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6、1人のプロとしてどうありたいか? #医療業界のブランド人

所属している、医療系オンラインサロン #MIラボ が主催した、(株)スタートトウデイ 田端信太郎さんの講演会に参加する前の様子の写真です。

8月より、知り合いの全くいない場所やコミュニティに参加するようになりました。もちろんこれまでの知り合い・友人らとのつながりももちろんですが、自分の思考を一新したいという気持ちから。

今回も、異業種のプロビジネスマンがみた医療業界ってどうゆうふうにみえているんだろう、そんなことを知りたくて参加しました。

結論からいうと、やはりタイトル通り「1人のプロとしてどうありたいか?」そこを考え、設定することからなのだと。田端さんのお話は常にこの軸から全くぶれないお話しだったと思いますね。
非常に面白かったのは、”流しの美容師”が増えている事例など、ビジネスの潮流をわかりやすく例えてくださったこと。固定域から流動稼働域を広げニーズに応答してゆく。

続いて、特に印象的だったのは、60名弱の参加者から出た質問の数々。
・法に縛られる医療業界。リーガルに触れずに情報発信するコツなどあるのか?
・医師と患者、直接SNSでつながるべきなのか?
・地方病院の”ブランド力”を上げるためには何が必要?
・予防分野でのスタートアップ、特にエンターテイメント的な発信についてどんな印象を持っているか?
・世間で有名な医師、業界内で実力がある医師との発信力の違い、どう捉えればよい? など。

その中でも、《地方病院の”ブランド力”を上げるためには何が必要?》の解答では、

病院とはそもそも名前ではなく、働く医療人の力量に寄るのだから、やはり1人1人のブランド力が必要では?そもそも、個人としてどんな医療を提供したいのか、そのためにどう自分があるべきなのか?を問うことから始まるのでは。メンバーのコンセンサスを集約し、それを中心に発信することが大事
ブランド力とは、手段でしかありません。

これはまさにご指摘通りだなと思いました。確かに、医療も介護も、あまり人の顔がみえないまま就職するケースがほとんど。ワークショップ?コンセンサス?など、この業界では聞き慣れない言葉は敬遠されることもしばしば。
だからこそ、場にいるメンバーそれぞれがまずきちんと問いをもち、試行錯誤してゆく。そして今この時代で、その様子も合わせて発信する姿は、より共感を得られてゆくのだと思います。

この指摘は改めて、今後の福祉環境の設計にも役立ちそうです。

さて、新しいコミュニティに属すると、当然ながら新しい人、思考に出会えることが出来、私としてもとても実りある時間になりました。

最後に、MIラボの方々の感想を引用させてもらいますね。

藤岡聡子
株式会社ReDo 代表取締役/福祉環境設計士
info(@)redo.co.jp
http://redo.co.jp/

私、藤岡聡子については、下記記事を読んでみてください。
・灯台もと暮らし
【子育てと仕事を学ぶ #1 】藤岡聡子「いろんなことを手放すと、生死と向き合う勇気と覚悟がわいてきた
月刊ソトコト 巻頭インタビュー
・soar
「私、生ききった!」と思える場所を作りたかった。多世代で暮らしの知恵を学び合う豊島区の「長崎二丁目家庭科室」

おまけに:
読み物:人の流れを再構築する、小さな実践について|藤岡聡子
人の流れはどのようにして新しく、懐かしく再構築できるのだろうか?その大きな問いに対して、小さな実践を綴っているマガジンもあります(本音たっぷりで書いています。)