったのは得点の内訳です。ファンマは26得点・イエローカード枚数11枚と期待通りの大車輪の活躍をしてくれました。ただし次に来るのが今年の流行語大賞と言っていいでしょう、DFWこと櫛引とヨネなのがまぁ気になっちゃいますね。もともと今年のFWは30代オーバーが3人と10代のジョップの4人とかなり極端過ぎます。朝日がマリノスへ移籍してから20代の選手を一人取った方がいいのではないかと思っていました。ただ後半戦から良い意味で裏切ってくれたのがジョップ。4得点という数字に本人は納得してないとは思いますがこの舞台でしっかり数字を残すことが出来ることを証明してくれました。ただやっぱりファンマに代わるFWと二列目の選手たちで二桁近くゴールを決めてくれる選手が欲しかったなとは思います。


守備について

昨季途中に松田監督からカリーレ監督へと代わり守備時の決まりごとが曖昧になったところから失点数が増え続け、この問題をクロスやセットプレーからの失点が多い、と分析しており今季は高さのあるCB中心に補強を進めてきたのは皆さんご存知ですね。だがしかし今季の失点数は56と芳しくない。シーズン前半は守から攻へとリズムを作り出して耐え抜いたという試合も多かったとは思います。ただ後半戦になって守備は脆さを見せるようになってきましたね。クラブワースト6失点を喫するなどシーズンを通しても無失点試合は11試合、一失点は17試合、複数失点試合は14試合とやっぱり多いですね、確かに高さを補強して防いだ失点もある一方で中の守備組織に原因は詰まってそうですね。

夏に昇格へ向けて選手同士意見を言い合う企画がありましたがその回で鍬先はこのように話していました。”ボールの奪いどころが定まっていない、相手からしたら楽々ゴール前に侵入出来ると思われてる”といった趣旨の発言です。長崎は前からプレスに行き相手のビルドアップをハメにいくのか、それとも自陣に引き込んで奪って攻撃へと移るのか、なんかあまりパッとはしなかったですよね。被シュート数が多いのも守備が曖昧だということに一理ありそうだと思ってます。ヨネの更新があってTAMARIBARも更新されました。そこで玉さんは言ってました。”前からハメに行って欲しい。ボールを奪う守備よりゴールを奪う守備、それ以外は嫌だ”、ジョークも入ってますけどやっぱり前からプレスで圧力掛けて奪ったら速攻にも持ち込める。ただファンマだけが果敢に走り、後ろは着いてこれず交わされ、鍬先やカイオのカードが増えた原因にも繋がっていったのでしょう。高さは揃えた、だけど中の激しさ厳しさが失われてしまったのが目に余るシーズンでした。

守備を立て直すうえで求めたいこととしては、
・前からプレスを掛けるか自陣に引き込むかの徹底
・どこでボールを奪い切るのか(サイドに追い込むのか、それとも即時奪回で中央でも囲いこむのか)
・中央のスペース(アンカーの脇)付かれたときの対応
・PA内での厳しさ、マークの受け渡し
・セルフジャッジをしない
もっと他にもしないといけないことはあるかと思いますけど最低限の決まりごとは決めて欲しいところですね、守備はまだまだ良くなる段階ですね。


運営に関すること

※別に批判ではありません、提案みたいなものです。

今年のSNS運用を見てみると選手とサポーターの距離がグッと縮まるような投稿が多かったですよね。時にはなんか距離感間違ってない?というような投稿も見られましたけどかなり効果的な運用をしていてこちら側からしても馴染みやすい点が多く、新規サポさんにも分かりやすかったと思います。

次に試合運営については今年”スタジアム満員プロジェクト”を年に4回行い、満員とまではいかなかったものの様々なゲスト(MAKIDAIさんとか原宿パラダイスさん)をお呼びして一万人を超えることが達成出来ました。ただしホームゲーム21試合行われた中で観客数が一万人を超えたのはこのプロジェクトを実施した4試合だけというのは頭に置いておかなければなりません。ホーム最終戦でも僅かに届かず、シーズン平均観客数は7,300人ほどだったかと思います。

もっと歓声溢れるスタジアムにしたい、もっともっと長崎の試合を見に来て欲しいというのはクラブ側もサポーター側も思っていることだと思います。来年からホーム試合数は19試合になります。圧倒的な雰囲気のスタジアムを作るためにも半分近くは一万人を超える観客に長崎のサッカーを見せましょう。(上記のことについてはスタジアム満足度調査にて要望として書かせて頂きました。)だからサポーター側ももっと知り合いなどを呼ぶよう心掛けますけど、クラブ側としても難しい部分もあると思うけどもっと実施回数を増やしてもいいのかなと思いますね。


選手の契約更新、移籍について

ここからはtaiseiノートです(笑)

今日時点で契約満了の選手、更新の選手、移籍加入の選手の発表が続々と行われていますが、個人的見解としてはおおむね順調なのかなとは思います。今季の精神的な役割を果たしてきた選手たち、カイオの満了がありましたけど主力級の選手たちは残せていることについては満足しています。

補強ポジションとしてはここ数年必要とされてたSBが挙げられますが、先日5年ぶりに復帰が発表された飯尾選手が右SBが主戦場ながらも秋田では左SBを務めていたので一気に解決することとなりました。
それにしても昨オフにファンマ、今夏に慶太、今オフには飯尾が帰ってくるという嬉しい再会が続いていますけど、やっぱり一度去って行った選手たちがもう一度長崎に帰ってきてくれるのはチームがそれだけ魅力的なチームに成長していることが実感出来る証拠じゃないのかなと思ってます!

続いて秋野とカイオが退団して、なかなかパッとしないボランチも補強候補だと思われます。
ここでは三人の選手を挙げておきます。
一人は昨日ツイートもしたFC東京塚川選手です。
昨夏に川崎からFC東京へと移籍して当初はアンカーやインサイドハーフとして出場機会を掴んでいたものの小泉選手や原川選手の獲得により徐々に序列は下がり、更には新潟から高選手を既に獲得していることからより厳しくなったものと思われます。またIHには松木選手等若手の選手も育ちシーズン終盤はベンチ外も続いており、獲得に動いていても良いのかなと思います。身長は184cm、28歳ということで
ボランチとしては大型なのかなと。川崎に在籍してたことで足元にも期待は出来るので個人的には来てくれたら激アツです。

続いては浦和の柴戸選手です。柴戸選手は今季8試合出場でうち先発は1試合ということでかなり苦しんでいた選手です。浦和は現在クラブW杯を戦っていますが昨夜の試合で出場はありませんでした。来季浦和は新監督の就任が決まっており、新監督の元でレギュラー獲得に燃えるというよりは心機一転して移籍先での活躍を目指す可能性の方が高いのかなと個人的には思っています。あまりプレー映像を見ることは出来ていませんが守備に長けている選手です。うちに守備的ボランチのような選手はいないので獲得しても面白いんじゃないかなと思ってます。

最後の選手は引き続き浦和から平野選手です。柴戸選手同様に今季の出場試合数は8試合ということで多くのチームから声が掛かっていてもおかしくないかなという選手です。クラブW杯の登録メンバーにも入っていないため、柴戸選手より移籍する可能性は高そうです。タイプ的には柴戸選手とは違ってどんどんボールを持ち両サイドにボールを散らしていく攻撃に秀でている選手です。秋野が退団となった今こういう選手も欲しいですよね。もしかしたら水戸で師弟関係だった長谷部監督率いる福岡に移籍するのかなとも思っています。

そして最後にFWも欲しいところ。前述したように都倉が退団しますが元々今季は4人中3人が30代の選手ということで20代の選手をずっと欲しいと思っていました。なのでファンマと競える選手は厳しいのでファンマと途中で入っても二桁近く取れる27,8歳の日本人FWなんか連れて来てくれたらまじで褒めます。

あと個人的な考えではありますが来年長崎スタジアムプロジェクトがいよいよ完成するため、長崎にゆかりのある選手なんか獲得に動いてそうだなと思ってます。


最後に

今年一年間、ぼくのnoteをたくさんのフォロワーさんに読んで頂いて、多くの反応も頂いてほんとにありがとうございました。来年も毎週のように続けていくかは分からないですけど投稿した際には変わらず反応を頂けると嬉しいです。

ほんとにみなさんありがとうございました!!!

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