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さて、前編ではワコムでペンのメカ部分を開発されているY.Mさんに、ワコムとの出会いや、入社の決め手、入ってみての率直な感想などをお聞きしました。実際に入ってみると、「ワコムは道具屋として技術への想いが強い」と実感することが多くあったそうです。

後編となる今回は、Y.Mさんがお仕事で大切にされていることや、休日の過ごし方などをお聞きしていきます。ワコムを車に例えると…？といったテーマにもお答えいただきました。

採用取材班：Y.Mさんがお仕事をする上で一番大切にしていることを教えてください。

Y.M：“一番”大切にしていることですか。そうですね、まず第一に考えなければいけないなと思っているのは、「このペンをお客さまが使った時にどう考えるか」ということです。結局、ペンを使うのは工場の人でもワコムの人でもなく、お客さまであるユーザーの皆さんです。設計から立ち上げフォローに至るまで、全ての側面でお客さまであるユーザーの皆さんの目線を大事にしています。例えばクリックするときの荷重は適切かどうか、サイドスイッチを押したときに書きづらくないかなど…。

採用取材班：なるほど。

Y.M：もちろん、細かい部分で仕事上大切にしている所というのは他にも沢山あります。例えば規則に則って作るとか、製造上きちんと出来上がるように作るとか…。でも一番大切な部分はどこかと聞かれると、やはりそれはお客さまであるユーザーの方がどう感じるか、というところだと思います。

採用取材班：Y.Mさんとお話していると、メカやペンを使うユーザーの皆さんへの想いが強いなと感じます。もともとそういった部分はお好きだったのでしょうか。

Y.M：そうですね。電気などの目に見えないものよりも、目に見えるものがパズルのように組み上がっていくメカ的なプロセスが凄く好きなのだと思います。例えば、以前から車に興味があるのですが、車って物凄く複雑な機構を持っているんです。とても細かい設計をされた歯車がそれぞれの役割を持って、一つの大きな車として機能している。そのような部分への興味は以前からあり、自分で色々調べたりしていました。

採用取材班：なるほど。ワコムで働かれている方は研究熱心な方が多いと思っていますが、Y.Mさんもそうだなとお話をしていて感じます。

Y.M：そうですか（笑）。たしかに、研究熱心な方は多いですね。新たな技術を作っていくには、既存の技術研究に加えて新しいものをどんどん取り入れながら、試行錯誤を繰り返す必要があるので。研究熱心である方が楽しく仕事できるのかなと思います。

採用取材班：ところで、Y.Mさんは休日はどのようにお過ごしになっていますか？

Y.M：休日は趣味で絵を描いたり、車をカスタムしたりしています。

採用取材班：どんな絵を描かれるのですか？

Y.M：はい。僕は車に興味があるので、車の絵を描いたりしています。人物画は実は苦手なんです…（笑）人物画のように移り変わっていく一瞬を切り取るよりも、車のように無機質でどっしりと変わらずそこにあるものを描いていくのが好きなのだと思います。

採用取材班：そんなY.Mさんが、ワコムを車に例えると…？

Y.M：おもしろい質問ですね（笑）私のイメージでは、ワコムはトラックだと思います。

採用取材班：おぉ！トラックはどういったイメージでしょうか。

Y.M：ワコムのブランド製品だけを見ると、恐らくスーパーカーなんですよね。カッコよくて、みんなが憧れて、ものすごいスピードが出るような。しかし、ワコム全体を考えると、実はトップクリエイター向けの製品だけではない。電子サインの端末や教育やビジネスユースなどなど、ものすごく幅広いユーザーを支えているんです。プロもアマも日常生活も、色んなものを積んでお客さまに届けているという意味で、ワコムはトラックかなと思いました。あと、きちんと時間通りに届ける、というイメージもあります！お客さまが求めているものに対してきちんと正確なものを出すという部分が重なるかなと、思いました。

採用取材班：なるほど、とてもよくわかります！ワコムはプロ向けの製品として知られていますが実は人々の生活のあらゆる側面を支えているのですよね…！

最後に、Y.Mさんから皆様に、メッセージをお願いいたします！

採用取材班：本日はありがとうございました！！

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◎Y.Mさんのインタビュー前編はこちら！

◎【ワコムで働く】メンバーインタビューVol.1
「自分の周りの人が幸せであってほしい」

＜文：採用取材班＞