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N-ZAP85使いによるアプデver.2.1.0考察

はじめに

こんにちは。ヴぇるです。ついに、やっと、首を長くして待ち侘びていたアップデートが来ましたね。1ヶ月半スパンでのアップデートということを考えると、ほかのゲームと比べるとかなり短いスパンでやってくれている感じがしますが、このゲームはまだ初期環境で理不尽が多い環境になってしまっているので、1回1回のアプデまでが待ち遠しくなってしまいますよね。
今回のアップデートの個人的な感想としては、「やはり任天堂のゲーム制作陣は優秀」といった感じでしょうか。「不満を持つユーザーの意見にも添いつつ、このゲームの醍醐味である「武器の多様性を守ることをテーマにして行われたアプデだったように思います。このゲームにおいて、この相反する2つの問題のバランスを取りつつ調整するのは、私達には持ち得ない技術を持つ彼らにのみ許される術です。

では具体的に内容を見ていきましょう。

メインウェポン

まずはメインウェポン。基本的にマーカーを引いた部分が環境に影響を与えそうだなと思った内容です。ジェットスイーパー、ノーチラス辺りは現環境ではなかなか見ることの少なかった武器ではあるので、「多様性」の観点から強化された感じがしますね。しかも内容もかなり大きな強化となっているので、使用率は増えるのではないでしょうか。
スクスロはちょっと触るのが遅すぎた感は否めないですが、まあこの弱体化を受けて当然でしょう。しばらく環境に出てこなくていいです。

全体的にみるとメインは中長射程にフォーカスを当てた調整ですね。中長射程はボトル洗濯機あたりが川に捨てられた外来魚のように周りを蹂躙していたので、中長射程で様々な武器が同じようなラインに立つことが出来たのは非常に良いのではないでしょうか。zapからすると少し厳しいですが。

サブウェポン

次はサブウェポン。ラインマーカーは本当にかわいそうなサブだなと思っていました。当てられてもインクに1秒潜れば回復出来るようなダメージしか与えられないのに、ポイントセンサーより敵に当てるのが格段に難しい。ついに任天堂もそのサブを救うために動きましたね。ダメージが35になるのは非常に大きいです。ダメージが5上がるだけで、ポイントセンサーで削った敵をキル出来る確率が「5ダメージ」という数字をあなどれない程に上がります。
塗りの半径2倍も面白いですね。やはりポイントセンサーを当てる難易度と効果量が見合ってなかった点に焦点が当たったことで、当てたらそれなりの効果を発揮するサブに成り上がった印象。「ラインマーカーうま!」と思わず言ってしまう回数も増えるかもしれません。

スペシャルウェポン


そしてスペシャルウエポン。ついに来ましたね、エナジースタンド強化。zapは前回スペシャルポイントの強化が入っているので2連続強化です。ペナアップの効果でエナジースタンドの効果を「打ち消されないようにする」とのことなので、ペナアップの効果を「完全に無効化するわけではない」っていうのが、いわゆるぶっ壊れ性能になるのを防ぐための優秀な調整ですね。ぶっ壊れ性能になってしまうとzapにヘイトが向き、次回のアプデで懲罰弱体化を食らう可能性があるのでこれはとてもありがたいです。
これは明らかに、ペナアップをつけられるような安全な位置から敵に触れる武器(リッターやボトル)に対する「対抗策」として出されています。後でも触れますが、カニタンクが少しだけ弱体化されたことで、これからの長射程に対するメタは「エナスタと今まで通りカニタンクの2トップ」になるでしょう。「長射程をいかに暴れさせすぎないか」はこのゲームの永遠のテーマであるので、それに対して次の環境での答えを出した感じです。
ただ、エナジースタンドは場に影響を与えるスペシャルではなく、自分自身の能力値を上げるスペシャルとなっているので、カニタンクと比べて理不尽感が圧倒的に少ないです。それは裏を返せば、警戒して引くか、有利状況で対面に持ち込めばそこまで難しくなく処理することが出来るということです。つまり、エナジースタンドというスペシャルはその「コンセプト自体が強くない」ので、強化されたとはいえ結局使える人は限られることが予想されます。メガホンやホップソナーやカニタンクのように「〜しておくだけで強い」スペシャルは強化されれば人を選ばず使えるようになりますが、エナジースタンドはそうはいかないのです。
今こそ、現環境でもエナジースタンドを使い続けてきた「経験して来た修羅場が違う」プレイヤー達がその力を見せる時です。

エナジースタンドについて語りすぎてしまったので残りは簡潔に行きます。サメライド、トリプルトルネードの強化は妥当ですよね。トルネードの強化は特にガチエリアやガチヤグラのヤグラ止めに大きな効力を発揮しそうです。
カニタンクはこのぐらいでちょうどいいです。多くの方は不満かもしれませんが、「じゃあミサイルも弱体化された今カニタンク以外で敵の長射程をどう食い止めるの?」ということです。カニタンクは「必要悪」なので、カニタンクはこのままで、カニタンクに対する対抗手段を「多様性」を復活させることによって増やせばいいのです。そうすれば長射程を適度に抑えつつ、短射程武器も今まで以上に動けるようになります。まさにこのゲームの理想形です。今回のアプデはそれがきちんと出来ており、だから最初にも述べた通り「任天堂は優秀」なのです。

スペシャル必要ポイント,ギアパワー

最後にスペシャル必要ポイントとギアパワーです。マーカーで囲った部分を見て頂ければ分かる通り、シャープマーカーと同じ武器種であるようなシューターの多くが強化されていますね。これが先程述べたような「多様性の復活でシャープマーカー(カニタンク)をメタる」調整です。ただ一つ気になるのはマニューバーのスペシャルがカニタンクであるにも関わらず強化されている点ですね。この点だけは今回のコンセプトとズレているのでちょっと納得できません。
もみじスクスロ弱体化は当然ですね。トーピードなげてホップソナー置くだけでXマッチでパワーを上げていた人達は現実を見ることになるでしょう。
ドライブワイパーの弱体化はちょっとよくわかりませんが、おそらくもみじと同じで「遠くから敵に理不尽に圧をかけることができる」トーピード持ちとしての弱体化でしょうか。

ギアパワーではイカニンジャが弱体化されています。僕がいつも言っているのは、シューターのイカニンジャは、本当にうまい人が使う以外は「補助輪」でしかないということです。対面に自信がなくてもその時その時の対面をイカニンジャのおかげで勝てたり、イカニンジャのお陰で甘いイカ移動をキルされなかったりすることはあると思いますが、例えばそのイカニンジャという補助輪を外した時に残るのは、ただの「対面に自信がなくて甘い動きをする人」なのです。
つまり、今回のイカニンジャの弱体化で、本来つけるべきではない武器でイカニンジャをつけていた人達は自分の本当の実力と向き合ういい機会になると思います。
普段着けていない僕からしても、平等な状況での対面が増えるのはとても嬉しいことです。

メッセージ

3になってから追加された任天堂からのメッセージです。上に示した通り、やはり今回のテーマは「多様性の復活による環境武器、長射程メタ」ですね。とても良いアプデだと思います。

最後に

次の環境は、ジムワイパーが環境トップになる可能性が高いです。カニタンクのおかげで隠れていましたが、あの武器の性能はぶっ壊れているので次回のアプデで触られる可能性は高いと思います。しかしあと1ヶ月半はその理不尽に耐えなければいけません。
ただエナスタ強化、シューター強化でそれに対抗する環境は用意してくれたので、なんとか抗っていきましょう。

最後に僕の家にあるアンモナイトの化石を載せておきます。

普段の配信→https://www.openrec.tv/user/rou_nin
zap指導(実績多数)→https://skilltown.jp/mypage/profile/31027

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