衿の角度と衿の合わせ方で印象が変わります。

衿がピシッときまれば、着こなしてる感がぐーんとアップするんですよね。
襦袢を着る時に気をつけて、TPOを考えながら衿の角度を決めます。

衿の角度の違いわかりますか？
無地の着物は、お茶のお稽古の時の衿の角度です。
しっかり衿を首のくぼみのところで合わせ、きちんと感を出しています。

グレーの小紋の着物は、日本酒の会に参加した時の衿合わせです。
ゆったりと、ちょっと抜け感というか、着慣れた感が出るような衿合わせで、首のくぼみのやや下あたりで衿を合わせています。

どちらが正しいとか、かならずこうしなければいけないとかではなく着こなしは、その人らしさがでるので、お好みの衿の角度をさぐりながら、
お着物を着ていただけたら、
楽しいと思いますよ。

#着物 #装い #着方 #和美装 #三浦京染店