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つながるカレー、折り紙、屋台コーヒー。活動が持続している”気持ちの良い”理由とは。

先日、たまたま前を通りかかった、近くにいた、そんななんでもないことがきっかけで、カレーを振る舞われました。どうやら話を聞くと、大学の教授たちらしい。
あれ、こんなこと前にあったなあと思い返すと、あった、あった。思いがけなくスッと薔薇のおりがみをもらったこともあって、聞くと、彼は普段薬剤師をしてると。屋台を引いている人から、いい香りのするコーヒーをもらって飲んだこともある。それも、全部無料で、「思いがけなく振舞われ」た。屋台を引くその人たちは、医師だというんです。

例に挙げている人たちは差し出すそれについて、対価を求めません。いわゆる通常の経済行動とは全く違うのです。
だからなのか、あの時誰々と食べただとか、その空間や、その前後で話した会話が呼び起こされ、妙にその時に感じた印象や香り、もらったものを眺める時の特別感が増すようにも思うんです。

こうした誰かに「思いがけなく振舞う」活動を見聞きし体験するうちに、そもそもこんな活動が持続しているのには、何か共通点があるんじゃないか?あまり教科書的なものではなくて、少し私も主観も入れた、その共通点を深堀っていきたいなと思い立ちました。

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