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熱戦の平日決戦

やっぱり平日アウェイは楽しいものです。
有給使って会社休んだり、授業サボって現地に足を運んだり(⇐これおれです)、何か悪いことをしている感覚があるっていうのはなんか気持ちいいですね。

平日アウェイは基本狂っている人たちが多くいるのでゴール裏の一体感や熱量はいつもよりも上がるものだと思っています。今節はウルトラ長崎さんも駆け付けており、よりパワーが出せたと思います。

フォロワーさんのツイート見てても、長崎ゴール裏よく声出てる!めちゃくちゃ声援聞こえる!などのお褒めの言葉を頂いて現地にいたものとしてとても嬉しかったです!ありがとうございました!



試合振り返り

前半は上手く甲府の2列目へ縦パスを出させない守備が出来ていたと思います。ボール保持率は甲府でしたけどほとんどが最終ラインやボランチが関わってのパスコース探しをしていた印象で、中央からの攻撃はほとんど許していなかったと思います。サイドも奥深くまで進入を許すことはありましたが相手前線に高さが欠けていたのもあり、低いクロス中心でしたがしっかり弾き返すことも出来ていました。前半は甲府対策がハマりにハマってたと思います。


攻撃に関しても立ち上がりから積極的にシュートまで持っていけたシーンも多く、ヨネのヘディングは相手GKを褒めないとですけど何度も脅かす形が出来て主導権も握れてたんじゃないかなと思いますね。

PKを獲得したシーンもマテウスがヨネの上がりを待ちながら絶妙なタイミングであのパスを出せたことが大きかったと思います。大宮戦の2点目を思い出すかのような形だったんじゃないでしょうか。マテウスは持ち運びも上手い、パスも上手い、攻撃に関してはほんとに一流なものを持ってると思います。
ヨネもスピードを落とすことなくボールを受けれてPA内で先に触ることが出来たからPKを誘発することが出来ましたね。


2018年J1時代のアウェイ名古屋戦での慶太のPK。
今と全く変わってなくて、笛が鳴りすぐに走り出し豪快に決める。見方によってはドキドキな人もいると思いますが、これが慶太だなって改めて思わされました。
前節藤枝戦でもゴールを決め二試合連続のゴール。
得点後のゆりかごパフォーマンスも藤枝戦後に誕生した息子へのものでもあり、自身のゴールから出来たのは良かったです、改めて慶太おめでとう!

慶太のインスタから、パフォーマンス時の写真がとてもいいですね!相手ゴール裏側だったということもあり、仕方ないことかなとも思うけどしっかり配慮した文章があるところには頭が下がります。

あとは慶太の怪我が長引かないことを祈るばかり…。

ここで注目したのが今津。
ゆりかごパフォーマンスが終わると全速力で陣地へ戻り、センターサークルで甲府のリスタートをさせないようボールの前に立ち、味方の戻りを待っていました。抜かりなさを感じました。流石ですね。

古巣戦となった今津


手に汗握った後半戦

後半はアクシデントからのスタートとなってしまい、PKを与えてしまったシーンも相手の変化を加えてきた攻撃に惑わされてやられてしまいました。
サイド攻撃からっていうのは変わってませんが、前半はサイド深くまで潜り込んでグラウンダーのクロスが多かった。けどそのシーンはアーリークロスからはじめてと言っていいほどPA内でボールを受けられた形から与えてしまってます。
仕方ないと言えばそれだけですけど一瞬の隙を見逃して貰えなかった、カリーレが言うアラートさが少し足りなかった部分です。


その後は一進一退の攻防が続きます。決定機を与えてしまった数は多かったものの、豪を中心にしっかり守り切ったのはほんとに大きかった。
解説の小椋さんが”前半は甲府の中村選手が最終ライン付近でボールを捌いていたのが後半になってゴール前に侵入出来ているのが甲府のリズムを変えた”と話していて、確かにボランチがしっかりボールに絡み、かつ前に出て行けるのはチームの攻撃が上手く連動出来ていることだなと思いました。
その動きが長崎もカイオやマテウス、鍬先が絡んでいた前半は良い攻撃がやっぱり出来ていました。


一方で小椋さんに”マテウス完全に疲れてますね”と指摘をされているのは少しマネジメントとして残念だなと。試合後、交代枠の件で少し議論になっているフォロワーさんたちもいましたが、交代枠すべて使えとは言わないですけど動きが悪い選手、足が止まりかけている選手は躊躇なく交代して欲しいなっていうのが自論です。慶太の怪我でプランが崩れてより慎重になったのはわかりますが、動けてない選手を穴に使われるよりかはフレッシュな選手を出して、チームバランスを整えたかったですね。今回は大が久しぶりにメンバー入りしていたのもあり、より運動量の面では感じさせられました。


最後のビッグチャンスのシーン、ファンマの切り返した時点で勝負あったなと思ってしまった、まだまだ甘かったなと、痛感しました。ファンマも自分で打ってよかったと思ったけど、松澤へのパスを選択したのもファンマの優しさなのかなと。松澤もふかすことなく枠内へってとこだったんですけど丁寧にいったぶん甘くなったのかなって。二人とも崩れ落ちるシーンがこのチャンス度の高さを物語っていたと思います。

後半猛攻を受けながらもPKによる一失点に抑えて、勝ち点を持ち帰ることが出来たのは良いことです。そして今節もプレーオフ圏内キープで残りの三試合へと向かうことになります。

もうカード貰わないでくれよ
今節もキッレキレ
再三に渡るセーブナイスすぎたぞ


順位表を見て思うこと


今節終わっての順位表

いま長崎がいる6位を目指す山形と群馬が勝ち、岡山と大分は引き分け。更には試合前3位ヴェルディvs5位千葉がヴェルディの逆転勝利という結末になったことから、やっぱり今回の甲府との直接対決は勝ちたかったなと悔しさが蘇る結果となった今節。勝っていれば甲府以下を勝ち点4差に出来ていて、千葉と勝ち点では並ぶものの得失点差で上回れたことを考えると痛い要素がありますが、長崎が最低限のPOに進むことへの条件的には有利ではいます。

POに進むためには簡単に言えるけど実現させるのが一番難しい三連勝することです。おれが考える理想としては、ホーム連戦(徳島・仙台)で連勝を達成して最終節千葉との順位決定戦に持ち込むことがベストだなと。出来るだけホーム最終戦でもある仙台戦でPOを確定させたいところです。
そのためには甲府以下のチームに勝ち点4差を付ける必要があるため、うちは連勝必須かつ甲府や山形が負けることが必要となってきますよね。あくまでおれが考える理想ですがやっぱりホームで確定させたいという思いが皆さんありませんか?そのためにもホーム連戦は連勝が必要条件だと考えます。

次節徳島戦へ向けて

次の徳島戦は慶太が不在だと思われるのでどのような選手を起用してくるのか注目ですね。慶太のようにボールを落ち着かせ散らすことが出来る秋野か、散らすことも出来てセカンドボールを拾いながら縦横無尽に動ける大か、狭い空間でもボールを扱えて相手守備陣を切り裂ける名倉か、サイドで上下動を繰り返しゴールへ向かえる澤田か、誰が出ても良いサッカーが出来るとは思いますがマテウスやカイオとの関係性を少し間違えてしまうと守備に回る時間帯も増えてしまう可能性があることも考慮しなければならないので頭悩ますな〜と思います。

慶太の代わりに誰が起用されようとも目指すものは変わらないのでしっかり戦って勝って欲しいところです。自力でPO掴むためにも勝利が必要なので。
徳島も監督が代わって前監督ほどポゼッションに特化したサッカーでは無いのかなとも思いつつ、大きく変わったとも思ってないのでしっかり前線からパスコースを限定する守備等を行って欲しいです。また、徳島のメンバー自体は決して劣っている訳でもないので油断はしないこと。アウェイでは4-0と快勝しましたけどそのときとメンバーは結構入れ替わってるので前半から二点リード出来たら気持ちの部分で落ち着けるかなと思うので今節同様に先制点を意識して試合に入って欲しいところです。

チームが波に乗っていると断言出来るかは分かりませんがチームの状況は良いと思うのであとは私たちサポーターが声援でしっかり気持ちを届けることが必要ですのでぜひホームで大きな後押しをして欲しいなと思っています。よろしくお願いします!


今回も読んで頂きありがとうございました!
p.s.ヴァンくんいつもより大人しめだったかなと思っています。一緒に遠征してくれたKenさんにAsahiさんありがとうございました!

ヴァンくん焼き美味しかったです!



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