自分の専門分野を外の人から踏み入られたときに考えること

最近だとJavaとJavaScriptの件や、コンサルの件など話題になっていましたが似たようなことはずっと昔から繰り広げられている議論。

たしかにその分野を専門とする以上は反射的に食いつきたくなってしまような内容ではある。しかしこういった件を見るたびにただ敵視をするだけでなく改めて自身を見直すきっかけにしていくべきだ。

Web系のプログラマーであればJavaScriptとJavaの違いをなんども間違えられてその度に指摘してきただろう。オーストリアとオーストラリアくらい違う、ポーランドとポートランドくらい違うのような言い方で僕も言ったことはある。

けれど、やっぱりそれはこの仕事をしているからこそわかる話であって、職種による当たり前は大きく違ってきている。例えのレベルを下げて言うと、会社を回す上で必須な業務であるバックオフィスの仕事における当たり前をどこまで知っているのか?常時読めるようになっているべき就業規則を理解して勤務にあたっているか?損益とキャッシュフローの違いを理解しているか?などである。

対立構造の問題

こういった議論になるとわかりやすい対立構造が生まれる。プログラマー vs 技術への理解がない人といった構造だ。たしかにこれはわかりやすく、古くからよく例に出される対立構造ではある。しかしながら本質的には何も価値がないもので、社内でこの構造が生まれてしまうことはビジネスの足をひっぱること以外何者でもない。

当然、なんらかの議論すべき点がありその点について深く議論をすることは大事だ。ただそこに対して相手を敵と捉えることは不要で、2つの一見異なる意見であってもビジネスとしてのその時点の最適解を見つけることが最優先されるべきである。

自分の専門分野を外の人から踏み入られたとき

たしかに自身の仕事を軽んじられたりすることはあるだろう。これは相手の知識量や認識の問題であり、自分自身が踏み込むことができない領域だから言われた側の責任ではない(ただ、経営者という立場であれば会社の行動指針などに基づくものなので一概に影響の外ということはできないが)

そうなったときこそ自身を見直すよい機会だ。私自身はこういった事象をみると、以下の2点を見直すようにしている。

・相手に間違いをわかりやすく正しく説明することができるか?
・自分も同レベルの解像度で他の仕事を理解したつもりになっていないか?

この2つを常に見直し、アップデートし続けていないと自身のスコープのみでただ怒っているだけのような人になってしまう。書きながら思い出したけど、割と昔にはやったバカの壁なんかもそんな内容だったような。

組織で働くという選択をした以上、相互理解は避けて通ることのできない道だ。敵を作るより自身のアップデートを心がける方が本質的な資産となっていく。

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