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2018.12.26 登り納め。親子ハイク@宝登山

「こうちゃんも山行く!」
1年ぶりくらいに聞いたな。普段は面倒で家族誰もついてこないくせに。
多分クリスマスでテンション上がったんだろう。5歳になったばっかの息子が山についてくる。

楽しめる山行考えて、前日もう一回確認したら
「やっぱ行かない」
とか言い出したので、特急列車とロープウェイをチラつかせ連れ出した。

夏に旅行先の山で家族ハイクしたけど、近場の山に連れて行くのは久しぶり。1年半ぶりくらい。
3歳の頃登ったんだから5歳ならもっといけるだろ。と楽観視。いざ山へ。

レッドアローに乗り秩父へ向かう。最初こそテンション高めだったけど1時間近く電車に乗るうえに、途中からは山しか見えない。飽きてやる気を失いはじめてた。

やっと着いた西武秩父駅。改札を抜けて秩父鉄道へ向かう。
ここまでは車で来たこともある。
息子も「ここ来たことあるね!」って覚えてた。嬉しい。
乗り換えの秩父鉄道"御花畑駅"へ。

そして御花畑駅って周りに花畑無いけど何でこんな名前なんだろ。調べてもよく分からない。

家を出発して2時間強。やっと目的地の長瀞駅。
今日は息子と一緒なのでライトに宝登山ハイキング。しかも下りはロープウェイ。

紅葉シーズンもとっくに終わり、年末とはいえ一般的には平日。全く客がいない。店も閉じている…。

駅前の観光案内所でハイキングおすすめコースマップを貰う。
案内所のおばちゃんは満面の笑みで息子へ「頑張って!」と応援してくれた。しかし人見知りな息子はパパの陰に隠れて警戒。ごめん。おばちゃん。

ハイキングコースと言いつつ、ほぼ砂利道。動物園と頂上施設用の車道のよう。つづら折れの道を登りつつ、たまに見える眺望。長瀞の街並みが気持ちいい。

途中、息子は何回も立ち止まり「疲れた」って言ってたと思ったら、急に「足が折れた」とか言い出す始末。唐突な嘘に笑ってこっちの疲れはいっきに吹っ飛んだ。
しかし、足が折れたとかどこで覚えてきたんだ。

5歳の足でも休み休みで1時間強。最後に砂利道を外れて山道っぽい斜面と階段を登ると山頂エリアに。

ロープウェイ山頂駅もある広場から、さらに歩いて5分程で宝登山山頂。
3組ほどのハイカーがランチ中だった

眺望そっちのけ。予定時刻よりやや遅れたので昼飯の準備。
今日の目的の1つは息子に山で食べるラーメンの美味さを教えることにある。

おにぎりとチキンラーメンでいざ昼食。
勢いよくラーメンかき込む息子

とりあえずはこの顔が見れたので良かった。

食後は眺望をちょっと楽しみつつ動物園に寄ってロープウェイで下山。
下りはサクサク歩いてくれた。


山好きになって欲しいとか、将来子ども連れて登って欲しいとは思わないけど、
「小さい頃、親父と山登って食べたラーメン美味かったなぁ」
くらいは覚えてて欲しい。
その時には「足折れた」とか言わずに日々楽しみながら歩いてて欲しいな。

20年後くらいかな?結婚するか分からんけど、新郎父のスピーチで話してみよう。

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