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火星乙女座期・天秤期を振り返る

火星乙女座期(2023/7/10~2023/8/26)
火星天秤座期(2023/8/27~2023/10/11)
は夏の酷暑から、秋の始まりまでの、厳しく移ろっていく時間だったような気がします。
現在火星は蠍座の21度。
明日は蠍座にて新月です。
蠍座期は11/23日までのあと約10日の期間です。
火星蠍座期も残り僅かな日数となり、今から思うと乙女座期の静逸さが懐かしい気がします。

私の乙女座期は、穏やかな内的世界の充実を感じる時間でした。
その時期にはこの穏やかさは、やっと辿りつけた心境だと思えたので、ある種の達成感があり、このままずっと自分で維持していけるものだと思い込んでいた。
地のエレメントが強い私は、地のサインが巡ってくると、自分の世界に浸ってしまい、それでもう十分と自己完結しがちになるという発見があったのは、天秤座期に入ってから。

個人的充足を破ってくるのが、天秤座期らしさなのだろう。
自分の意図とは関係なく、勝手に風が吹いてきて、地の世界で感じ始めていた、私として充足してると感じた世界が、未来に向けて通用するのかと問い質してくるような、事象を引き連れてやってきた。

以前の私なら、その強い風に煽られたり、真っ直ぐ立っているのがシンドク感じたり、携えて行こうと決めた明かりを、その風に吹き消されていたと思う。
今回は、そう来るのか!私の選択をまるで、試しているようだなというような風が吹いてきた。でも何とか自分の選択を手放さず、むしろ自分でもつかみきれていなかった欲求がより、あきらかになった気がする。
あきらかになったからこそ、無理をしないで、本当にやろうと決めたことを、やれる範囲で日々しっかり向き合って行くしかなかったのが、天秤座から今日までの、いまこの毎日を生きるしかなかった、秋の転じていく季節での私の心象だ。

そして私としての、天秤座期の収穫は、二つある。
一つは、乙女座期で感じていた小さな私としての充実を越えていく体験が、天秤座期にはあり、でも小さな私なりの静逸な世界を一度感じられたからこそ、天秤座期に、今までに無い自分の新たな側面、いや側面ではないのだろう、新たな欲求が、確実に見えてきたことにあると思っている。
もう一つは、自分の世界だけに留まって、外からの風を拒んでいては、その欲求は、見えてこないものだったということを、わかったことも大きな収穫と思っている。

吹いてくる風を受けてみる。
抗うことばかりを長年やり続けてきた私としては、風を受けるということが、そのまま蠍座期につながるテーマにもなってきていると思う。

火星蠍座期は、誰しも自分の在り方や、今までの方法を考え直したり、点検するような、惑うことが多い時期なのだろう。

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