新年が明けてもう一週間以上過ぎていますが、ここで挨拶をしていなかったので言わせてやっといてくだい。明けましておめでとうございます。
まぁ明けたから何かが変わるという訳じゃないんですけどね。それでも年が明ける瞬間は何かあるんじゃないかと毎年思ってしまいます。だから大晦日になるにつれてテンションが上がってソワソワしていき、新年に入るとテンションが一気に降下していくんですが、それを救ってくれるのがお年玉。
大抵の事は金がなんとかしてくれるという教訓を、年を重ねていくうちに大きなものにしていきます。
今回はその大晦日の話を書きたいと思います。

僕の家庭では大晦日に、年上のいとこ二人と弟、年上のいとこ一人で銭湯へ行き、その後いとこの家でガキ使を見ながら蕎麦を食べて、家に帰ってから紅白を見て年をこすのが恒例となっていました。高校生になったんだから彼女と一緒に過ごしたいんですが、生憎相手がいなくてそれは今年も叶う事は無かったんですが、今年は一つ変化がありました。
それは、年上のいとこ（ここからはソーダ君と呼びたいと思います）が一人いなかった事です。
ソーダ君は大学一年生で、広島の方に一人で住んでいます。今年は色々と忙しくてこっちには戻ってこられなかったのです。それが雰囲気を変えてしまったのかと言ったら別にそういう事では無いんですが、年上のもう一人のいとこも来年大学に通うため一人暮らしを始める事を考えると、その場所が心地良いからそこにずっと居座っていると前に進めないなと考えさせられました。
家に戻って紅白をつけると椎名林檎が歌っていて、その後ラジオの特番を聞き始め、もうすぐ年が明けるなと思うとワクワクしてきました。
そんな思いとは裏腹に年はあっさりと明けてしまい、新たな年はがやって来て、ラインには一件友達から新年の挨拶がきていただけで、やっぱり何も変わることはありませんでした。ただ、今年の一年で色々と変えなきゃいけない様な気がして、それが憂鬱な気分にさせてきました。
その時に、こういった気持ちを上手く文章に出来れば良いなと思ったんですが、文にしてみるとそんなたいしたこと無いものに仕上がってしまいました。

お年玉が総額三万程度入ったのが唯一の救い