最後の人工授精(4回目)を終える ⑩
低温期11日目 卵胞は?
会社抜け出し午後16時の診察。平日の午後はさすがに少ないです。
さっさと採血、内診。ここまで30分。いつもは1時間半くらいかかるのでありがたい限りです。
さて、今日の内診は初対面の女医さん、穏やかな感じです。
「スコープ入りますね~、内膜4ミリ(内膜の厚さ)、右(卵子の大きさ)13 12 8 9 ミリ、左9ミリです」
えっ低温期11日目で内膜4ミリ!?
低温期でこの時期なら、内膜の厚さは(生理開始から12~14日目頃)通常10ミリ以上と言われているのでびっくりです。
クロミッドを7週期連続飲んでるから薄くなったのかも↓
しかもまた、詰まり気味の右卵管側が育っています。今回は「初の凍結精子」と「最後の人工授精」予定なので、テンションがいまいち上がりません。
そんな中、診察室に呼ばれたところ
『E2が86しか出てません(排卵期になると卵胞1個あたり200pg/ml前後)、今週期はまだ卵が育ってないですね~。
来週、もう一回卵子の状態を見て人工授精のタイミング決めましょう。今日はフォリスチム(排卵誘発剤)を打ってくださいね』
はー。とりあえずお尻に注射して会社に戻ります。本日のお会計は4010円。
低温期15日目 卵胞が成長してない
結局、卵子は成長したのか、不安になりつつ病院へやってきました。昨日から普段出ない伸びおりが出ていて、そろそろ排卵かと期待しています。
いつも通りの、採血→内診→診察のコースです。
採血中は看護師さんより「いつもより育ちが遅いから、旦那さんが単身赴任になったストレスかもですね」と励まされます。
ところが、内診ではさらに驚きの事実を告げられます。
先生「実は血液検査で、前回よりE2が下がってるんですよ~
排卵前後かもしれないので、もう一つ検査項目追加しますね。今の時点で、内膜9ミリ、 右卵子がが14、13、 9ミリで、左が9ミリです」
えーっ!というか排卵したのかも分かりません。しばらくして診察室に呼ばれます。
先生「E2もほとんど変動無いし、卵胞も14センチ前後から変わってないんだよね。LHが7.4(黄体刺激作用があり、妊娠を維持するホルモン、排卵期:2.9~51.3 mIU/ml)排卵後かもしれません」
もしかしたら排卵前の可能性もあるから、とりあえず今日はフォリスチム打って四日後にまた見せて下さい』
全然、分かりませんが、とりあえず医師の指示に従います。
本日のお会計3780円なり。
低温期19日目 卵胞育った!
結論から言うと、卵胞はまだ成長遅いが、E2と内膜数値は上がりました。前回、全然成長してなく排卵済み?との疑惑ありましたが、良かったです。
内診後、医師より「内膜12ミリ、 右16 13 9 左 5 6 11ですね。血液検査ではE2 384ですので、卵子が育ってきてますね」
このままだと明後日くらいに排卵かもとのことで、第4回目の人工授精決定しました!!初めての凍結精子使用予定。
本日はフォリスチム打って明後日までのんびりするように指示されます。本日のお会計は3480円。
低温期20日目 最後の人工授精
今回は凍結精子使用でかつ、最後の人工授精。凍結精子の解凍に20分かかるとのことで、受付後に待合室で待機します。
解凍後の凍結精子の運動率は87%、凍結前は89%。
看護師さんより『良い状態ですね~』しかし、ここからが苦難の連続でした。
いざ、人工授精となるものの、先生が機械を入れ膣を広げようとカチャカチャ、カチャカチャ、ずっと機械音がしてるだけで膣内に入ってきません。
カチャカチャカチャカチャ。痛いし、怖いしで不安になる私・・・。
私「入りにくいですか?」
先生「なんかね~角度とかちょっとした問題なんだけど、入りにくいです」
しばらくかちゃかちゃしていると、副院長の登場です。
副院長「ごめんなさいね~オシッコのため具合とかでも変わるんですよね~子宮少し引っ張るね」
えっ子宮を引っ張る?!どうやって?なんて思う間も無く、ズーンと何か痛い感じがしました。
副院長「はい、今入りました~排卵はたぶん明日だからね」
今日はHCGは打たずに終了しました。もし次に生理来たら体外受精準備でピルを服用するように、内服薬をもらって買えるように言われます。
本日のお会計は10500円(人工授精、HCG無し)
高温期13日目 最後の人工授精もリセット
朝からお腹痛く、体温も35.51度とガタッと下がってました。これは生理がくるのだなと私でも分かります。
結局、リセットしました。しかもこの日は、次に備えて体外受精説明会を予約してました。上手いタイミングです。
次の生理来たら、ピルで卵巣を一ヶ月休めて受診するように指示があるので、診察の予約を取ります。
サポートは不要ですよ!他の誰かに使ってみてください。少し幸福な気持ちになります。親切は脳に効く。