モテ力とは感動させる弱さの吐露である(喫茶店にて3)

モテ力とは感動させる弱さの吐露である。
喫茶店で本読みながら隣の席のなおちゃんとみきちゃんの会話聞いてたら、なおちゃん「あたしの脳けっこう便利かも。いいこと覚えてるけど嫌なことすぐ忘れんもん(笑)」みきちゃん「えー、あたしなんかいいこともわるいこともぜんぶ忘れちゃーう(笑)」って言ってて、「みきちゃんの方がモテそうやな。でも、なんで僕はそう思うんやろ?二人ともまったく知らん子やし顔も見てへん(目は本に集中👀✨)にも関わらず」ということを考えた結果導き出された答え(笑)
なおちゃんの方がしっかりしてて気遣いできるけど、みきちゃんの方が自分勝手で感動させるしモテそう。


みきちゃんは他にも「こないだバレンタインでチョコ作ってんやんかー。ほんで余ったん冷凍してたし食べよ思てチンしてん。600Wで1分な!ほんなら白い煙がもくもくもくーって出てきてぴーぴーぴーって報知器鳴り始めてさー」って言ってて、僕を爆笑とともに感動させたのでした(どっちもポーカーフェースで覆い隠しましたが)
一方で、「でも、チョコ自体はむっちゃ上手くできてたやん?1年に1回しかやらへんことであんなん作れるなんて、ほんまみきちゃんって器用よなー」と度肝を抜かれる角度から即座に褒めを繰り出したなおちゃんの方にも、一定の評価が与えられてしかるべきではないかと思います。


結論。
モテ力とは感動させる弱さの吐露である。
モテる人は自分と相手を卑下することなくナチュラルに優位に立つ。というか、座らせてもらう。
なおちゃんの方がしっかりしてて気遣いできるけど、みきちゃんの方が自分勝手で感動させるしモテそう。
みきちゃんをモテの椅子に座らせているのは、実はなおちゃんの方である。
みきちゃんの方がモテそうやけど、なおちゃんの方がいい結婚しそう。


野生動物の保護にご協力をお願いします!当方、のらです。