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【Excel】RangeとCellsは100回打って覚えなさい(速読VBA単語Program3-1)

Program3から本格的にVBA単語を練習します。

ところで、VBAの基本単語に「Range(レンジ)」という予約語があります。このProgram3-1で詳しく説明しますが、Rangeを説明するときに、「レンジと読むので間違えて renge と入力してしまうことがありますので注意しましょうね」と解説することがあります。

しかし、rangeごときの超基本・超重要単語を間違えるようでは、VBAは絶対に習得できません。練習不足にも程があります。「ランゲ」と覚えてもいいし、つづりを声に出して繰り返してもいいし、英単語帳に100回書いても構いませんので、少なくともここで紹介する基本単語は目と指が覚えるまで練習をしましょう。

また、VBEは親切なので、コードを入力している途中に下のようなヒントが表示されますが、簡単な予約語はこんなものに頼ってはいけません。こんなものを見なくても絶対に間違えない!!という気持ちで覚えましょう。

目次

1.プロシージャ名
2.MsgBox
(1)メッセージボックスを表示しよう
(2)プログラムをテストするときはご注意を!
3.Range
4.Value
5.ClearとClearContents
6.Cells
(1)セル全部
(2)1つのセルを指定する
7.MsgBox,Range,Cellsを使った式
(1)値をメッセージボックスに表示
(2)コピー貼り付け
(3)四則演算をしてから代入
(4)一括代入
8.Sheets
(1)シート全部
(2)1枚のシートを指定する
(3)シートの中のセル範囲を指定する
(4)アクティブシート
9.Name
10.Worksheets[類義語]
11.Select
12.章末テスト(長文読解問題)

Program3-1の最終目標

このプログラムで覚える英単語は目次にある10個だけです。目次の最後にある長文読解の問題文をここに示します。

Sub VBA3_1()
    Sheets(1).Cells.Clear
    Sheets(1).Range("A1:B3") = 2000
    Sheets(3).Select
    Sheets(1).Range("1:2").ClearContents
    Sheets(1).Range("A1").Value = Sheets(1).Range("B3").Value + 5
    Sheets(2).Name = Sheets(1).Cells(1, 1) & "年売上"
    Sheets(3).Cells(10, 5).Select
    MsgBox Sheets(2).Name & "は" & Sheets(1).Cells(3, 1) & "万円です。"
End Sub

VBAに慣れている人が見ると、いかにもVBAを勉強し始めた初心者が書いたようなコードですが、初心者にとっては10行のコードをすらすら書くだけでも大変です。Program3-1を習得するとこのようなコードを読んだり書いたりすることができるようになります。

お寺の写経のように、上のコードを何回も繰り返し入力しながら、意味を理解することで、VBAを身体で覚えることができます。5分以内で入力できれば合格です。

注意事項

「速読VBA単語」は、文法を完全に無視して、難易度順に単語練習をするだけでExcelVBAを習得しようという「邪道」な企画です。本講座は、極めて強い副作用があり安全上注意が必要です。この説明書は本講座を正しく受講するための説明文書です。受講する前に必ずお読みください。

無料ゾーンご案内

速読VBA単語Program1-1, Program1-2, Program2-1は無料で公開しております。ぜひご覧ください。
https://note.mu/waenavi/n/nab58e0b16ecd

また、WordやExcel(マクロ以外)の記事はすべて無料で公開しております。
https://note.mu/waenavi/n/nfc3ff98822cc


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