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インクブロット図版のような楽しみ

予定より2倍描き込みが増えてしまった。いつ描き止めるか、判断がつかないまますすめてしまうことが度々ある。もっと余白があっても良かったかもしれない。けれどこういう構図は描き始める前にはイメージすることは出来なかった。結果がどうあれ、このイメージが別の作品に活かせるかもしれない。

    • 座面

      廃材を見つけて家に持ち帰った。今は3枚を並行して制作している。 この材はもともと椅子の座面用に気取られたものだ。4枚頂いてそれぞれに絵を印す。残りの2枚は後に仕上げよう… ーーー 絵を描くことは生活の上ではそれほど重要なことではない。それは思考を巡らす時に付随して行う作業なのだ。必要なとき、思いつくだけ作業をする。 同じ作業を続けていくとかえって世界は狭くなる。明日は久々に映画を観よう。街まで行けば人にも会える。何かアイデアも浮かぶかもしれない…

      • 粘土で塑像した。文様を描いた。 この部屋は8畳だから、あと20体ばかり似たようなものを作ればこの空間の制権は彼らが握ることになるだろう。文様付塑像の存在感はこれほど小さくてもずいぶん大きい。 しばらくはこの一体のみと過ごそう。

        • 絵画の制作

          栗の板絵 …栗材に水性ペンの斂態画 周密な木目に興着してペンを走描。3日目で終筆。 着画のメディウムとして既に廃れている板絵であるが、歛態線の下地から浮かび上がる木目がこの画を揺調していて画材適性は好ましく感じた。しかしそう永く保たずに朽ちるのだろう。鮮鋭なイメージを与えることも多持ち続けることも無いだろうが、画材自体が変化する環境に合わせて変容していくことを想像するに… ペンの臉態というイメージを読み取らせない描法と協調する様式だと想う。

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