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リーグ戦4分の1を終えて今シーズンの長崎を考えてみる(ほんの少しだけ)

2月末に開幕したJ2もあっという間に4分の1を消化しました。夏にオリンピックがある影響で連戦がちょいちょい挟まれてるから結構早いのかなと思います。

さて、個人的なことですが、転職をしまして職場環境が大きく変わり、4月から大阪に住んでいます。その準備等もありブログはなかなか書いてはいませんでしたが、少しだけ書いて行ければと思います(徳島戦の帰りのこだまで暇を持て余してるからということは言えない)

今シーズン(例のあの人)前監督が突然の退任をされ、どうなる事かと思っていましたが、見事に後任の下平監督がチームをまとめあげており、10試合を終えて1敗しかしておりません。

これは2020年シーズン並の開幕スタート成功といえるでしょう。(2020年は9節まで7勝2分であったが、10節に奇しくも同じ徳島に敗戦で初黒星となった)

そういった意味では今シーズンは例年以上にいい状態を迎えれていると思います。

どう改善されたのか。について詳しくかければいいんでしょうけど、なかなか余裕が無く。去年この時期に書いたブログと同じようにポジションごとで書ければいいかなと思います。

ベンチメンバーが毎試合少し変わっているが直近の布陣

GK

GKのファーストチョイスは誰になるのかと思っていましたが、原田岳選手でした。

これには少し驚き。個人的には京都からやってきた若原選手だと思っていました。

ただ、この10試合で彼がファーストチョイスされる理由も分かってきました。

流石に開幕直後は試合勘や経験値という面でやや不安なところもありましたが、好不調の波が少なく、安定感のあるセーブができること。
セーブもボールをこぼさずにキャッチングできる時は確実にすること(変にボールをとばして相手にこぼれ球を詰められるということが少ない)。
飛び出しの判断も良く、ピンチをしっかり防ぐこと。
ロングフィードの質が良く、安定感のあるビルドアップに貢献していること。
クロス対応も特段問題なく正しい判断を続けていること(ちなみにクロスキャッチ、クロスパンチング率はリーグ2位という好記録です。)

正直ここまでしっかりこなせる選手とは思っていませんでした。凄いぞ原田。

第2GKは若原選手なのですが、本人としては悔しい気持ちももちろんあるでしょう。試合に出るためにレンタルでやってきている訳ですから。

ルヴァンや天皇杯があるのでそこでしっかりアピールすることが出来るか。原田選手の突然のアクシデントがあった場合にしっかり準備できているか。ここに期待がかかります。

富澤選手、ルカ選手は苦しいシーズンとなっていますが、この2人も腐らずに練習でしっかり貢献してもらいたいなと感じています。背番号1が守る姿を一定数の方は望んでいるのです。

栃木でPKを止めた時、彼は完全に長崎の守護神となった

DF

DFに関してはサイドバックとセンターバックに分かれて考えます。


サイドバックは右飯尾、左米田のコンビで開幕から進んでいましたが、飯尾選手の長期離脱が決定。成瀬選手が加入しました。

そして今ファーストチョイスで出ているのは大卒ルーキーのモヨ選手。
荒削りではありますが、攻撃の持ち上がりなどで魅力的に感じるシーンが多くあります。試合を重ねる毎に良くなっているので成長に期待したいところ。

左サイドバックは今年も米田選手のファーストチョイスとなっています。去年と比べるとパフォーマンスにムラがある所は少しだけ気になるところなのですが、むしろ去年は1人で気負いすぎてたかなと感じるところがあったので、のびのびとプレーしてくれればそれでいいのかもしれません。ここから調子を上げてくるでしょう。

成瀬選手や五月田選手、西村選手などがサイドバックの控えになりますが、彼らには特に頑張って欲しいところ。慣れないポジションでのプレーになる選手もいますがきっといい経験になっているはずです。

絶対大化けすること間違いなし


センターバックについては6人いますが、けが人が続き苦しい台所事情になりました。

この中で特に台頭しているのが田中選手。
みなさんも言っているように完全移籍で欲しい選手です(借りパクダメ絶対)

今年ビルドアップをより重視しているサッカーになりましたが、田中選手のパスから攻撃が活性化されるシーンも多いです。特にFWへ向けての縦パスや逆サイドへの前線へのロングフィードの質の高さは1級品であり、見ていて楽しい選手です。

守備が課題と自分では言ってましたが、経験を重ねる毎にタックルのタイミングや距離感を考えたディフェンスなど安定感を増してきました。このまま夏に帰るという最低の事態は避けたいので、レンタル元の柏のセンターバック陣が活躍してくれることを願っております。

コンビを組んでいる回数が多い新井選手も僕の想像以上にショートパスでのビルドアップが上手な選手です。元々定評のあるロングフィードも織り交ぜながらパス交換をしてくれます。守備では高さを活かしてクロスボールを弾き返してくれているので安心して見ることが出来ています。


他昨シーズンの主力である櫛引選手や岡野選手もメンバーに絡んできています。二人とも決して悪い選手じゃないですので、これからアクシデントがあった際にしっかり素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。白井選手やヴァウド選手にも期待が高まります(ヴァウドの場合は外国人選手の枠の関係で出そうにもなかなか難しいところがあるのが心苦しいです)

大活躍。来てくれてありがとう!


MF
中盤3枚とウイングで分けてみます。

中盤3枚は昨シーズンから考えると驚きの3枚になっていますが、実力を考えるとむしろなぜ去年試合に絡めてなかったのか不思議なメンバーです。

やはり監督が変わると求められるプレーも変わるのでこればかりは仕方ないですね。

アンカーの位置には秋野選手がファーストチョイス。再契約してくれて本当にありがたいなと思います。持ち前のビルドアップに絡む姿は、怪我をする前のあのころの秋野選手を思い起こさせます。筆者としては非常に嬉しいものを感じます。あとは得点にも絡んで欲しいなと個人的には思っています。

インサイドハーフ(インテリオール)にはこちらも昨シーズン出番の少なかった加藤選手と、もはや別人の働きを見せているマテウス選手がファーストチョイスです。
加藤選手のバランスを取りながらいて欲しいところにいる良さと、最近ではペナルティエリア内のポケット攻略に絡んでいくことで得点シーンにも多く絡んできています。好不調の波も少ないので本当に見ていて安心出来る頼もしいベテラン選手だなと感じます。

マテウス選手は体重を落としたことにより完全覚醒を果たしました。
スタミナは90分持ち、得点は量産し、アシストもできる。更にはボールキープをしながら前進することができるという超絶的な選手になっています。やはり監督の肉体美を見て自分のことを改善しようという気持ちになったのでしょうか…

それにしても今絶好調なマテウス選手。このままシーズンを通して活躍することが出来れば文句なしでシーズンMVPを狙える存在でしょう。97年組として頑張って欲しいものです。

他サブに入るのは山田選手や #俺たちの澤田崇
になります。山田選手もテンポよく繋いでいく姿は見ていて面白さを感じます。センスでサッカーをしている感じ。
澤田選手はなかなかメンバーに絡むものの試合には出ていないので少し寂しさを感じます。けどいつもの事ならシーズン終盤にはスタメンに返り咲く力を持っていますので、今シーズンも腐らず焦らず準備してくれるでしょう。長崎サポーターは澤田崇のことを愛してますので、楽しみにしています。

他怪我で離脱中の名倉選手、中村選手が復帰してくると更にバリエーションが豊かになってきます。そうなるともはや昇格待ったナシ。早く彼らの復活を見たいものです。

完全覚醒マテウスジェズス

ウイングですが、右のファーストチョイスは増山、左は笠柳になっています。

増山選手の超絶的な走力とドリブル突破は今シーズンはより前の位置で見れているので、非常に頼もしさを感じています。ただもう少し出来ると思っているので(ゴールシーンやアシストももっとできるはず)、今後の活躍に期待したいです。あとロングスローは今シーズンほとんど投げてないと思います。機会があれば見てみたいものですね。

左は今シーズン大ブレイクしている笠柳選手。シーズン最初は堅さも見られていたのですが、ここに来てスタメンに選ばれる理由を自ら証明しています。無理しないけど行く時は行く仕掛け。チャンスメイクをできる技術。そしてシュート。

今シーズンこのプレーを継続出来れば年代別にも返り咲くことでしょう。楽しみです。

控えにはマルコス選手や松澤選手がいます。そもそも2人ともファーストチョイスで申し分のない活躍ができる選手なのですが、サブから登場してくるだけでその安心感や頼もしさ。何かをやってくれるだろうという期待感は凄いです。メンバーの層が厚すぎるんよ。なんで去年昇格しなかったん…???

ウイングは走りまくることから怪我しがちな場所でもあるのでシーズンを通して今のメンバー全員が活躍している姿をみたいですね。今の攻撃は本当に見ていて楽しいです。

一気に大ブレイク


FW

FWはジョップが松本に行きましたが、彼にとっても試合に絡める点ではいい経験になると思います。成長して欲しいです。

そんな中でついに理想であったフアンマとエジガルの2大エースが今シーズン活躍してくれています。本当は本人たちは90分出たい気持ちがあるとは思いますが、それでもチームのために活躍してくれる姿は僕らを嬉しくさせます。

エジガルの位置取りの良さやしっかり納めてくれるキープ力は頼もしいものを感じます。昨シーズンは怪我で苦しんでいただけに今シーズンは見ていて嬉しいです。

昨シーズン得点王のフアンマは、まさかまさかのイエローカードを1枚しか貰わずに5得点。正直後半途中からフアンマが出てこられたら相手からしたらたまったもんじゃありません。
1対1なら絶対に外さんやろっていうこの安心感はもはや絶対的なエースです。フアンマはマジで年々上手くなっています。凄すぎる。

この2人が怪我をせずにコンスタントに得点をあげることが出来れば昇格間違いなしです。
なにか長期離脱が起きてもジョップを戻すことも可能なので、あまり心配はしていません。七牟禮選手もいますので、楽しみなFW陣です。

長崎には
2人のエースがいる


ここまで長崎の選手たちについて現段階での個人的な感想を書いていきました。ここからもちろん上手くいって欲しいのが理想ではありますが、当然勝てなくなってしまうという時期が続く可能性もありえます。その時もしっかり選手たちを後押しできるように、我々サポーターも前向きに応援頑張りたいですね。僕も現地で沢山応援できるように頑張りたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!それではまた次回!!!(次回は未定)

今年はやってくれるはず!


ここまで公式マークがある写真は全てV・ファーレン長崎公式より引用。
引用元 https://www.v-varen.com/fanzone

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