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XBOX Series Sを買ってからすっかりPCでゲームをしなくなった

今年2023年4月にXBOX Series Sを買いました。楽天で「箱不良品」といういわくつきの35,000円という値段でした。中身はもちろん新品です。

もともとRTX3070Tiを積んだゲーミングPCでゲームをしていたのですが、謎のリブートを繰り返すようになり、使用を断念。ゲームパスばっかり遊んでいたので、以前から気になっていたXBOXのSを買いました。

XBOXのSeriesには現在XとSの2ラインナップがあります。XがハイエンドでPS5と肩を並べるぐらいのスペック。4Kで120Hzガンガンに遊ぶぜ!な人向け。

ボクはAPEXやフォートナイト系の3D/FPSはしないので、HDで60Hz出れば十分かなという感じでした。100Hz以上欲しいゲーム(たまに動きの激しい3Dゲームも遊ぶので)はゲーミングPCを使えばいいしと思って。

話は逸れますが、謎のリブートを繰り返していたゲーミングPCはWin10をクリーンインストール→Win11へアップデートし、BIOSの設定を変更してから極めて安定しています。多分ですが、BIOSでIntelのTurbo Boostを切ったからのような気がしています。

というのも通常使用だと2日でも3日でも問題なく動いていたPCが、3Dゲームを起動した途端にリブートしていたのですよ。CPUかGPUに高負荷がかかったら電源かメモリが不安定になってリブートする、そんな気がしていました。

nVIDIAのコンパネ類は入れず(ドライバーは入れた)、CPUはノーマル運転で問題ないのでオーバークロックはしない設定にしたら半年経った今もリブートすることなく、安定してゲームもできています。

さて、ゲーミングPCが復活したので、XBOXいらなかったかも・・・と思ったのですが、意外や意外、XBOXばかりで遊んでいます。

2021年の夏に買ったゲーミングPCですが3070Ti、メモリ32GB、i7/9700なので今でも全然問題ありません。


その理由はひとつ。「Quick Resumeが便利すぎる」です。

Quick Resumeとは

一時保存の機能です。ポイントはゲーム内セーブではなく、本体側で状態をセーブしてくれる点。

スマホのRPGゲームなどではゲーム内セーブとは関係なく、いつでも止められる「中断」機能がありますよね。あれです。

そのメリットは
・ゲーム内のセーブポイントへ行く必要がないのですぐに中断できる。
・前回中断したところからすぐに始められる。
・他のゲームに簡単に切り替えられる。

では、XBOXを人生で初めて買って大満足している自分が、その魅力を語っていきます。スペックには触れません。大事なのは「普通にゲームが楽しめるかどうか」です。

起動が速い!

XBOXでは「電源オフ」の状態でも完全なシャットダウンではなく、Winで言うハイバネーションのような感じらしいのですが、この状態からでも起動はめちゃくちゃ速いです。

コントローラのXBOXボタンを押すと起動が始まり、

10秒ほどで画面が出てきます。めちゃくちゃ速いです。

ここからゲームを選択すると数秒で起動します。この時画面右上に「Quick Resume」が出ていますが、これが中断状態からの復帰を示します。

今遊んでいる「Quantum Break」はゴリゴリの3D探索/シューティングゲームなのですが、2-3秒で前回中断したところから遊べるようになります。

もう、「ゲームの起動画面/ローディング画面を見なくていい」だけで、XBOXを買う価値があります。ライセンスの関係などがあるのでしょうが、最近のゲームって起動してから、ユーザーが操作できるまで1-2分待たされることも少なくないですよね。

じっくり腰を据えて数時間遊ぶような人だと気にならないのかもしれませんが、ボクは休憩時間、スキマ時間に「ちょっと遊んで、すぐに離脱」というタイプなので、すぐに操作できて、15-30分遊んで、そこで中断というスマホゲームみたいな機能が実装されてるXBOXが最高なんです。

ゲーム中に「他のゲームやろ」と思ったら、再びXBOXボタンを押し、XBOXのメニュー画面を出します。

最近ゲームパスでデイワン配信された二ノ国IIを遊んでいるのですが、これもQuick Resume起動して

すぐに遊ぶことができます。

たまにQuick Resumeが失敗することもあるので、可能なら念のためゲーム内のセーブポイントでセーブしてから終了するようにはしています。

ヘビー級タイトルに疲れたら、軽めのゲームに切り替えて

ちょっと息抜きなんてこともできます。SもPS5に近いスペックを持ちながら、使い勝手はまさにスマホ感覚。

終了も簡単。XBOXボタンを長押しにすると終了選択画面が出るので、「本体の電源を切る」を選択するだけです。

感覚的にはNintendo Switchのような「本体を気軽に起動、終了」という速さながら、ゲームの切り替えはSwitchを上回る、スマホのようなスピード感。

4K/FHDで60Hz出ていれば問題ないゲームが多いので、PCでゲームをほとんど起動しなくなりました。

むしろ「PC版XBOXゲームパスにQuick Resume機能くれ・・・」とマイクロソフトに切にお願いしたいです。

ゲームパスは洋ゲーが多いのでそれが苦手な人にはPS4/5のサブスクの方がいいと思うのですが、サブスクだからこそ「遊んでみた」、そして名作だったというゲームに出会えます。

今年遊んだ中では「Ori」とか「HOA」、「PLANET OF LANA」など。夢中でやりこんで、いずれもクリアしました。

もちろん通常のタイトルも購入できます。今年だとキムタク主演の「JUDGE EYES」のXBOX版を購入し、Series Sで遊んでクリアしました。こちらもQuick Resume対応なので、気軽に切り替えながら遊んでいました。

ただ、ゲームパスでない通常のタイトルはQuick Resumeに失敗する頻度が若干高いように感じました。その度に最初のゲーム起動画面から見ないといけないので苦痛でした。XBOXの問題ではなく、ゲーム会社の問題です。ほんと、映画並みに待たされる起動画面の長さはなんとかしてほしい。

今年の大型タイトル、例えばForspokenとかホグワーツとかもXBOX版が販売されているので、ウィッシュリストに乗せておいて、セールの時に買うというスタイルはSteamと変わりません。

Steamを起動すること(というか、PCでゲームを起動すること自体)がめっきり減りました。

3Dシューティングで「200Hz以上出すんだ!」という人以外であれば、3.5万ぐらいで買えるSeries Sはまじでおすすめです。今年のベストバイかもしれません。


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