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Twitterにあげるつもりがどうしても文字数を削れなかったツイート

モービーの暴露本の文庫化を阻止すべくナタリー・ポートマンがジャン・レノを雇うも、サンプリングのクリアランス条件としてモービーに雇われたエイサップ・ロッキーにより消されてしまう。(実際に銃殺したのはチャイルディッシュ・ガンビーノ。)

その後の打ち上げで乱交していたロッキーは履いていたカルヴァン・クラインに手榴弾を仕込まれていたことに気づき、その場に居合わせたNGT48のメンバーに相談。その様子はストーリーで公開され、結果としてKOHHは再びモデルとの情事を公開するハメになり、KAT-TUNは再び減った。

"自由にするまるでパリス・ヒルトン!"

事態を重く見たRCAは火消しを試みるが、会見でなぜかトップがTESTINGの実売数をゲロってしまいロッキーは憤慨。アー ガッデームと言い放ち爆死。それはまるで最初のミックステープを彷彿とさせ、世界中のヒップホップ愛好家は泣きながらClams Casinoの先見性にシャウトアウトし、関西方面ではロングリヴエイサップちゃうんけという声が多く見受けられた。

そんな映画史に残る美しいラストなのだが、エンドロールに自身の名前がクレジットされていないことに腹を立てる人々が多数出没。ここでもキム・カーダシアンがなんとか沈静化させ、とどめにリアーナが怒ったら誰も文句を言わなくなった。(と、クエストラヴが言っている。)

そんな喧騒の最中、タイラー・ザ・クリエイターは山下達郎をサンプリングし、ヴァンパイア・ウィーケンドは細野晴臣をサンプリングし、民放各局では連日連夜日本すごい特集が組まれ、果てには日本の音源には出汁(DASHI)が含まれているから楽曲に深みが出るという専門家の発言がミーム化し日本サンプリングは世界的ブームに。Youは何しに日本へ?ではすべての外国人が「サンプリング」と回答し番組はその旨味(UMAMI)を失い打ち切りに。国内でも日本版ウィキペディアをサンプリングする書籍が流行した。

目に余る日本の勢いを抑制すべく、米国の大統領はハワイ沿岸すべてに壁を建設。年末年始に行き場を失った芸能人は全員メンタルをやられてテレビ文化が終焉。作り過ぎた日本車は国内で溢れ返り、若者はとりあえず高校卒業したらプリウスを購入するくらいになった。ジャン・レノがドラえもんに扮するCMも話題となり、日本車すごい機運がより高まった。(ケンドリック・ラマーも妹に日本車をプレゼントした。)

今日のファーウェイよろしく、日本における米Google社からのテクニカルサポートも止められたが、その頃には日本で誰もスマホを使っていなかった。正確には、増加した自動車と歩きスマホのマッチングによってスマホを所有している人々は往々にしてその消息を絶った。
残された落ち着いた世代が落ち着いて考えてみたら、仕事もプライヴェートも、ガラケーとFAXで十分だった。おかげで安易なコピペは影を潜め、公的文書の偽造も以前の様に簡単には出来なくなった。5Gのおかげでより鮮明なカラーでのFAX送信も実現し、遠隔操作で自宅にいながら会社のデスク上の書類に捺印できる新技術も開発され、まさにシンギュラリティを迎えた日本の未来はつんく♂が思い描いていたよりもずっと彩りに溢れ、明るいものとなった。
しかし、黒塗りは継続した。(ケンドリック・ラマーの広告も黒塗りされた。)

その年、文庫本の売上が電子書籍の売上を上回った。

代官山におっきいブックオフが出来た。

シャチハタの社長が、先に月に行った。

アトランタではトラヴィス・スコットが未だにロッキーに間違われ、RIPされてはブチ切れていた。

アムステルダムでは、KAT-TUN復活ギグにファンが殺到して、死傷者が出たため、とりあえず中丸くんが捕まった。スポーツ紙では"中丸つかまる 亀梨にお咎めなし"の見出しとともに、「以前からヒップホップに造詣の深かったボイスパーカッショニストの中丸メンバーはやはり大麻への云々」と書かれ、シューイチで秀ちゃんは「アイツはクソ」と叩き斬った。NEWS ZEROで櫻井くんは「悔しい...ですよね」と複雑な胸の内を吐露した。新譜のプロモーションで来日していたフライング・ロータスは、「クール。ぜひコラボしたいね。」とコメントした。芸能界には、それぞれの優しさの形がある。


私はKAT-TUNでは中丸くんが一番好きです。
誕生日も同じで親近感もあり、同じ誕生日のビヨンセや小林薫と同様に彼を愛しています。

そして、私はクリーンです。
ありがとうございます。

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