見出し画像

生活圏と行政区分は一致しない

先日下記の様な記事を書きました。

これに関連して、実際に住んでいる人の生活圏でも同様のことが発生している、という例のご紹介です。
ちょっと極端な例ですが、ボクが田舎に住んでいた時のことを紹介しましょう。

買い物するならショッピングセンターのある豊岡市か福知山市の二択

中学生ぐらいの頃、兵庫県出石郡但東町(当時。現在は豊岡市但東町)に住んでいました。

(この地図だとまったくわからないのですが、縮尺を変えて見て頂ければともいます。)

そこからだと、服とか電気製品とかちょっと買い物をしようと思えば、ショッピングセンターのある豊岡市内まで出かける必要がありました。

もしくは福知山市に出かけます。

実は豊岡市と福知山市は
・兵庫県豊岡市
・京都府福知山市
ということで都道府県という視点では別の県(府)なのです。

どちらへも車での移動時間は福知山のほうが若干かかりますが、さほど変わりません。当時は福知山ファミリーという商業施設とさとうの福知山店が隣接してショッピングセンターが連なっており、いろんなお店を回って買い物する楽しさもあったので、福知山のほうが魅力的に見えたものです。

首都圏では沿線に影響する

都心では車を持たずに電車移動メインの人も少なくないでしょう。

例えばボクのように東急田園都市線沿線に住んでいると、ショッピングセンター的なところへ電車でお買い物に行こうと思えば、青葉台駅とか「東急百貨店」もあるたまプラーザ駅(いずれも横浜市青葉区)、「髙島屋」もある二子玉川駅東京都世田谷区)に行きやすいです。
あざみ野に住んでいれば、横浜市営地下鉄でセンター北駅センター南駅(いずれも横浜市都筑区)なんかもおすすめです。
溝の口駅川崎市高津区)には「ノクティ」や「マルイ」もありますね。

一方、子連れで出かける場所としては、宮崎台駅の「電車とバスの博物館」(川崎市宮前区)がありますし、大きな公園に行くのであれば長津田駅で乗り換えてこどもの国線のこどもの国駅(横浜市青葉区)で降りた「こどもの国」がオススメです。

横浜市青葉区内在住であれば、区役所・税務署・郵便局は市が尾駅横浜市青葉区)にあります。

このように、大きく横浜市青葉区、川崎市宮前区、川崎市高津区、東京都世田谷区、横浜市都筑区と市単位で言えば3つ、区単位でいえば5つの行政区分をまたがって生活しているわけです。

そのように考えていると、地域名でメディアやブログを運営した場合、そこだけの情報だけではなく、そこに住む人たちの生活圏を想定して、少しちょっと離れたところのレビューを書いても喜ばれるのではないでしょうか。
(実際にそうしているメディアやブログも少なく無いと思います)

自分自身がそこに住んでいて、どこに行くかを想像してみると良いでしょう。
そして、地域情報メディアは行政区分の壁を取ったときに、少し拡がりを見せるのでは無いかと思っています。




読んでくださり、ありがとうございます。