新しいボードゲーム会の2回目開催に参加しました
先週末は今年から参加することになりましたボードゲーム会の2回目開催に参加しました。遊んだタイトルは以下のものです。
セイバーネイクの森
インサイダー
クリプティッド(持参)
サイズ:大鎌戦役
西フランク王国の建築家(持参)
エボリューション
1.セイバーネイクの森
前回のゲームマーケットでアークライトがイチオシしていた軽量ゲームです。非常に分かりやすく、駆け引きもあり、パズル要素もある秀作だと思います。
選択したタイルに付属するアイテムの中にスタートプレイヤーの権利があるのですが、これは無くても良いかなと思います。また4マス*4マスの中でタイルを置くのが「枯山水」を思い出しました。
内容と比べると得点計算が少しやりにくいですが、程よいリプレイ性があって分かりやすいのでボードゲーム会のオープナーとして理想的ではないでしょうか。
2.インサイダー
答えを知っているマスターに対して、「はい」、「いいえ」で回答できる質問を制限時間内に当てるパートと、正解後にマスター以外の誰が答えを知りながら参加しているインサイダーかを当てるパートに分かれている意欲作です。
答えを当てる時間が掛かるとインサイダーを当てる話し合いの時間も伸びるのでインサイダーとしては、早めに正解に導きたいところですが、積極的に動きすぎるとインサイダーと疑われてしまいます。
以前から気になったタイトルでしたが、正体隠匿ゲームがひたすらに苦手なため、手を出していませんでした。実際に遊んだ感じでは、非常に面白いシステムだと思いますが、ゲーム中に他のプレイヤーにあまり与えたくない、受けたくない感情が見えるのが、やはり苦手みたいです。
3.クリプティッド
こちらは他のボードゲーム会で何度も持参しているお気に入りのゲームです。各参加者に与えられたヒントに共通する場所を特定します。
自分の持っているヒントを察知されないように他プレイヤーの持っているヒントを特定して全員のヒントが当てはまるマスを特定します。
今回はゲームに参加せずにインストとプレイヤーからの質問、置いている場所の判定が正しいか確認する役割で参加しました。
自分のヒントを明かさないようにするだけでなく、候補は絞り込めたなどの他プレイヤーにプレッシャーをかけるブラフが飛び交うのも見ていて面白いと思いました。
疲れてしまうので1日に何度も遊べるゲームではないですが、オススメのボードゲームです。
4.サイズ:大鎌戦役
前回のゲームマーケットでもアークライトブースで一番最初に売り切れていたのが、こちらの拡張セットというくらいに一部で熱烈な支持を受けているゲームです。
今回はボードゲーム会に参加された方の1人に持ってきていただき、遊ばせていただきました。ルールの把握に時間は掛かりますが、割と整理されているので数ラウンドターンを流せば把握できると思います。
驚いた1点目はコンポーネントの美しさです。7年前のゲームですがダブルレイヤーのプレイボードを採用しています。またメックと呼ばれる兵器のフィギュアがウォーハンマー40Kを思い出すクオリティです。コンポーネントの美しさで定評のあるStonemaier Gamesといえば納得です。
2点目は民族特性と国策特性を自由に組み合わせることによるリプレイ性を表現していることです。これは最近遊んだゲームですと、「テラミスティカ革新の時代」が同じ仕組みにしていましたので先進的だと思います。資源を元手に国力を伸ばす感じが心地よく、初見は国力を上げることに一生懸命になりすぎて、1人を独走させてしまいました。
戦争をモチーフにしたエリアマジョリティーですので、好き嫌いはあると思いますが、ミニチュアゲームが好きな方も楽しめるのではないでしょうか。帰宅後にSteam版を購入したので、練習して次回臨みたいと思います。
5.西フランク王国の建築家
こちらは別のボードゲーム会で一番評判の高い中量級のゲームですので、満を持して持ち込みました。ワーカープレイスメントとしてはルールが簡単な割にインタラクションが高く、幅広い勝ち筋が魅力のゲームです。
ゲーム終了条件が成立してから1ターンの行動ができるため、自分から終わらせて一気に点差を縮めての勝利展開が多い傾向にあります。
6.エボリューション
環境に適応した強力な生物種を生み出し、種の繁栄を目指していくゲームです。サイズや個体数を大きくするのですが、餌が少なくなると個体数が少なくなり、やがて絶滅してしまいます。この辺りは種の栄枯盛衰がうまく表現されています。
カードを重ねて生き物を組み合わせる辺りは最近遊んだ「フォレストシャッフル」にも見られた表現です。欲を言えば、もう少し視覚的にどんな生物になっているか表現される工夫があるとインパクトがあったと思いました。箱も中箱サイズでスペースの制約はないと思うのでキメラのような奇獣が生まれても面白いのではないかと思いました。
今回もインストの役割と遊ぶ役割を両方楽しむことができました。前回は導入ということでボードゲームの魅力を伝えるものを選んで持ち込みましたが、そればかりですと自身がつまらなくなってしまうため、早くも2回目から自分の趣味を全開にしてみました。次回は少し日が空いてしまいそうなのでゲームマーケット2024春の新作を持ち込みたいと考えています。
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