サービスを作るときに気をつけていること

新規の開発は難しい
新規事業の立ち上げはなかなか難しいものです。事業として成功する約束なんてどこにもないですし、何よりも具体的なものがないので議論がふわふわしがちです。

それに、様々な既存のサービスに引きずられ、○○っぽくというような考え方にもなりがち。そんなときに、新規事業の立ち上げ時に考えておくとよいことをまとめてみました。

新サービス立ち上げ時のポイント3点
このチームで新しくサービスを立ち上げる際に、以下の3点を気をつけるようにしています。

・短期間で立ち上げる
・決めすぎない
・ユーザーにやってほしいことを明確にする

それでは1つずつ詳しく説明していきます。

短期間で立ち上げる

どうしても議論だけだと内容がふわふわしてしまい、具体的なサービスのイメージがつきません。ワイヤーがひいてあったとしても、人によっては解釈が異なったりして同じことについて話しているつもりでも全然別のことを話していたなんてこともよくあります。

そのため、まずは議論の土台にするためにも荒くていいので動いているモノが立ち上がっていることが必須です。立ち上がっているモノさえあれば、具体的な改善や方向性などを見直すことができるからです。

また、この時点では出来る限り事業化の都合は入っていないほうがサービスとしての方向性がブレずに、よりサービスとしての精度を高めることができます。

決めすぎない

新しく立ち上げるときには、決めなければいけないことが沢山あります。最終的には全て理由のある意思決定が必要とはなるのですが、サービスとして立ち上がったあとに整合性をとらなければいけない部分もたくさんあります。

そのため、どう考えても立ち上げ時では決めきれない部分は沢山でてきます。そういうときに考えすぎて手が止まってしまうことが一番のリスクなので、決められないものは後で決めるくらいのスタンスで取り組んだほうが良いです。

また、細かい仕様(validationのルールなど)はある程度開発を担当している側で適当に決めてしまい(厳しめにしておくとよい)実際に触る段階でだんだんとゆるくしていくくらいがスムーズにプロジェクトが進みます。

ユーザーにやってほしいことを明確にする

ニーズがあるものを作るのは前提ですが、サービス開発側としてユーザーにとってほしい行動を明確にしておくことが大事です。それぞれの機能に運営側の意思が入れることが、そのままサービスとしての大きな方向性になってきます。

なんとなく他もつけている機能だからだったり、ユーザーが欲しそうだからというふわっとした理由で機能が増え続けることは様々な弊害をもたらしますし、本質的な機能開発がすすみません。そのため、意図を明確にしたうえで最小限の機能開発に絞るというのが重要なポイントかなと思っています。

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