快勝でラストスパートへ

Vファーレン勝利、ヴェルカも千葉ジェッツ相手に開幕連勝スタート、くんちも大盛り上がり、今週の長崎県最高に盛り上がりましたね!

試合後に公式が載せてくれる勝利後の選手たちの笑顔を見れるのはやっぱり嬉しい!

順位が上だから下だからといって楽に勝てる相手、試合なんかひとつもないし、攻撃の形をお互いが共有出来ているのか、守備のやり方も頭の中で理解し実行出来るかで変わってくるし、結局チーム全体がその試合を通じて勝利への道筋が見えていないと勝つことは出来ないんだなと思わされました。

この勝利は9/9群馬戦以来の白星、1ヶ月ぶり。
ちょっと長崎さん待たせすぎじゃないですか?笑
なにはともあれ一先ず勝ってくれて良かった!
みなさん大きな声で、せーの!

ヴィヴィほー!!!!!!


試合振り返り

ここ最近の試合では出場停止やら怪我やらでなにかと誰かが欠けているメンバーとなってたけど、ここに来て個人的に思うベストメンバーが揃いました。
CBに今津が帰ってきてアンカーには前節同様鍬先、マテウスカイオのインサイド、慶太が右サイドの大外に構える4-1-4-1の形が復活しました。そして何より大きいのがヨネの復帰。右手にまだテーピングは巻いてて倒されたときなんかは少し不安になってましたがやはりこの男が戻ってきたのは大きい。この試合でも前半から果敢に左サイドを切り裂くドリブルも見られ左サイドが更に活発になって長崎の左サイドはこうでなくっちゃと改めて感じました。


前回のnoteでも言及させて頂いてましたが、藤枝は前からプレスを掛け続けるスタイルとは変わって、そのスタイルを持ちつつも自陣で構える形も熊本戦から採用してて、前節清水に勝利、その前のヴェルディ、町田には引き分けるという上位を苦しめてきました。


前半から長崎も藤枝もボールを持ちつ持たれつという形から入り、お互いにフィニッシュで終わる積極的な入りだなーって思いながら見てました。

そんな中試合を動かしたのは復活した中村慶太。
右サイドに入っているものの縦横無尽に駆け回りピッチでタクトを振るう慶太が右足を一振り。藤枝選手に当たりコースが変わったボールの軌道に相手GKも為す術なし。チームとして4試合ぶりのゴールを挙げてくれました。復帰後待望のホーム初ゴール!

慶太のゴールを皮切りに長崎・藤枝共にギアが上がったのか長崎はカウンター中心に、藤枝はスタイルでもあるボールを動かし長崎の外国人選手が食い付いてきたところを使った鍬先の両脇のスペースへと入り込み長崎ゴールを脅かしました。


まさに暴力

そんな中で次のゴールを奪ったのは長崎。外国人選手は暴力とよく表現されますが、まさにその暴力のような外国人選手4名で崩したのが2点目。マテウスのインターセプトから始まりカイオのクロスにマルコスが頭で繋ぎ、マテウスの丁寧なクロスにファンマの逆サイドを狙ったヘディング弾。

やんわり思ったんですよ。
”あ、これ、外国人全員絡んでるわwww”って。
まさに外国人選手による暴力、これぞ暴力でした。
このシーン以外にも外国人選手による連携から藤枝ゴールに襲いかかる場面もあったので、前線に並べるのはやっぱり脅威ですよね、相手からすると。
てか今日のマテウス惜しいシーン多かったから一点欲しかったところではあるよね。マルコスもチャンスにはしっかり絡めてるから早くゴールが欲しいところですね。

迎えた後半の立ち上がりはバタバタしてましたね。
2点リードということもあり後ろからしっかり繋ぐ意識はあったものの、藤枝の前線からのプレスで雑になったところもあり、あわや失点というところもポストに救われたりと胸を撫で下ろす場面も多かったかなと。やっぱり大分戦で2点リードから追い付かれて勝ちを逃した試合もあったので幸運だったなと思いました。


流れを持ってきた男

ピンチを凌いでからの怒涛の3連続CK。1度目は変化を付けて鍬先→慶太→マテウスとダイレクトプレーでゴールを狙うも防がれ、続くCKはファンマをフリーにさせた状態のヘディングは相手に防がれました。
三度目の正直となるCKは慶太がストレート系の低いボールを蹴るとごちゃごちゃとなったところから振り向きざまに決めたのは櫛引(笑)。お久しぶりです!って感じの櫛引のゴールはFW顔負けのゴール、あと櫛引が決めたら全体が笑顔になりますよね。チームメイトも笑うしゴール時のサポーターも反応も笑った人が多かったと思います。ていうか櫛引本人も笑っちゃってますよね、櫛引が決めるとチームが和み更にはチームはゴールラッシュというデータもあることから毎試合決めて欲しいものですね。
(ヴェルカ見て思ったけど櫛引と馬場選手似てね?)

さて今週末には4年ぶりに長崎くんちが開催されたということで多くの長崎サポが思ったでしょう。まだまだゴールが足りない、モッテコイモッテコイと。

その期待に応えてくれたのが長崎のエースでした。
後半になるとトランジションの部分が弱くなりスペースが出来てきます。そこを松澤は活かすのが得意なため彼の持ち味が出せるのは長崎の強み。そのドリブルからファンマの2点目。ファンマも敢えて松澤に寄らずに離れた位置で待っていたことも繋がったと思います。この2人息が合うと思うんですよ。距離も近すぎず遠すぎず、関係性が良いですね。大宮戦以来となる松澤ファンマラインでの得点。

快勝ムードとなったのは良いのですがクロス対応に遅れが出てマークも外してしまうという少し集中が切れた失点がある部分もなんか長崎らしいような。

だけどその直後に裏へ抜け出したジョップのシュートからオウンゴールを誘い込みもう決定的。あれはもうジョップの得点でいいですよね。

振り返れば5-1という大差が付き、アウェイでのリベンジも含めてここ最近の鬱憤を晴らすことに成功出来たのは良いことですね。ただ細かい部分を詰め込めばもう少し得点出来ていた気もします。


交代選手の躍動

今節は交代選手たちもしっかりと試合に入ることが出来て流れをグッと引き寄せてたと思います。
最初に入ったのは澤田。やっぱりサイドを駆け上がる姿が似合いますね。熊本県菊陽町の方も応援に来ていたみたいでしっかりとPRすることも出来ていたと思います。サイド駆け上がってのシュートもヨネから受けてのシュートも決めたかったでしょうね。
次に入ったのは松澤と安部ちゃん。松澤は言うまでもなくファンマへのアシスト。このシーンでは安部ちゃんもゴール前に入ってきておりDFを引き付ける役割も見せてくれました。その前でも松澤からパスを受けてPA内侵入してシュートまでとはいかなかったもののアピールは出来ていましたね。
最後に入ったのがジョップと峻希。ジョップは試合を決定付ける5点目を生み出し完全に途中からでもしっかり得点に絡める選手へと成長していますよね。峻希も目立ったプレーは多くなかったですけどしっかり試合を締めてくれる役割を果たしましたね。
こうやって途中出場組が入ってもしっかりと活躍出来たのはそれまでにリードがあってこそでもあると思うので先発組はナイスなお膳立てでしたね。


ちょっと耳に入ってきた小話

これは長崎にとっては良いニュースだと思います。

多分まだ噂話には過ぎないのかなと思うので紹介するのはどうかなって迷ったんですけどもしこの話がほんとならば嬉しいことですよね。長崎からA代表選手が直接生まれるのならば2016年頃韓国A代表に選ばれたイ・ヨンジェ以来になるのかな。直近では長崎からセレッソへ移籍した毎熊がA代表に選ばれて歓喜に包まれてましたが朝陽がフィリピン代表に選ばれるニュースも見てみたいなと思いました。


次節直接対決に向けて

プレーオフ圏内でもある6位に再浮上

千葉の連勝が引き分けにより途絶え、甲府も劇的なゴールからの失点により引き分けとなり長崎は6位に再浮上する週末になりました。ここから2週間空き、勝ち点1差の7位甲府とアウェイで対戦するわけですがここ落とすようでは厳しくなります。今季勝たなければいけない試合が数々ありましたが落としてきた試合の方が多い気がしているので今回こそは落とせません、ていうか全部落とせません。そのための準備期間が今回は2週間あるのでしっかり甲府対策に取り組んで欲しいですね。ウタカや三平のように裏抜けやポストプレー得意な選手いるし、ボランチCB間でボールを受けれる長谷川に飯島など厄介な前線に比べてサイドの選手は運動量多いので気を付けるべき点は多々あります。しっかり分析して欲しいです。
ちなみに次節はヴェルディvs千葉もあるみたいなのでヴェルディがもし勝てば千葉は抜けるし、千葉が勝てばお互いにヴェルディに圧を掛けれるということで長崎はマストで勝たないといけません。

残り試合も4試合となり昇格に対するプレッシャーも選手たちは感じるかもしれませんがその重圧を押しのけないと結局は昇格出来ないのでチーム全体で自信を付けて戦って欲しいなと思っています。次節アウェイ甲府戦は参戦します!金曜日の開催ではありますがその週末を楽しく幸せに過ごせるようにしっかりと勝ちましょう!

今回も読んで頂きありがとうございました!


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