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オンライン化が進むなかで、無になる恐怖

新型コロナ感染拡大予防のために、私が勤める会社は早くから在宅勤務を推奨。今では、ゴールデンウィーク明けまで、原則在宅勤務になっている(いつまで続くかほんと見えないけれど…)。

普段から自宅作業でも問題ない仕事ではあるので、在宅勤務に移行しやすかったというのはあるだろう。もちろん、会社の人が音声チャットやらツールとかいろいろ整えてくれたおかげではあるが!感謝!

コロナでいろいろと状況が変わる前から自宅作業できる状況だったものの、「家ではPCを開きたくない」という私は、基本会社に出勤してこれまでやってきた(普通)。
どうしても終わらないな…というときは、早く切り上げて、家で仕事することも当然ある。

むしろ会社に行っても「今日も人少ないな〜(みんな自宅作業か。。)」なんて思いながら、仕事をしていた。
だから、コロナのため在宅勤務になったところで、そこまで変わらないんじゃないかと思っていた。

「だって、そもそもコミュニケーションなんてそんなにあった?」そう思っていた。

オンラインでは何倍ものコミュニケーションが必須

これまた当たり前だけど、オンラインでのやりとりは対面のコミュニケーションに比べてかなり気を遣う必要がある。

テレビ会議やmtgは便利だし顔も見えるけど、微秒なラグとかイヤフォンつけ続けるのとか、画面越しだと想像以上に疲れるしストレスになる。

在宅勤務になった最初の頃は、

「通勤電車乗らなくていいの最高〜」
「仕事終わってすぐ夜ごはん食べれるの最高〜」
「朝ギリギリまで寝れるの最高〜」

わりとよかった、快適と思っていたのに…。

特にメールやスラックでのやりとり、話せばすぐなのに…ということもあるので、ラリーは増える。
(音声チャットツールも導入してもらったものの、正直まだあまり使いこなせていない…)

スタンプ様様!あなたがいてくれて本当によかった

LINEがそもそもそんなに得意じゃない。仕事でも、メールやチャットでだらだら打ってから「いや、長いか…」と考え直して(いろいろ考えすぎて)、結局極端にさらっとした言葉を送ってしまったり、それじゃ伝わんないかなと心配になったり…(思えば編集が苦手なんじゃないか…致命的)。

言葉は放った瞬間にどう受け取られるか、それは相手次第だから、仕方ないのだけれど。

会社のやりとりでも雑談ベースでも、日々チャットが飛び交う。
そんなとき、サクッと返せない私…。今日も家でひとり、何通見送ったことだろうか。

そこであらためて身に染みたのである。

「顔文字ってほんと偉大!スタンプ様様!」だと。

花*花の「あ〜!よかった」が脳内で流れ出すレベルで、本当によかった。テキストベースの返事がすぐできなくても、スタンプでリアクションできる。

でも、スレッドに気づかず数時間経ってから、「あ…この話題めっちゃわかる!話したい!」と思っても「もう遅いか…やめよう」と、なけなしのスタンプをそっとクリックするときもある。
→いや、レスすべし!

対面のコミュにけーションがなくなった分、リアクションも、レスも、返さないと、どんどんどんどん無くなってしまうような感覚。取り残されていくような感覚(わかるでしょうか…?)。
私、このまま消えてっちゃうんじゃない?っていう感覚(極端)。
近頃ひしひしと感じている。

オンラインでは何倍ものコミュニケーションが必要で。スタンプももちろん良いけど、やっぱりちゃんと言葉にして伝えていきたいな、とも思うのです。

苦手とか言ってらんない!伝える力を鍛えていく…

まあ、どんなことにも良いところ、そうじゃないところもある。

「会って話せばわかる」がそうそう簡単なことではなくなってきた。
(電話からメールに変わったときも、そんな気持ちになった人はいたのかな…?)

仕事においては特に。
どう伝えるかが、そこをもっと力をつけていかないといけないのかもしれない。

コロナの前から無かったと思っていたコミュニケーション。少なからずあったのだろう。というか、どうせ会って話せばいいしと、私自身がコミュニケーションをとることをサボっていたのだ。

当たり前がそうじゃなくなってから気づくことばかり。本当に失う前になんとかしなきゃ。

会社に所属していても、人単位。より個が考えて行動していかないと、、焦る必要はないけれど…。

先のことはわからないから心配だし不安、でも、そう怖がってばかりいられないのも事実。

このタイミングで、失われるものもたくさんあるなか、いろんな事業とか開発、企画もたくさんうまれていて。

時代は変わる。地球は回る。私は?

変わらないでいるために変わる…!
(結局いつもThe Birthdayの「Buddy」のこの言葉に尽きる…!)

頭ではわかっているんだけど、、投げやらずに向き合わないと。ちゃんと言葉にして伝えていかないと

初めは時間がかかるかもしれない、でも少しずつトレーニングしていこう。

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