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はじめまして

 こんにちは、こんばんわ、おはようございますの人もいるかもしれません。

おはこんばんちわ。wa7er_lemonです。

 今回は、Twitterアカウントもかれこれ2年以上動いておりまして、だいぶ大きくなってきたこと、リアルでもお会いしてくださる方が増えてきたことを踏まえて、改めて自己紹介の方をしていきたいと思います。

 ポーカーが強くなると言う観点ではあまり助力できない内容になると思いますが、ポーカーというゲームの虜になってしまった男の小さな物語として読んでもらえればと思います。もっと読むべき文献は無数にあると思いますので、本当に暇な人だけ読んでくださいね。それでは…↓↓↓↓


第1章 ポーカーとの出逢い

 僕がポーカーに出会ったのは、4年前の4月。当時暇を極めていた僕は、Apple storeで「カードゲーム」と打って検索してました。求めていたのは、シャドウバースやハウスストーンと言ったTCG系で、ひたすら画面下へのスクロールを繰り返し、ひとつひとつアプリを吟味してました。

 しかしスクロールが過ぎたのか、アプリ側は徐々にネタ切れの様子を見せはじめます。なかなかお目当てのアプリに出会えないまま、画面上に現れるアプリは、ババ抜きや大富豪をはじめとしたトランプゲームに代わっていきました。それでも脳死でスクロールを続ける僕。そしてついにすべての始まりの瞬間が訪れます。


    「テキサスホールデムポーカー」


 ほとんどの文字が画面下から上へすり抜けていく中で、この13文字だけは脳裏に色濃く写りました。すぐに画面を逆スクロールし、「テキサスホールデムポーカー」の文字に戻る僕。

 当時の僕は、小さい頃に父親とドローポーカー(ザ日本なポーカー。5枚引いて、いらないやつ交換して勝負するやつ)をやっていたこともあり、「テキサスホールデムポーカー」と言う字面はとてもとてもとても魅力的に写りました。

 すぐにアプリをインストール。プレイ。なにやらよくわからんですが、2枚だけカード配られる。自分の番がくると、なんかコールとかレイズとかフォールドとか書いてある。よくわからんからフォールド押してみる。2枚のトランプ消える。は?うわぁ?なに?んじゃ今度はコール押してみる。みんなコール。なんか3枚だけ出てくる?は?よくわかんね。けど…


   「よくわかんねぇけどおもれぇ!」


 役は知っていましたから、ちょっと遊んでいるとやり方がわかってきました。新しいフィッシュ誕生の瞬間です。いわゆる初心者が陥る「ルースパッシブ」なプレイスタイルに磨きがかかり続けます。こうして、なにも知らない少年Aは、テキサスホールデムポーカーの世界へ足を踏み入れたのでした…


第2章 馬鹿の山と絶望の谷

 ポーカーアプリを入れてから1ヶ月、空きっぽい僕は、アプリ内のプレイマネー破産とともにポーカーへの熱が消えました。同時に、リアルでやらなきゃいけないこと、やりたいことがたくさん合って、ポーカーのことはすっかり忘れてしまいました。

 ところが1年ほどたった3年前の3月、例の疫病の蔓延が本格的になります。同時に、いろんなことができなくなって、部屋でゴロゴロしている時間がめちゃくちゃ増えました。暇になった僕はYouTubeをめちゃくちゃ見るようになり、その中で世界のヨコサワchも見るようになりました。「テキサスホールデムポーカー」の熱が再燃します。

 そして僕はPokerStarsのプレイマネーで1日中ポーカーをするようになりました。ラッキーの繰り返しでコツコツ勝ちを積み重ねていき、約1年半の月日をかけてログインボーナスで受け取った少量のチップを2億まで積み上げました。そしてその頃、poker系のYouTubeチャンネルを通して、どうやらリアルマネーでできるKKPOKERというやつが話題らしいと知ります。

 プレイマネーを積み上げて生まれた自信。リアルマネーで遊べると話題のアプリ。そうです…


      「地獄の始まりです」


 当然ですが、プレイマネーでするポーカーのレベルと、リアルマネーでするポーカーのレベルには雲泥の差があります。

 意気揚々とKKPOKERをダウンロード。アカウントを作り入金。フィッシュがフィールドに解き放たれます。当時の僕の激ヤバポイントは以下の通り。

 1. プレイマネーを通して作られた偽りの自信
 2. 収入貯金ほぼなし(大学生、詳細は後に)
 3. クラブの概念を知らない
 4. BR管理能力なし
 5. ティルトレートアップは常習 etc..

 他にもレーキの概念は知らないし、座学もゼロだし、やべぇ、今書きながらめちゃくちゃ恥ずかしくなってきました…

 兎にも角にも、この化け物みたいなプレイヤーは、当時の4,10fと、ティルト後の40fに出没し、毎日金をばら撒いて去っていく日々を繰り返しました。そして1ヶ月かけて入金と破産を繰り返しながら、家賃とほぼ同じ金額を負けることになります。当時学生で、収入源が週10時間前後のバイトだけ。貯金もお察しの通りほとんどなし。そんな僕にとってこの負けがどれだけ痛いことか、皆様もおわかりいただけるかと思います…

 また、この頃からTwitterアカウントの運用が始まり、界隈の皆様との交流が始まりました。名前はなんとなく好きな果物のスイカ(water melon)とレモン(lemon)を足し合わせて、「water_lemon」。そんで「t」→「7」とか洒落たことして「wa7er_lemon」。なんかうざいですねこの名前。はじめはアイコンスイカとレモンが写ってるフリー素材の画像にしてました。


第3章 引退

 n回目の破産によって累計家賃代を失った僕は、気がつくとまた諭吉を握りしめて最寄りのセブン銀行の前に立っていました。慣れた手つきで入金代行サービスに送金、不死鳥が如くBRが蘇ります。(n+1)回目の入金を行った僕ですが、この時の僕はとても小さな、しかし今振り返ると最も重要な成長を遂げていました。

 「これも破産したら、ポーカーはやめよう」

 ありがたいことに、破産を繰り返しても尚、僕の理性は健在でした。「いやもう家賃代失ってるんだから異常だろもう入金せずに引退しろよ!」って言いたくなるかもしれませんが、この理性を保てていただけでも御の字だと思います。

 お部屋に戻って布団にIN!ぽちぽちプレー!結果はもちろん破産!ぽぴん和歌集!

 こうしてあっけなく引退試合を終えた僕は、アプリをそっと閉じ、ポーカーは「見る専」として触れていく方向に切り替えました。

 ヨコサワ、じぇいそる、マサキング、しゅんポーカー、ポーカの沼、NYブラフチャンネル、カケルのポーカーch、その他海外ポーカーのプレー動画などなど、Youtubeを通してポーカーに触れることで満足する日々を過ごし始めるのでした。

 ここまでの話を時間軸でまとめると以下のようになります。

 19/4 テキサスホールデムポーカーに出逢う
 20/3- 21/8   Starsのプレーマネーで2億
 21/6 Twitterアカウント運用開始
 21/9-10 KKでほぼ家賃代+諭吉を失う。引退


第4章 反撃の狼煙

 相対的な大金を失ったことが理由かはわかりませんが、この頃の記憶は曖昧です。確かなのは、2021年末までは一切KKへの入金をしなかったこと、YouTubeのポーカーchを見まくっていたこと、そして何よりポーカーが好きだったこと、このあたりでしょうか。

 この頃の僕はGTOなんてものは知らなくて、均衡解的なアプローチからポーカーを勉強するということは全くありませんでした。しかしYouTubeでいろんな人のプレーを見ながら、ここでこのアクション、このベットサイズなのは何故だろうと考えるようになりました。そしてそれを繰り返すうちに、ごくごく稀にベットサイズがぴったり当たるという現象が起こるようになりました。また謎に自信が生まれてきた少年A。1度は引退を決意した身でしたが、しっかりとルールを決めて守れればまたポーカーできるのでは?と思い立ちました。

 そして2022年の元旦。年が明けたからという意味不明な理由と共に復活を試みました。入金。
しかし少年A今回は違います。以下のようなルールを作りました。

 ①最低レートで戦う
 ②月に1万円しか入れない

 素晴らしいルールです。ええ。素晴らしい。と、当時は思ってました。このルールは守れていました。しかしこのルールを守っても、私のBRは以下2つの魔物によって再び死滅することになります。

 魔物① ティルト
 魔物② AOF

 こいつら…強い…そして…おれ…弱い…

 それでも、YouTubeで自分なりのポーカーを構築したお陰か、最初の2週間は4fでコツコツ勝ちを積み重ねることができていました。これを繰り返せれば、そして、魔物対策ができれば…

 そんな僕に、Twitter上で救世主が現れます。KIRIYAさんです。

 当時KIRIYAさんはBRを破産させないための考え方として、BRがレートに対して20〜30BIある状態を保つという知識をつぶやいており、それをみた僕はこれをルールに組み込むことにしました。また、KIRIYAさんだけではなく、様々な界隈の先輩方が有益な情報、戦略をつぶやいていて、Twitterはいつしか僕を正しいポーカープレイヤーへと導いてくれる指南書になっていました。

 必ず勝ってやる。同卓するプレイヤーにも。ポーカーに潜む魔物にも。そして、己自身にも。

 希望が見えてきた少年Aは、すぐさまノートに向かってマイルールを書き始めました。


第5章 はじめての出金

 2022年2月。密に練ったBR管理ルールを手に、本当の引退をかけた闘いが始まりました。

【ルール】
 ①BRチャレンジは、FLASHのみで行う
 ②20BIが保てるレートに座る
 ③もちろんBIが保てないならレートを下げる
 ④AOFはやらない
 ⑤1日300handまで
 ⑥累計100bb負けたらその日はプレー中止

 僕は本気でした。何度も破産を繰り返したあの日々が本当に悔しくて恥ずかしくて、意地でも勝ち切ってやろうと必死でした。ルールは忠実に守りました。そして毎日修行する想いで、KKの画面と睨めっこしてました。

 そして…

 BRチャレンジ開始から2ヶ月後の2022年4月。$30から始まったBRは、ついに$200を突破しました。$200達成は本当に本当に本当に嬉しくて、1人画面の前で「よっしゃ!」って小さく叫んだのを今でも覚えています。

 そして同時に、どっと疲れが込み上げてきました。このままのBRでポーカーを続けたら集中力が切れてしまう…。そう感じた僕は、はじめての出金に向かいました。

 口座情報を伝えて送金。空っぽになったBRは少し寂しかったですが、口座にお金が振り込まれてニンマリ。こうして僕は負けのほぼ半分を取り返すことができたのでした。


第6章 ポーカープレイヤー「wa7er_lemon」

 はじめての出金を境に、僕は自分の感情とうまく向き合いながらポーカーを続けることができるようになりました。しかし、大きすぎるBRに耐える術は身につかず、少額の入金→$200出金を繰り返すのがやっとでした。

 複数回のBRチャレンジを経て、少年Aはついに負け額を取り戻しプラ転。そこからもコツコツ勝ちを積み重ねていきました。

 2023年4月からはGGPOKERもスタート。現在は、GGとKKの両サイトでBRチャレンジを続けています。

 また、2023年3月には、Twitterアカウント名が「ぷりけつ」に変更。これには訳があって、「wa7er_lemon」という名前が「読みにくい、呼びにくい、印象に残りにくい」ゴミコンボだったので、新たな名前を募集したところ、ふんわりさんの案で命名されました。「ぷりけつ」まだ恥ずかしくないです。まだね。

 それといつからかは覚えてませんが、「ぷりけつ」と命名される前からアイコンは「お文具さん」でした。なんかキャッチーなアイコンにしたいなって思って、好きなキャラクターのお文具さんにしたというのが理由です。かわいいでしょ?

 そして去年の年末からアミューズデビュー!チップじゃらじゃらトランプペチペチ楽しいです。

 今年からは、アミューズやら、界隈の飲みやらでリアルでお会いしてくださる方も増えてきて、本当に楽しい毎日を送らせていただいております。ありがとうございます。


第7章 最後に

 はじめてテキサスホールデムポーカーをプレーしてから4年。本格的にプレーを始めてから2年弱。本当に楽しくて、苦しくて、充実した日々でした。ポーカーに出逢えてよかった。界隈に馴染めてよかった。みんなと繋がれてよかった。

 僕がポーカーをやめることは恐らくないでしょう。中学生の頃からゲーセンの競馬のメダルゲームをやっていたようなギャン中です。やめられるはずがありません。

 最後に。

 ここまで読んでくださりありがとうございました。退屈な文章だったかと思います。

 Twitter上でもリアルでもふざけてばっかでガキみたいな僕ですが、ここまで支えてくださり、仲良くしてくださった皆々様に感謝申し上げます。そしてこれからも、よろしくお願いします。

 皆様のポーカー人生に幸あれ!GL!


                wa7er_lemon



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