noteはじめました

令和のはじまりと共に、noteをはじめてみました。
最初のエントリは、その経緯と決意表明とします。

自己紹介

はじめに、簡単に私の経歴を紹介させてください。

◼スペック
・1983年生まれ
・ベンチャー企業をメインに、コーポレートエンジニアとして都内で活動中
・L1〜7まで、良く言えばフルスタック、悪く言えば器用貧乏
・会社のフェーズに合わせて、全体最適や個別最適を考慮しつつ
 システム選定したり、各部と連携しながら課題解決するのが得意
・コードはそこまでバリバリ書けないですがGASは好き
・脱オンプレ、脱Microsoft志向

◼職歴
1.株式会社オービック(8年間)
大学卒業後に上京と共に就職。インフラエンジニア、Webアプリケーションエンジニアとしてそれぞれ数年経験を積んだ後、社内情報システム部門に引き抜かれたことをきっかけに、情シスの道へ。

2.株式会社リブセンス(5年間)
前職とは正反対の、ベンチャー特有の事業や会社の成長・変化のスピードにカルチャーショックを受けながらも、ひとり情シスとして奮闘。情シスの仕事以外にも、コーポレート業務全般のフォローや内部統制まで、何でもやりました。

3.株式会社エス・エム・エス(1年間)
社内システムの企画・運用・導入等を担当。子会社や複数事業を跨いだ全社的なシステム導入の大変さ、ステークホルダーとの合意形成の難しさを経験し、徹底的に考え抜く思考力を鍛えられました。読書や自己研鑽の重要性に気付かされたのもこの頃。1年ほど勤めた頃、知り合いの某ベンチャーの取締役から声がかかり、とても魅力的なフェーズだったので転職を決意。

4.某ベンチャー(現在)
諸々の事情で企業名は伏せますが、都内の某ベンチャーでコーポレートエンジニアとして働いています。
余談ですが、「情シス」や「社内SE」という呼び方があまりしっくりこなくて、最近は「コーポレートエンジニア」や「コーポレートIT」と名乗るようにしています。(どんなシステムだろうが「情報システム」だし、「SE」も漠然とした職種だし、ピンと来ないんですよね。)

なぜnoteを始めようと思ったのか

1.自身のアウトプット
これが一番大きな理由です。
私はどちらかという内向的で自己評価の小さい人間なので、今まであまりアウトプットをする機会も少なく、自分自身のコーポレートエンジニアとしての知識や経験も外部にアピールするような大した物ではないと思っていました。しかし、ここ最近その心境が変わり、「アウトプットの大切さ」と「知見の共有」の重要性を感じるようになってきました。

「アウトプットの大切さ」については、ベストセラーにもなった樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」を読んで頂くのが一番だと思います。

恥ずかしながら、数年前までは仕事の忙しさを理由に、本を読んだり自己研鑽に時間を割くことはほとんどありませんでした。それが、ここ数年で本を読むことの重要性に気付き、読書の習慣が少しずつ身についてきました。
ただやはりインプットの量だけ増やしても知識は定着せず、自身の成長の為にアウトプットが必要だと感じはじめました。また、単純に自分自身のプライベートなノートにアウトプットするのではなく、どうせなら公の場にアウトプットすることで、適度なプレッシャーを自身に与えた方が効果も大きいはず。

今までは「完璧さ」や「エッジさ」を求めるあまりアウトプットに対して腰が引けていましたが、例えそうでなくてもアウトプットすることの大切さを実感させられたのが、「アウトプット大全」でした。
間違っていることや中途半端な内容を書くこともあるかもしれませんが、あまり完璧さには固執せず、とにかくアウトプットして行きたいと思います。

2.コーポレートエンジニアとしての知見やノウハウの共有
先日、他社のコーポレートエンジニアの方々との交流会に参加してきました。また、クックパッドの中野さんが立ち上げた「情シス互助会」と、最近Twitter上で有志の方々が立ち上げた「情シスSlack」の2つのSlackワークスペースに参加させて頂いています。
それらの会に参加して感じたのは、
「今まで大したことないと思っていた自分のノウハウでも、
 実は世の中の役に立てるんじゃないか。」
「同じコーポレートエンジニア間でも、情報格差が大きい。」
ということ。

コーポレートエンジニアという職種は、人の入れ替わりも少なく、コンサバな性質もあるので、以下のような特徴があるように思います。
・壁打ちできる相手が社内にいない
・ソリューションを知っているか知らないかで、結果に大きく差が出る
・Webエンジニアのように、ノウハウやTipsがWeb上に溢れている
 訳ではなく、デファクトスタンダードも定まっていない
 ※会社や事業の特性・フェーズによって要件が大きく異なる

特に社内で壁打ちできる相手が居ないというのは、結構辛いです。
200人くらいまでの規模の会社だと、ひとり情シスも当たり前なのではないでしょうか。バックオフィス部門やプロダクト部門の方が兼務でやっている会社も珍しくありません。そういった未経験の方や、一人で悶々と困っている方に対して、少しでも知見やノウハウを提供できればいいなと思っています。もちろんコーポレートエンジニアとして最前線で活躍している方々からすれば見劣りする内容かもしれませんが、ミドルレイヤーでも困っている人は沢山いるし、その層に対して今の自分でもサポートできるんじゃないかと思った次第です。

3.社外プレゼンスの向上
これはあくまで副次的な目的です。
(そして自身のnoteに価値が出るかどうか次第でもありますが…)
「ひとつの会社に属して生きる」という生き方が変わってきている時代。社内システムのクラウド化がどんどん進み、企業戦略が労働集約から知識集約にシフトした結果、コーポレートエンジニアを社内に何人も抱える必要性も薄れてくるかもしれません。そうなった場合、今の会社に属しながら、他のスタートアップベンチャーの支援をしたり、コーポレートエンジニア間の情報格差を埋める為の活動を積極的に行ったりといった自社外活動の余力も出てくるかもしれません。その時の為にも、会社間の横の繋がりも広げておきたい。

また、転職活動や採用活動をしていて感じるのは、リファラル採用の圧倒的な強さ。誰も知り合いがいない会社に飛び込んでいくリスク、数回の面接ではなかなか見抜けない人を採用するリスク、まだまだネームバリューが無い会社で中途採用に苦戦す現実。そういった物をすべて払拭してくれるのがリファラル採用。採用する側もされる側も、メリットは非常に大きいと思います。社外から求められる人材となるために、顔を広げておくことも大切だなと考えるようになりました。人見知りだし、人前は大の苦手だけれども、登壇なども少しずつできるようになって、コネクションを広げて行きたい。
このnoteも、自身のポートフォリオの様な物になればいいなと思っています。

なぜnoteなのか

「折角アウトプットするなら、媒体は何がいいのか。」
少し前まではコーポレートblogで技術エントリを投稿するのも流行っていましたが、「コンテンツがその会社に属してしまう」というのは何かと不便だし、先述の通り「会社の境を越えて活動して行きたい」というポリシーとも逆行するので、会社とは独立したオープンな場に残しておくことにしました。以下のような要素を考慮して、noteに決めました。

・検索性の高さ&ノイズの少なさ
 (必要としている人に、必要な情報が届くように)
・「いいね」や「フォロー」などの緩いソーシャル機能
 (自身のモチベートのため)
・記事の書きやすさ
・ユーザーの活発さ

技術的なエントリであれば最大手Qiitaでもいいかなと思っていましたが、Qiitaのガイドラインに「プログラムに関係の無い投稿は禁止」と明記されているので、インフラ関連のノンコードな内容を投稿することに抵抗があったのと、エモさ駆り立てられたポエムっぽい物を投稿する可能性もあるので、その辺りに後ろめたさのないnoteにしました。なお、コンテンツの販売等による収益については今のところ考えていません。
※大した内容は無いですが、一応私のQiitaのリンクも貼っておきます


そんな訳で長々と書き連ねてしまいましたが、noteはじめて行きます。
よろしくお願いします。

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